✦ ✦ ✦

アグー透析生活!
情報発信局

当事者目線で届ける・透析のリアル

アグー

はじめまして、アグーです

透析患者として日々の透析生活をリアルな当事者目線でお届けします。
同じ境遇の方や、透析について知りたい方へ、少しでも役立つ情報を発信していきます。

🏥 透析患者・情報発信中

📰 最新記事

透析4時間の暇つぶし・患者のリアル

🍱

透析患者の食事・水分制限リアルな体験談

🌸

透析患者が旅行した話・施設予約のコツも解説

📋

透析患者向け傷病手当・失業保険をわかりやすく解説

🌙

夜間透析のメリット・デメリット・患者が正直に話す

💪

透析患者の運動事情・動いていいか正直に話す

📂 カテゴリー

🏮 このブログについて

このブログは透析患者・アグーが、自らの体験をもとに情報を発信しています。
医療的なアドバイスではありませんので、治療方針は必ず担当医にご相談ください。
同じ境遇の仲間と、少しでもつながれたら嬉しいです。

🩺 透析のこと

第5記事 透析とは?患者が正直に説明してみる

「透析」と聞いてどんなイメージ?

透析という言葉、聞いた事はあっても「よくわからない」という方は多いんじゃないかと思います。私も透析を始める前は正直よくわかっていませんでした。「なんか血液を綺麗にする機械に繋がれている感じ」くらいのイメージでした。実際に初めてわかったことがたくさんありましたので、出来るだけ率直な言葉でお伝えします。

腎臓が弱るとどうなる?

透析の話をする前に腎臓の話を少しだけします。腎臓は他の臓器よりよく知られていませんが、すごく大事な臓器です。血液の中のいらないもの(使われなかったタンパク質やカリウム、リン、水分など)をこして、おしっことして外に出してくれます。体の中の「浄水場」みたいなイメージです。これが弱ってくると、いらないものが血液の中にどんどん溜まってしまいます。水分も排出出来なくなって、体が浮腫んだり、息苦しくなったりし、最終的には命に関わってきます(尿毒症)。私は糖尿病から腎臓を悪くし気付いたときには透析しかありませんでした。糖尿病の方は十分に注意して下さい。

透析って要するに何をしているのか!

ざっくりと言うと、腎臓の代わりに機械が血液をきれいにしてくれる治療です。私がやっているのは「血液透析」というもので、体の外に血液を出し、機械でろ過してまた体に戻すというのを繰り返します。週3回で1回4時間ほど病院で治療を受けます。針を2本刺し血液を体と機械とでぐるぐる回すイメージだとわかりやすいと思います。

シャントってなに?

シャントとは手首付近から動脈と静脈を繋げたものです。手術的には2、3時間で終わり日帰りで出来ます。シャントの役割は血液量です。動脈は血液量も多く流れていますが、静脈はそんなに量は流れていません。そこで動脈と静脈を繋げる事で血液量を増やし透析が出来る様にするのです。

透析生活の正直なところ

透析は週3回、1回4時間。これが一生続きます。そして、毎回太い針を2本刺されます。何気に痛いです。旅行に行くときも透析出来る施設を探して予約が必要です。食事制限もあります。体調によっては治療中、しんどくなる事もあります。「大変じゃないの?」と聞かれますが、正直大変です。でも、透析治療があるから生きていられるし、今日も元気でいられます。機械に繋がれている4時間、最初は苦痛に感じました。でも今は、「体を元気にしてくれる時間」と思える様になりました。考え方一つで気持ちってけっこう変わるものです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第4記事 仕事しながら透析した日の1日を公開

7時半頃起床

会社との話し合いで透析日は9時出社で透析が無い日は10時出社にさせてもらいました。会社までは車で約1時間かかるので出勤の準備を含めてこのくらいの時間に起きていました。

出社時間は会社に配慮してもらった

透析をする様になり、病院へ通院する為会社と話し合いをしました。透析日は9時出社、透析が無い日は10時出社にしてもらいました。普通通りに働くのは難しい部分もありましたが、こうした配慮があったことで、なんとか仕事を続けることができました。

仕事が終わってから透析へ

仕事が終わったらそのまま透析へ向かう生活でした。仕事をしたあとの透析は体力的にもかなりきつかったのを覚えています。特にきつかったときは透析中寝てしまうこともよくありました。また、寝てしまうと血圧も下がるので看護師さんによく起こされもしました。笑

透析が終わるのは夜22時半ころ

透析が終わるのは、だいたい夜の22時半ころでした。4時間の透析が終わるころには、体はかなり疲れていました。水分量が多いときは、1時間の延長になることもあり、そうなると帰宅時間もさらに遅くなりました。

帰宅したらすぐ寝る生活

透析が終わって帰宅すると体はクタクタで、特に次の日の朝は血圧が低くてきついことが多く、その状態が午前中ずっと続きました。透析をしながら働いている方、これから働こうと考えている方の少しでも参考になれば幸いです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第8記事 透析患者が入院した費用と体験談

透析での入院はどんなとき?

私がこれまで透析関係で入院したのは3回あります。1回目は眼科で網膜症があると言われ糖尿病専門病院を紹介され入院しました。2回目は、腎臓の数値が限界でお医者様から「もう限界です。透析を始めましょう」と言われ入院し、そこから透析が始まりました。3回目は、仕事に復帰後すぐ目が見えづらくなり、合併症の網膜症が悪化し水晶体が血で濁っていると言われ入院し、目の手術をしました。

入院期間はどのくらい?

入院は、大体2週間が基本です。私の場合は1回目は2週間で退院、2回目は検査の入れ忘れがあり3週間になりました。3回目は目の回復が早く1週間で退院できました。

入院費用の実際

透析の入院費用も、特定疾病療養受給者証や高額療養費制度によって自己負担額を大きく抑えることが出来ます。私の場合、高額療養費制度があるので、収入によって変わりますが、食事代含めて約10万円くらいでした。入院前に事務の方に確認することをお勧めします。

入院中の生活

入院中も透析は続きます。病院のスケジュールに合わせて週3回の透析を受けながら過ごします。病院食は美味しかったです。時間はたっぷりあるので、スマホで本を読んだり、動画をみたりして過ごしました。スタッフの方がこまめに声をかけてくれるので、不安なことはすぐ相談出来る環境でした。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第9記事 透析4時間の暇つぶし・患者のリアル

週3回×4時間どう乗り越える?

透析を始めたころ、一番最初に思ったのが「4時間…何をすればいいんだ?」でした。ベッドに寝たまま動けない。でも今は正直「透析の時間、嫌いじゃないかも」と思っています。コツさえつかめば、4時間はあっという間です。

YouTube・Netflixの動画配信が最強!

