透析患者のお金事情
実際の透析治療費はいくらかかる⁉︎
透析が必要になると聞いたとき、真っ先に頭に浮かんだのは「お金、大丈夫なのか?」という不安でした。透析は一生続く治療。週に何回も通院が必要で、医療費も高そうなイメージがあります。実際透析治療では、月40万以上かかると言われています。正直、最初は「生活できるのか?」とかなり不安でした。
この記事では、実際に透析生活を送っている私が、「リアルなお金事情」についてまとめていきます。これから透析になる方や、家族が透析になる予定の方の参考になれば嬉しいです。
実際の透析治療費はどのくらいかかっているか⁉︎
透析と聞くと、「医療費がかなり高いのでは?」と思う人は多いと思います。結論から言いますが、透析治療費にかかる自己負担額は大体月1万〜2万円程度です。(その人の収入によりますが大半の方は、月1万円程度だと思って下さい。)
あくまでも、透析治療費のみの金額になります。
他にも透析用にシャントを作る為の費用、透析治療の為の入院は別費用になります。
注意点!特定疾病療養受給者証を申請しなければ毎月の透析治療費は40万以上かかります。透析治療の入院中に事務の方から説明があると思うので説明通りに記入していけば問題ありません。
透析患者が使える制度と支援
医療費助成制度
特定疾病受給者証:透析治療の自己負担を月1万円(高所得者2万円)に制限され、健康保険組合に申請。(入院中病院で申請可能で最初から自己負担を1万円から2万円に抑えられます。)
高額療養費制度:月の医療費上限を超えた分を払い戻しします。所得に応じて適用。(所得に応じて変わるので調べてみて下さい。)
重度心身障害者医療費助成(マル障):身体障害者手帳取得で自己負担無料または低額。自治体申請が必要で、薬代や福祉機器も対象になります。ただし、市区町村で変わる為ご自分に適用なのかは調べてみて下さい。
障害・年金支援
心身障害者手帳:透析患者は1~3級対象。医療費助成や税制が優遇され、福祉タクシー利用可能です。こちらも市区町村で変わる為調べてみて下さい。
障害年金:初診日から1年半経過で申請可能。所得制限なし。※透析患者は透析開始日かは3ヶ月後に申請可能となります。
介護・生活支援
自立支援医療制度:福祉機器やリハビリ費用助成。
訪問介護・看護:在宅透析時の支援。ケアマネージャー相談。
自治体独自支援:通院費助成や福祉タクシー。市区町村で確認を。
※申請は主に市区町村窓口で。詳細は居住地の自治体に相談して下さい。
障害年金とは?いくらもらえる⁉︎
透析患者にとって、生活を支える大きな制度のひとつが「障害年金」です。私も入院中に今度のお金について考えていたとき、ふっと思いつき調べてみました。透析治療を受けている場合、一定の条件を満たせば障害年金の対象となります。
透析患者は、障害年金2級相当の年金が支給されます。私自身も透析生活が始まってから申請を行い、現在は障害年金を受給しています。ただし、誰も教えてくれないので、退院したら年金事務所に相談に行って下さい。(障害者手帳と障害年金は関わってくる省庁が違う為、障害者手帳が3級でも障害年金は2級になります。)
障害年金の金額ですが、保険料の納付と保険料支払い日数によって変わります。また、子供の人数により増額もあります。私も仕事しながら障害年金を受給していたのでお金に関しての不安は無くなりました。
透析生活のお金事情を振り返って
ここまで、透析生活にかかるお金について、医療費や制度・支援そして障害年金などの制度について書いてきました。
透析が必要になると聞いたとき、多くの人が最初に感じるのは「お金は大丈夫なのか?」という不安ではないかと思います。
私自身も、透析が決まったときは、これから生活を続けていけるのかという不安がとても大きかったです。
しかし実際に透析生活が始まってみると、制度によって支えられている部分も多く、思っていたよりも生活を続けていくことができています。
ここでは最後に、透析生活のお金事情について感じたことを、まとめとして振り返っていきます。
透析はお金の不安が大きい治療
透析と聞くと、多くの人が「医療費が高いのではないか」と不安に感じると思います。
私自身も最初は、長く続く治療だからこそ、お金の面が一番心配でした。
医療費は制度によって大きく支えられている
特定疾病療養受領証などの制度によって、透析の医療費は大きく抑えられています。
こうした制度を知っているかどうかで、不安の大きさはかなり変わると感じました。
障害年金は生活を支える大きな柱
透析生活を続けていく中で、障害年金の存在はとても大きな支えになっています。
安定した収入があることで、生活への不安が少し和らいだと感じています。
不安な人ほど早めに制度を知ってほしい
透析が必要になったばかりの頃は、分からないことが多く、不安も大きいと思います。
だからこそ、早めに制度について知り、利用できるものはしっかり活用することが大切だと感じています。
これから透析になる人へ伝えたいこと
透析と聞くと、不安な気持ちになるのは当然だと思います。ですが、制度に支えられながら生活を続けている人も多くいます。
これから透析になる方や、ご家族の方の不安を少しでも減らすきっかけになれば嬉しいです。
この記事を読んで頂きありがとうございます。
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