透析中の定番中の定番です。スマホやタブレットさえあれば、動画見放題。私は、透析の日だけ見られる動画を決めていて、透析の日限定コンテンツにしています。今日はあの続きが見られると思うと、透析の日が少し楽しみになります。

読書・勉強

透析中は手が多少動かせます(針を刺している腕は動かせませんが、もう片方は自由です)。スマホやタブレットで読書したり、勉強している方も病院で見かけます。

寝るのも立派な暇つぶし

動画が最強と言いましたが、寝ることが1番最強で最高です。笑 透析中は体がだるく自然と眠くなる場合があります。仕事をしていた頃は特に透析中寝ていた事が多かったです。血圧が下がりやすい方は注意して下さい。

4時間は自分だけの時間

透析の4時間を拘束時間と思うか自分の時間と思うかで、気持ちが全然違います。私は今では「誰にも邪魔されない自分だけの時間」として使っています。正解はないので、自分に合った過ごし方を見つけてみて下さい。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第15記事 透析で体はどう変わる?患者の正直な話

今回は、透析を始めてから体にいろんな変化がおきました。誰かに話すほどでもないのですが、地味にしんどかったことのリアルを書きたいと思います。

かゆみ!冬の背中が特につらい

透析患者に多いのが、背中の痒みです。私の場合、特に冬場に背中がかゆくなります。厄介なのが、背中の手が届きにくい場所。かきたいのにかけない。地味にストレスです。また、乾燥肌も相まって、背中が異常にかゆく、かいてもかいても痒みが残り背中に爪でかいた傷が残るほどでした。透析の痒みは、老廃物や体内のミネラルバランスの乱れが原因とも言われています。保湿や透析の管理で改善することもあるので、気になる方はスタッフの方に相談してみてください。

足・肘のつり…じわじわくる痛み

夜寝ているときや透析の最中ふくらはぎが突然つる、これも透析患者によくある話です。私も経験があります。また、透析中に透析している方のひじがつる場合もあります。透析中は針を刺している腕を動かせないので、つったときは摩って優しくマッサージするしかありません。

私が実践している対処法:足がつったら床やベッドに足の裏をしっかりとつけて足で踏み締める様に力を入れると早く治ります。それでも治らないときは、痛みが引くまで耐えます。地獄です。笑 透析のひじの痛みにはこれ以上酷くならないでねっと優しくマッサージして乗り切ります。気になる方は医師やスタッフに相談してみて下さい。

血圧高いが薬をやめた理由

透析を始める前から血圧が高く、血圧を下げる薬を飲んでいました。でも、血圧を下げる薬はなくなりました。理由は、「起立性低血圧」です。透析後、血圧が大幅に下がったり、エレベータ待ちで階の確認で上を見上げると血圧が急激に下がり立っていられなくなるほどでした。血圧が高くても、下げる薬を飲んでしまうと急激に下がりすぎてします。そのバランスが難しく、薬なしでの管理になっています。今も血圧高めですが、透析と生活習慣で向き合っています。

透析を始めると、じわじわといろんな体の変化が出てきます。かゆみ・つり・血圧……どれも地味だけど、毎日のことだから積み重なると結構しんどい。「これくらいで相談するのは大袈裟かな」と思わずに気になったことはスタッフや医師に伝えることが大事だと思います。1人で抱え込まずに、うまく付き合っていきましょう!

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第16記事 マンジャロで体重・DWが5kg落ちた話

今回は、私が透析しながら、血糖値が500overになりマンジャロを打ち、体重・DWが落ちた話を書きます。(HbA1cは、7以下になりました。)(DW=ドライウエイト)

血糖値500越え!

去年の夏、私は透析後に毎回清涼飲料水を飲んでいました。暑さで喉が渇くし、透析後の清涼飲料水が美味しくて…まっいっかと思っていました。他にも食後に甘いものや甘い飲み物を飲んでおり、それが積み重なって、血糖値500以上になってしまいました。担当看護師さんの顔が真剣だった事と後日主治医から強めに注意を受けました。透析患者は、血糖コントロールが難しいです。わかっていながら、甘く見ていた自分がいました。

マンジャロ開始!最初は2.5mgから

去年の12月25日主治医の指示によりマンジャロが処方されました。(太るのはインスリンが出ている。食べる量を減らせば、水分摂取量も減るとの理由でした。その際、副作用の話もありました。)最初は、2.5mgからスタート。体に慣らすための量とのこと。この時期はまだ体重や血糖値に大きな変化はありませんでした。

1月中旬から5mgへ増量

1月中旬より体が慣れたこともあり5mgへ増量になりました。5mgに変わると劇的に食欲が落ち、1月下旬には、インフルエンザB型もにかかってしまい、食欲がさらに落ちて体重も一気に落ちました。また、副作用の吐き気も起きちょっとしんどかったです。マンジャロ効果とは言い切れないけど、3月上旬には2kg、3月下旬には3kgと計5kg減りました。

体重だけじゃない。血糖値もDWも改善!

体重:86.5kg→81.5kg(-5kg)、HbA1c:7以下に改善、DW:体重が減ったのに伴い-5kg低下。特に、DWが下がったのは大きいです。除水量が減り、体への負担が減りました。透析患者にとってDWが下がるのは、体重減少と同じくらい重要な変化です。主治医からは「食べる量が減ったのと、甘い物を控えたから」と言っていました。マンジャロで食欲が自然と落ちて、結果的に食事管理も出来ていたようです。

透析しながら糖尿病も管理するのはしんどいです。今回改めて食事管理の大切さを知りました。完璧にコントロールできているわけじゃないけど、少しずつ前に進んでいます。同じ様に透析しながら糖尿病に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。※マンジャロは主治医の指示です。みなさんは主治医の指示に従い薬を使用してください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第18記事 ドライウエイトとは?透析患者がわかりやすく解説

今回はドライウエイトについて説明したいと思います。

ドライウエイトとは?

透析を始めると、必ず出てくる言葉があります。「ドライウエイト」。医者や看護師はさらっと使うけど、私も最初はよくわかりませんでした。一言でいうと、「余計な水分を抜いた、体本来の体重」です。健康な腎臓は、余分な水分を尿として排出しています。でも、透析患者の腎臓はそれが出来ない。だから体に水分がたまっていく。透析では、その余計な水分を機械で取り除きます。そのときの目標体重が「ドライウエイト」です。

透析での除水ってどういうこと?

透析と透析の間(2〜3日)私たちの体には水分がたまり続けます。次の透析では、その間に増えた体重分の水分を抜きます。この作業を「除水」と言います。例えば、ドライウエイトが70kgの人が、透析前に73kgになっていたら、3kg分の水分を抜く計算になります。

ドライウエイトってどうやって決めるの?

「じゃあ、どうやってドライウエイトを決めるの?」と言うのが、最初の疑問でした。答えは、主治医が総合的に判断して決める、です。具体的には血圧の状態や透析後の体調(だるさ・足のつり・血圧低下)、心臓や肺の画像検査、体全体の水分量の指数(BCM測定など)を見ながら、「この体重なら丁度いい」という数値を探していきます。

ドライウエイトが合っていないとどうなる?

高すぎる(水分が残り過ぎ)の場合は、血圧が上がりやすくなる、心臓に負担がかかる、息苦しさやむくみが出ることがある。低すぎる(水分を抜き過ぎ)の場合は、透析中に血圧が下がる、足がつる、透析後にぐったりする。どちらもしんどいです。だからドライウエイトの設定はとても大事です。

ドライウエイトは変わる

「一度決めたら固定」ではありません。体重が変わればドライウエイトも変わります。筋肉が増えた、脂肪が減った、季節で食欲が変わった…そういった変化に合わせて定期的に見直します。私自身、マンジャロを使って5kg体重が落ちたとき、ドライウエイトも5kg下がりました。それによって除水量が減り、透析後の体の楽さが明らかに変わりました。また、ズボンのウエスト周りもゆるゆるになりました。(笑)

ドライウエイト=余分な水分を抜いた体本来の体重。透析では、この数値を目標に除水する。高すぎても低すぎても体に影響が出る。体重や体調の変化に合わせて定期的に見直すもの。透析を始めたばかりの人や家族に説明したい人の参考になれば嬉しいです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第21記事 シャントのケアと注意点を患者が解説

今回のテーマは「シャント」です。透析を始めると必ず作ることになるシャント。でも「ちゃんとケアしてますか?」と聞かれると、最初はよくわかっていませんでした。今回は、透析患者として毎日シャントと向き合っている私が、日常のケアや注意していることをリアルに書きます。

私は医療従事者でも専門家でもありません。この記事は実際にシャントを使って透析を受けている一般人の私が、体験と担当スタッフから教えてもらったことをもとに書いたものです。詳しいことは必ず担当の医師やスタッフに確認してください。

シャントってそもそも何?

透析では、血液を体の外に出して機械でろ過し、また体に戻す作業を4時間繰り返します。そのためには、たくさんの血液を安定して取り出せる「太い血管」が必要です。ところが、普通の静脈だけでは血液量が足りない。そこで手術で動脈と静脈をつなげて、静脈に大量の血液が流れるようにします。これがシャント(内シャント、AVFとも呼ばれます)です。私は手首の少し上あたりにシャントがあります。手術は2〜3時間ほどで日帰りでできました。シャントが完成すると、触ったときにドクドクと脈を感じたり、「ザーッ」というような音が聞こえたりします。このドクドクが透析患者にとっての「生命線」です。

シャントが使えなくなるとどうなる?

シャントが詰まったり、細くなったりすると、透析ができなくなります。詰まりがひどくない場合や早期に気づいた場合は、血栓を取り除く処置(血栓除去術)や、狭くなった血管を広げる治療(シャントPTA)で回復できることがあります。ただし、状態が悪化していたり、回復が難しい場合は再手術が必要になり、別の場所にシャントを作り直すことになります。異変を感じたら早めに病院に連絡するのが何より大事です。

毎日確認していること

朝起きたら、シャントに軽く触れてドクドクを確認します。いつもと違う感じ(弱い・音が聞こえない・腫れている)があれば、すぐに病院に連絡します。「確認する習慣をつけてください」と透析スタッフに言われてから、毎朝のルーティンになりました。

シャント側の腕に強い圧迫をかけないよう気をつけています。具体的には:シャント側の腕で重いものを長時間持たない・時計・アクセサリーをシャント付近につけない・寝るときにシャント側を下にして寝ない(腕の重さで圧迫されるため)・血圧はシャントのない側の腕で測る。最初は「そんなに気をつけるの?」と思いましたが、慣れると自然にできるようになります。

針を刺す場所なので、感染対策は大事です。透析前にシャント周辺を清潔にしておくことを習慣にしています。入浴は基本的に問題ありませんが、傷や刺し跡がある場合はスタッフに確認するようにしています。

シャントトラブル、実際に経験したこと

私が経験したのは「シャント音が弱くなった」と感じた朝のことです。念のため病院に連絡したところ、「すぐ来てください」と言われ、検査を受けました。結果的に大事には至りませんでしたが、もし放置していたら…と思うとゾッとします。「なんか変かも」と思ったら、迷わず連絡するのが正解です。

透析スタッフに言われた3つのこと

①毎日シャントを触って確認する:ドクドク感がいつも通りかを確認する習慣をつける。②異変を感じたらすぐ連絡:「大げさかな」と思わずに連絡する。詰まってからでは遅いことがある。③圧迫・外傷に気をつける:ぶつけたり、強く締めつけたりしないよう意識する。

シャントは透析患者にとって命綱です。毎日のちょっとした確認と、圧迫・外傷への意識が、シャントを長持ちさせることにつながります。正直なところ、最初は「これ一生やるの?」と思っていましたが、今では全く苦にならない日課になっています。

※この記事は透析患者である私個人の体験と、医師・スタッフから教えてもらったことをもとに書いたものです。シャントのケアや異変については、必ず担当の医師やスタッフに相談してください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第22記事 透析患者の睡眠問題・眠れない夜のリアル

今回のテーマは「睡眠」です。透析患者あるあるとして食事制限やかゆみ・つりの話はよく出てきますが、実は地味にしんどいのが「睡眠」です。夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが取れていない……そんな経験はありませんか?今回はそのリアルを書いていきます。

透析患者が眠れない理由

透析患者に睡眠トラブルが多い理由はいくつかあります。ひとつは「むずむず脚症候群」です。寝ようとすると脚がむずむず・ぞわぞわして、じっとしていられなくなる症状です。透析患者に多いと言われていて、私も経験があります。あの感覚、うまく説明できないんですが、とにかく気持ち悪くて眠れないんです。

もうひとつは「透析後の体の変化」です。透析で体から水分や老廃物を一気に抜くので、終わった後は体がぐったりしています。疲れているのに、なぜか眠りが浅い。そういう夜が結構あります。あとは「夜中の血圧変動」も関係しているようです。透析患者は血圧が不安定になりやすく、それが睡眠の質に影響することもあると教わりました。

私が経験した睡眠のしんどさ

仕事をしていたころは特にひどかったです。夜に透析を終えて帰宅するのが23時半ごろ。そこから寝ようとしても、むずむず脚でなかなか眠れない。ようやく寝つけたと思ったら夜中に目が覚める。翌朝は体が重くてだるい。そのまま仕事へ……という悪循環でした。「透析があるから疲れるのは仕方ない」と思いながらも、睡眠不足が続くとメンタルにもじわじわ影響が出てきます。些細なことでイライラしたり、気持ちが落ち込みやすくなったりしました。

夜透析ならではの睡眠の難しさ

私は夜透析なので、透析が終わって帰宅するのがだいたい23時半ごろです。体はクタクタなのに、帰ってすぐ寝られるかというとそうでもない。透析で体の状態がガラッと変わっているので、なかなか寝つけない夜もあります。ようやく眠れたと思ったら夜中に目が覚める。翌朝は血圧が低くて午前中ずっとしんどい……というのが正直なところです。退職してからは翌日の予定を気にしなくていい分、少し気持ちが楽になりました。

対処できることもある

むずむず脚症候群は、薬で改善できる場合があります。私も一時期、担当医に相談して薬を処方してもらいました。「そんなことで相談していいの?」と思わずに、気になったら遠慮なく言ってみてください。また、寝る前の水分を控えること、体を冷やしすぎないことも多少効果がありました。

透析患者の睡眠問題は、むずむず脚・透析後の疲れ・血圧変動などが重なって起きやすいです。「眠れないのは透析だから仕方ない」と一人で抱え込まずに、しんどいと感じたら担当のスタッフや医師に相談してみてください。対処できることは意外とあります。

※この記事は透析患者である私個人の体験と、医師・スタッフから教えてもらったことをもとに書いたものです。睡眠や体調については、必ず担当の医師やスタッフに相談してください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第25記事 透析患者のかゆみ問題・対処法を正直に話す

今回のテーマは「かゆみ」です。透析をしている人に聞くと、かなりの割合で「かゆい」という声が返ってきます。私もそのひとりです。食事制限やシャントの話はよくされますが、このかゆみ問題、意外と語られていないんですよね。でも正直、けっこうしんどいんです(笑)。今回はそのリアルをお届けします。

なぜ透析患者はかゆくなるのか

透析をしていると、「尿毒症性掻痒症(そうようしょう)」と呼ばれるかゆみが出やすいと言われています。簡単に言うと、腎臓の機能が落ちることで体内に蓄積される老廃物や、血液中のリン・カルシウムのバランスの乱れ、皮膚の乾燥などが重なって、かゆみが起きやすくなるんです。透析で老廃物をある程度除去できても、完全にはとり切れない。そのしわ寄せが皮膚に来るイメージです。

私のかゆみ体験

透析を始めてしばらくしたころから、背中・脚・腕がかゆくなることが増えてきました。特にひどいのは夜中です。「さあ寝よう」と横になったとたんにかゆくなってくる(笑)。背中をかいてもかいてもスッキリしない。気づいたら30分経ってるなんてこともありました。かゆいところをかくと一時的には気持ちいいんですが、皮膚が傷ついて余計ひどくなる悪循環に入ることも。透析の針を刺す腕周辺をかきすぎると、感染のリスクもあるので気をつけないといけません。

対処してみたこと

乾燥するとかゆみが悪化しやすいので、お風呂上がりに保湿クリームを塗るようにしました。劇的に変わったとは言えないですが、塗っていない日より確実にマシです。「かゆいのは透析だから仕方ない」と思っていたんですが、担当医に話したら薬(かゆみ止め)を処方してもらえました。塗り薬と飲み薬の両方を試して、今は落ち着いています。正直、もっと早く言えばよかったです。「こんなことで相談していいのかな」と思っていましたが、先生は全然そんな様子なく話を聞いてくれました。

かゆみに影響するもの

リン値が高いとかゆみが出やすいと言われています。食事でリンをとりすぎると血中リン値が上がって、皮膚のかゆみにつながることがあるそうです。「なんかいつもよりかゆいな」と思う時期は、食事がゆるんでいる時期と重なっていることがあって、これは正直耳が痛い話です(笑)。

透析患者のかゆみは、「仕方ないこと」として放置されがちですが、ちゃんと対処できることがあります。保湿・薬の相談・リン管理。この3つを意識するだけでだいぶ変わります。「かゆいのが当たり前」と思い込まずに、つらいと感じたら遠慮なく担当医に相談してみてください。かゆみで眠れない夜、私も知っています。ひとりで抱え込まないでくださいね。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第26記事 透析患者の運動事情・動いていいか正直に話す

透析を始めてから、体を動かすことが怖くなった人、いませんか?「透析患者って運動していいの?」「疲れやすいのに、無理して動く必要ある?」私もずっとそう思っていました。透析後はぐったりするし、体を動かす気力なんてない。でも、ある時「このままだと体がどんどん弱っていく」と思って、自分からウォーキングを始めてみたんです。最初はほんの少しの上り坂でハアハア言っていた私が、1ヶ月後にはどう変わったか。今回はそのリアルな話をします。

透析患者は運動していいのか?

結論から言うと、基本的にOKです。むしろ、適度な運動は透析患者にとってメリットが多いと言われています。筋力の低下を防ぐ・血圧の安定につながる・気分が上がる・睡眠の質が改善する・体重管理がしやすくなる、といったメリットがあります。透析患者は動かない時間が長くなりがちです。週3回×4時間は寝たまま過ごす。仕事帰りに透析してそのまま帰る。そういう生活が続くと、じわじわと筋力が落ちていきます。「自分でこのままじゃヤバい」と感じて、動き始めました。

でも「透析の日」は正直しんどい

私は仕事が終わってからそのまま透析に行く「夜透析」のスタイル。家に帰り着くのは23時半です。帰宅したらすぐ寝るしかない。透析後に運動する時間も体力も、正直ゼロです。なので私が実践しているのは、透析のない日に動くというルールです。無理に動こうとせず、透析のない日に体を動かすと決めたら、だいぶ気が楽になりました。

私がやっていること

ウォーキング(15〜30分):透析がない日の仕事が終わったあとや休みの日に、近所を歩くだけ。距離や速さにこだわらず、「外に出た」だけでOKとしています。正直に言うと、最初は近所の少しの上り坂でハアハア息が上がっていました。「こんなに体力落ちてたのか」とショックでした。でも続けていたら、1ヶ月くらいで明らかに歩くのが楽になった。同じ道を歩いても息が切れなくなったんです。

ストレッチ:体が固まりやすいので、寝る前に足や腰のストレッチを習慣にしました。翌朝の体の軽さが少し変わった気がしています。

やってはいけないこと

激しい筋トレ・高強度の運動はNG:透析患者は健常者と比べて毛細血管の密度がおよそ3割少ない状態にあります。これを「毛細血管希薄化」と言い、透析患者に特有の体の変化のひとつです。その状態で激しい筋トレなど高強度の運動をすると、急激な血圧上昇や血流変化に細い血管が耐えきれず、微小循環に悪影響が出るリスクがあります。「適度な運動はOK」ですが、「ハードな筋トレで体を追い込む」のは透析患者には向きません。担当医に相談しながら、強度は控えめに設定するのが基本です。

シャントを強く圧迫する運動はNG:腕立て伏せや重い荷物を持つ動作は、シャントに負担がかかります。シャントのある腕に体重をかけるような動きは避けましょう。また、透析直後の激しい運動もNGです。除水直後は体がデリケートな状態です。体調が悪い日も無理しないことが一番大事です。

透析患者も適度な運動はOK、むしろ推奨されています。透析日は無理せず、透析のない日に動くのが現実的。ウォーキング・ストレッチが取り入れやすいです。少しの上り坂で息が上がっていた自分が、1ヶ月で「歩くのが楽になった」と感じられた。それだけでも始めてよかったと思っています。無理せず、自分のペースで。それが続けるコツだと思います。

運動を始めようと思っている方は、始める前に必ず担当の医師やスタッフに相談してください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第27記事 透析後のお風呂、入っていいの?

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

透析を始めた頃に戸惑ったこと

透析を始めた頃、こんな疑問が頭に浮かびました。「シャントに針を刺した後、お風呂に入っていいのか?」担当の看護師に直接聞いてみました。「透析後のお風呂はだめ。シャワーもできるだけ控えて。」正直、思っていたより厳しかったです。理由も聞いてみると、3つ教えてもらいました。

透析後に入浴を控える理由は3つ

1. 針跡(穿刺部)からの感染リスク:透析では毎回、シャントという血管の出入り口に太い針を刺します。この針跡のことを「穿刺部」といいます。傷がふさがる前に浴槽のお湯に浸かると、雑菌が体の中に入るリスクがあります。シャントが感染すると透析ができなくなる。それは透析患者にとって一番困る事態です。だから「シャワーもできるだけ控えて」と言われるのだと理解しています。

2. 血圧が不安定になっているリスク:透析後は血圧が不安定になっています。そこに入浴による体への負荷が加わると、血圧がさらに下がって立ちくらみが起きたり、最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞につながる危険があります。透析後のあのぐったりした感覚、経験がある人はわかると思います。あの状態でお風呂に入るのは、体にとってかなりしんどいことだったんだと後から気づきました。

3. 出血しやすくなっているリスク:同じ場所に繰り返し針を刺すため、穿刺部の周りはもろくなっていることが多いです。出血しやすい状態でお風呂に入ると、止血が難しくなることがあります。

私のお風呂スケジュール(夜透析の場合)

私は仕事後に透析に行く夜透析スタイルです。お風呂のスケジュールはこうなっています。透析日の朝は仕事前にお風呂に入る(透析前なので問題なし)。透析後の夜は帰宅が23時半ごろなので、お風呂もシャワーも入らずそのまま寝る。翌朝にお風呂に入る。透析後は帰ってすぐ入りたい気持ちをどう我慢するかが地味に悩みでした。でも今は割り切っています。シャントを守る方が絶対に優先、翌朝に入ればいい。それだけです。

施設によって指導が違うことがある

「透析後でもシャワーはOK」という施設もあると聞きます。穿刺部の状態が安定していれば、保護テープを貼った上で短時間のシャワーを認めている場合もあるようです。大切なのは、自己判断しないこと。自分の施設の担当スタッフに直接聞くのが一番確実です。万が一、透析後に入浴してしまって穿刺部が気になる場合も、自己判断せず施設に連絡することをおすすめします。

透析後に入浴を控える理由は「感染・血圧低下・出血」の3つ。看護師に直接確認した、「透析後はお風呂もシャワーも控えて」という指導でした。指導は施設ごとに異なるので、必ず担当スタッフに確認を。聞きにくいことも、一回聞いてしまえば楽になります。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。内容はあくまで個人の体験・施設での指導をもとにしたものです。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご相談ください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第29記事 ゴールデンウィーク中の透析、どうなるの?

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回はゴールデンウィーク中の透析についてお話しします。

「連休中、透析はどうなるの?」

透析患者なら一度は気になるはずの疑問です。

「ゴールデンウィーク中、透析施設って開いてるの?」

結論から言うと、私が通っている施設はゴールデンウィーク中も通常通り開いています。夜透析も変わらず対応してもらえています。

透析は休めない治療

透析は週3回必ず行う治療です。連休だからといって休めるものではありません。

健康な人がゴールデンウィークに旅行や帰省を楽しんでいる間も、透析患者は変わらず施設に通います。

慣れてくると透析がある生活が日常になるので、連休だからといって特別に気にすることもなくなってきます。

施設によって対応が異なる場合がある

私の施設はGW中も通常営業ですが、施設によっては祝日期間中に一部休診・スケジュール変更になる場合もあります。連休前に担当スタッフに確認しておくと安心です。

GW中の旅行透析は難しい

「連休を使って旅行したい」という気持ちもあると思います。ただしGW中の旅行透析は通常よりも予約が難しいのが現実です。

旅行先の施設もGW中は通常患者の対応で枠が埋まっていることが多く、受け入れに余裕がない場合があります。旅行透析を検討する場合はかなり早めに問い合わせることをおすすめします。旅行透析の基本については第10記事で詳しく書いています。

連休中も休まず働いてくださるスタッフの皆さんへ

透析患者が連休中も通常通り透析を受けられるのは、休まず働いてくださっている透析スタッフの皆さんのおかげです。

世の中がゴールデンウィークで休んでいる中、変わらず透析室に立ってくださっている医師・看護師・臨床工学技士の皆さんには、本当に感謝しかありません。透析患者にとって皆さんの存在がどれだけ大きいか、改めて伝えたいと思います。いつもありがとうございます。

まとめ

- 私の施設はGW中も透析・夜透析ともに通常通り
- 施設によって対応が異なるので、連休前に必ず確認を
- GW中の旅行透析は予約が難しいため、検討する場合は早めに問い合わせを
- 連休中も休まず対応してくださるスタッフの皆さんに感謝

この記事を読んで頂きありがとうございます。これからも透析生活!のリアルをお届けします。

────────────────────────────────
第30記事:透析患者の災害時の備え〜調べてわかった「現実」〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者の災害時の備え〜調べてわかった「現実」〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は透析患者の災害時の備えについてお話しします。

なぜこの記事を書こうと思ったか

私自身、透析を始めてからまだ大きな災害にあったことはありません。だからこそ「もし今地震や台風が来たら、自分は本当に大丈夫だろうか?」と不安に思いました。

調べてみると透析は災害にとても弱い治療で、備えがあるかどうかで命に関わる差が出ることがわかりました。同時に、「災害対策の情報サイトで勧められている備え方が透析患者の現実に合っていない」と感じる部分もありました。

今回は私自身の勉強も兼ねて、透析患者の実情をふまえた災害の備えをまとめます。

まず知っておきたい:透析は災害に弱い治療

血液透析は1回で水道水100リットル以上を使い、機械を動かすには電気も必要です。

地震・台風・大雨で「断水」「停電」のどちらかでも起きれば、透析施設は通常運転できなくなる可能性が高くなります。これが透析患者にとって災害が特別こわい理由です。

「薬を1週間分備蓄」は現実的に難しい

災害対策の情報サイトでよく紹介される「薬を1週間分、緊急用に別で備えておきましょう」という助言。

実はこれ、透析患者には現実的ではありません。

多くの透析患者は通院に合わせて1週間分の薬を受け取るのが一般的です。手元には常に1週間分しかない、というのが普通です。そこから「3日分を持ち歩き用」「1週間分を緊急用」と分けることは物理的にできません。

ではどうするか。主治医に相談して、災害用の予備処方を出してもらえないか聞いてみるのが現実的な解だと思います。施設や医師の判断によりますが、相談する価値はあります。

透析患者にとって本当にやれること

調べてわかった範囲で、現実的にやれることをまとめます。

1. お薬手帳・透析手帳のコピーを別に保管

透析患者は普段から手帳を持ち歩いている方が多いと思います。それとは別にコピーを家族に渡しておく・自宅の別の場所に保管するだけでも違います。災害時に手帳が手元になくても、家族や別場所のコピーで情報が残ります。

2. 自分の透析条件を把握しておく

避難先の別施設で透析を受けるとき、自分の条件を伝える必要があります。

- 透析時間
- ドライウェイト
- 使っている薬の名前・量
- アレルギーの有無
- 尿量(重要)

これらを紙に書いて持ち歩く、またはスマホに保存しておくと、いざというときに慌てません。

3. 通院先施設の災害時対応を確認する

多くの透析施設は災害時マニュアルを持っています。

- 災害時に施設に連絡する電話番号
- 連絡がつかない場合の集合場所・代替施設
- 災害時伝言サービスの利用方針

これらを担当スタッフに直接聞いておくのが一番確実です。

4. 家族との連絡手段を決めておく

災害用伝言ダイヤル「171」やLINEなど、複数の連絡手段を家族と共有しておく。電話が繋がらなくても伝言は残せます。

5. シャント側にケガをしない環境を作る

シャント側の腕にケガをすると透析できなくなります。寝床の近くや日常的に過ごす場所に、倒れやすい家具・尖ったもの・割れやすい物を置かないようにする。地震で物が落下したり倒れたりしたときに、シャント側の腕を傷つけないことを意識した部屋の配置にしておくことが大事です。

透析が遅れたとき、食事と水分はどうする?

調べたところ、災害時に透析が予定通り受けられない場合の自己管理の一般的な目安があります。

- 水分:1日300〜400ml + 尿量
- 塩分:1日3〜4g以下
- カリウム:1日500〜1000mg以下

ただし、水分・尿量・体に許容される量は個人差が大きいです。尿が出る人・無尿の人、心臓の状態、体格、透析の条件…これらすべてによって本当に守るべき数字は変わります。

上の数字はあくまで一般的な目安。自分にとっての具体的な制限量は、平時のうちに主治医・看護師・栄養士に直接確認しておくのが確実です。「うちの場合はどうですか?」と聞くことが、いざというときの一番の備えになります。

透析患者向けの非常食を備える

普通の非常食はカリウム・塩分が多いものがあります。透析患者向けに調整された非常食やレトルト食品も販売されています。

普段の食事制限と同じ感覚で、災害時用に少しずつ備蓄しておくのが現実的です。

災害が起きたらどう動くか

調べた範囲で基本の流れは以下です。

1. まず自分の安全確保
2. 通院している透析施設に連絡(透析できるか・できない場合の集合場所を確認)
3. 施設と連絡がつかない場合は最寄りの保健所へ
4. 指示に従い、別施設または避難先へ移動

「自己判断で動かない」が基本です。

まとめ

- 透析は水と電気が必須なので災害に弱い治療
- 「1週間分備蓄」の助言は透析患者には現実的でない。主治医に相談を
- お薬手帳・透析条件のコピーを別に保管
- 通院先施設の災害時対応は直接確認するのが確実
- 透析が遅れる場合の水分・塩分・カリウムの制限は個人差が大きい。自分の具体的な数字は主治医に確認
- 自己判断せず、施設・保健所の指示に従う

私もまだ完璧に備えられているわけではありません。今回調べたことを少しずつ自分の生活に取り入れていきたいと思っています。

これからも透析生活のリアルをお届けします。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。

================================================================
第31記事:透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜
────────────────────────────────

透析生活!透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は透析患者にとって血圧がなぜそんなに大事なのか、そして「透析の翌朝、なぜあんなにしんどいのか」について、私の体験をもとに正直に書いていきます。

透析中、なんで何度も血圧を測るの?

透析中、看護師さんが定期的に血圧を測りに来ます。
私の場合は1時間に1回測っています。

なぜそんなに頻繁に測るのかというと、透析中は血圧が急に変わりやすいからです。

透析では、体の中にたまった余分な水分を機械で抜いていきます。
これを「除水」と言います。

この除水によって血液の量が変わり、血圧が下がることがあります。
特に除水量が多いときは、急に血圧が下がることもあります。
血圧が下がり過ぎると気分が悪くなったり、意識が遠くなったりすることもあるので、透析中はこまめに確認しているのです。

透析中に血圧が下がり過ぎると何が起きる?

透析中に血圧が落ちてきたとき、看護師さんが対処してくれます。

よくある対処はこんな感じ

・除水を一時的に止める
・生理食塩水を少し補充する
・ベッドの足の方を上げる

そして一つ、看護師さんから教えてもらって「なるほど」と思ったことがあります。

血圧が下がってくると、あくびが増えたり眠くなったりするそうです。除水で血液の量が減り、脳への酸素の巡りが少し落ちることで、眠気やあくびとして体が反応するとのこと。

先日も透析開始時は180あった血圧が、途中で眠くなって寝たら130くらいまで下がっていました。たまに下がりすぎて看護師さんに起こされることもあります。(笑)

「眠いな」と感じたら、もしかすると血圧が落ちてきているサインかもしれません。

透析後の翌朝がしんどい話

透析が終わった後、体がかなりだるく感じます。

私の場合、仕事が終わってからそのまま透析に行き、帰宅するのは23時半ごろです。
そこから寝て、翌朝起きると……血圧が低くて体が重い。

「なんか体が起きてくれない」という感覚です。

特に午前中ずっと、血圧が上がりきらないような状態が続くことがありました。
疲れているだけじゃなく、血圧の問題が体に残っているんです。

なぜ翌朝まで影響が出るのか

透析で4時間かけて水分を抜いた後、体の中の水分バランスは大きく変わります。
寝ている間も体は回復しようとしていますが、朝になってもまだ血圧が低いままなことがある。

このことは、透析していない人にはなかなかわかってもらえません。

「昨日透析だったから、今朝ちょっとしんどいんだよね」と言っても、ピンとこない顔をされることがほとんどです。

でも透析している仲間には「あー、わかるわかる」ってなる話です。

透析のない日は逆に血圧が上がりやすい

血圧の変動は、透析の翌朝だけの話ではありません。

透析のない日は、体に水分がたまっていく一方です。
水分が増えると血液の量も増え、血圧が上がりやすくなります。

透析直後は血圧が低め。透析がない日は血圧が高め。
このジェットコースターのような変化が、透析生活の日常です。

だからこそ、血圧の管理は透析患者にとって毎日のことなのです。

まとめ

・透析中は除水によって血圧が下がりやすいため、こまめに測っている
・あくびや眠気は血圧が下がってきているサインのことがある
・血圧が急低下したときは看護師さんがすぐに対処してくれる
・透析後は体の水分バランスが変わるため、翌朝まで血圧が低い状態が続くことがある
・透析のない日は逆に血圧が上がりやすく、透析患者は毎日この変動と向き合っている

「透析後の朝がしんどい」のは、ただの疲れではありません。
同じように感じている透析患者の方に、「あなただけじゃないよ」と伝えたくて書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第32記事:透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

透析患者にとって、夏は特別にしんどい季節です。

水分制限がある中で、暑くて汗をかく。
「飲みたい」という気持ちと「飲めない」という現実がぶつかる季節です。

この記事では、私が実際に経験した夏のリアルな話を書いていきます。

真夏に眼科へ行った日の話

透析の合併症で目が見えづらくなり、眼科に行った日のことです。

真夏でした。

帰り道が上り坂で、歩いて約2時間かかりました。
普通の人なら30分〜1時間で着く道のりです。体力が落ちているのか、透析で体調が万全でなかったのか、足が全然進まなかった。そのうえ真夏の日差しで、汗が止まらなかった。

その日の透析で体重を測ったら、いつもより結構減っていました。
看護師さんに「どうされましたか?」と聞かれるくらい、普段とは違う数値だったようです。

歩いて汗をかいた分、体の水分が外に出たということです。
「しんどかったけど、これはこれで……」と複雑な気持ちになった記憶があります。

透析患者にとって「汗」は悪くない?

健康な人にとって汗は「暑い」という不快なもの。
でも透析患者にとって、汗は体の水分が外に出るという意味があります。

腎臓が働いていないため、水分は尿として出ていきません。
汗として出るのは、体が水分を調整できる数少ない方法のひとつです。

だからといって無理に汗をかけばいいわけではありませんが、汗をかいた日は透析の除水量が少し楽になることがあります。

修行みたいな散歩をしていた話

そのことに気づいてから、しばらく昼間に散歩するようにしていました。
できるだけ歩いて、汗をかいて、水分を少し出しておこうという作戦です。

ある日、看護師さんにそのことを話したら、

「なんで修行みたいなことしてるんですか(笑)」

と言われました。笑

気持ちはわかるけど、無理して汗をかきすぎるのも体に良くないとのこと。
特に夏の炎天下での激しい運動は熱中症のリスクがあるため、程々にするようにアドバイスをもらいました。

夏の熱中症には要注意

透析患者は熱中症のリスクが高い、と言われています。

水分をこまめに補給できないこと、体温調節が難しくなっていることが理由のひとつです。

夏場の外出はできるだけ涼しい時間帯に。
無理な外出や炎天下での長時間の歩行は避けるのが賢明です。

私の眼科帰りの2時間歩きは、今思えばかなりギリギリでした。

水分補給のタイミングをうまく使う

水分制限がある中でも、飲まなければならないタイミングがあります。

私の場合、透析後に薬を飲みます。
その薬を飲む水を、のどが渇いたときの水分補給と兼ねるようにしています。

「どうせ飲む水なら、一番飲みたいタイミングで使う」という小さな工夫です。

水分制限の中で「飲める瞬間」を大切にする。
地味ですが、これが日々の積み重ねになっています。

まとめ

・夏は汗をかくため水分管理がより難しくなる
・汗で水分が出る分、透析の除水量が変わることがある
・無理に汗をかこうとするのは熱中症のリスクがあるため注意
・薬を飲む水分と喉が渇いたタイミングをうまく合わせるのが小さな工夫

夏の水分制限は、透析患者にとってただでさえしんどい生活をさらにしんどくします。
でも工夫しながら乗り越えている人が、たくさんいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第33記事:透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

はじめに

※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。

透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。

透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。

今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。

糖尿病で最初に入院したとき

透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。

当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。

正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。

透析が始まったとき、一時金がおりた

透析が始まったとき、一時金がおりました。

私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。

「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。

金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。

さらに、保険料の支払いも免除になった

透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。

払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。

一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。

シャントの手術は給付金が降りなかった

シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。

結果は、降りませんでした。

理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。

「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。

入院するたびに給付金がおりた

透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。

そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。

入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。

国の制度と民間保険の関係

透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。

基本的には国の制度で賄えます。

ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。

「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。

まとめ

・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった

保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────

透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第31記事 透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は透析患者にとって血圧がなぜそんなに大事なのか、そして「透析の翌朝、なぜあんなにしんどいのか」について、私の体験をもとに正直に書いていきます。

透析中、なんで何度も血圧を測るの?

透析中、看護師さんが定期的に血圧を測りに来ます。
私の場合は1時間に1回測っています。

なぜそんなに頻繁に測るのかというと、透析中は血圧が急に変わりやすいからです。

透析では、体の中にたまった余分な水分を機械で抜いていきます。
これを「除水」と言います。

この除水によって血液の量が変わり、血圧が下がることがあります。
特に除水量が多いときは、急に血圧が下がることもあります。
血圧が下がり過ぎると気分が悪くなったり、意識が遠くなったりすることもあるので、透析中はこまめに確認しているのです。

透析中に血圧が下がり過ぎると何が起きる?

透析中に血圧が落ちてきたとき、看護師さんが対処してくれます。

よくある対処はこんな感じ

・除水を一時的に止める
・生理食塩水を少し補充する
・ベッドの足の方を上げる

そして一つ、看護師さんから教えてもらって「なるほど」と思ったことがあります。

血圧が下がってくると、あくびが増えたり眠くなったりするそうです。除水で血液の量が減り、脳への酸素の巡りが少し落ちることで、眠気やあくびとして体が反応するとのこと。

先日も透析開始時は180あった血圧が、途中で眠くなって寝たら130くらいまで下がっていました。たまに下がりすぎて看護師さんに起こされることもあります。(笑)

「眠いな」と感じたら、もしかすると血圧が落ちてきているサインかもしれません。

透析後の翌朝がしんどい話

透析が終わった後、体がかなりだるく感じます。

私の場合、仕事が終わってからそのまま透析に行き、帰宅するのは23時半ごろです。
そこから寝て、翌朝起きると……血圧が低くて体が重い。

「なんか体が起きてくれない」という感覚です。

特に午前中ずっと、血圧が上がりきらないような状態が続くことがありました。
疲れているだけじゃなく、血圧の問題が体に残っているんです。

なぜ翌朝まで影響が出るのか

透析で4時間かけて水分を抜いた後、体の中の水分バランスは大きく変わります。
寝ている間も体は回復しようとしていますが、朝になってもまだ血圧が低いままなことがある。

このことは、透析していない人にはなかなかわかってもらえません。

「昨日透析だったから、今朝ちょっとしんどいんだよね」と言っても、ピンとこない顔をされることがほとんどです。

でも透析している仲間には「あー、わかるわかる」ってなる話です。

透析のない日は逆に血圧が上がりやすい

血圧の変動は、透析の翌朝だけの話ではありません。

透析のない日は、体に水分がたまっていく一方です。
水分が増えると血液の量も増え、血圧が上がりやすくなります。

透析直後は血圧が低め。透析がない日は血圧が高め。
このジェットコースターのような変化が、透析生活の日常です。

だからこそ、血圧の管理は透析患者にとって毎日のことなのです。

まとめ

・透析中は除水によって血圧が下がりやすいため、こまめに測っている
・あくびや眠気は血圧が下がってきているサインのことがある
・血圧が急低下したときは看護師さんがすぐに対処してくれる
・透析後は体の水分バランスが変わるため、翌朝まで血圧が低い状態が続くことがある
・透析のない日は逆に血圧が上がりやすく、透析患者は毎日この変動と向き合っている

「透析後の朝がしんどい」のは、ただの疲れではありません。
同じように感じている透析患者の方に、「あなただけじゃないよ」と伝えたくて書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第32記事:透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

透析患者にとって、夏は特別にしんどい季節です。

水分制限がある中で、暑くて汗をかく。
「飲みたい」という気持ちと「飲めない」という現実がぶつかる季節です。

この記事では、私が実際に経験した夏のリアルな話を書いていきます。

真夏に眼科へ行った日の話

透析の合併症で目が見えづらくなり、眼科に行った日のことです。

真夏でした。

帰り道が上り坂で、歩いて約2時間かかりました。
普通の人なら30分〜1時間で着く道のりです。体力が落ちているのか、透析で体調が万全でなかったのか、足が全然進まなかった。そのうえ真夏の日差しで、汗が止まらなかった。

その日の透析で体重を測ったら、いつもより結構減っていました。
看護師さんに「どうされましたか?」と聞かれるくらい、普段とは違う数値だったようです。

歩いて汗をかいた分、体の水分が外に出たということです。
「しんどかったけど、これはこれで……」と複雑な気持ちになった記憶があります。

透析患者にとって「汗」は悪くない?

健康な人にとって汗は「暑い」という不快なもの。
でも透析患者にとって、汗は体の水分が外に出るという意味があります。

腎臓が働いていないため、水分は尿として出ていきません。
汗として出るのは、体が水分を調整できる数少ない方法のひとつです。

だからといって無理に汗をかけばいいわけではありませんが、汗をかいた日は透析の除水量が少し楽になることがあります。

修行みたいな散歩をしていた話

そのことに気づいてから、しばらく昼間に散歩するようにしていました。
できるだけ歩いて、汗をかいて、水分を少し出しておこうという作戦です。

ある日、看護師さんにそのことを話したら、

「なんで修行みたいなことしてるんですか(笑)」

と言われました。笑

気持ちはわかるけど、無理して汗をかきすぎるのも体に良くないとのこと。
特に夏の炎天下での激しい運動は熱中症のリスクがあるため、程々にするようにアドバイスをもらいました。

夏の熱中症には要注意

透析患者は熱中症のリスクが高い、と言われています。

水分をこまめに補給できないこと、体温調節が難しくなっていることが理由のひとつです。

夏場の外出はできるだけ涼しい時間帯に。
無理な外出や炎天下での長時間の歩行は避けるのが賢明です。

私の眼科帰りの2時間歩きは、今思えばかなりギリギリでした。

水分補給のタイミングをうまく使う

水分制限がある中でも、飲まなければならないタイミングがあります。

私の場合、透析後に薬を飲みます。
その薬を飲む水を、のどが渇いたときの水分補給と兼ねるようにしています。

「どうせ飲む水なら、一番飲みたいタイミングで使う」という小さな工夫です。

水分制限の中で「飲める瞬間」を大切にする。
地味ですが、これが日々の積み重ねになっています。

まとめ

・夏は汗をかくため水分管理がより難しくなる
・汗で水分が出る分、透析の除水量が変わることがある
・無理に汗をかこうとするのは熱中症のリスクがあるため注意
・薬を飲む水分と喉が渇いたタイミングをうまく合わせるのが小さな工夫

夏の水分制限は、透析患者にとってただでさえしんどい生活をさらにしんどくします。
でも工夫しながら乗り越えている人が、たくさんいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第33記事:透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

はじめに

※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。

透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。

透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。

今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。

糖尿病で最初に入院したとき

透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。

当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。

正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。

透析が始まったとき、一時金がおりた

透析が始まったとき、一時金がおりました。

私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。

「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。

金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。

さらに、保険料の支払いも免除になった

透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。

払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。

一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。

シャントの手術は給付金が降りなかった

シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。

結果は、降りませんでした。

理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。

「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。

入院するたびに給付金がおりた

透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。

そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。

入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。

国の制度と民間保険の関係

透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。

基本的には国の制度で賄えます。

ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。

「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。

まとめ

・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった

保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────

透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第32記事 透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と散歩の話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

透析患者にとって、夏は特別にしんどい季節です。

水分制限がある中で、暑くて汗をかく。
「飲みたい」という気持ちと「飲めない」という現実がぶつかる季節です。

この記事では、私が実際に経験した夏のリアルな話を書いていきます。

真夏に眼科へ行った日の話

透析の合併症で目が見えづらくなり、眼科に行った日のことです。

真夏でした。

帰り道が上り坂で、歩いて約2時間かかりました。
普通の人なら30分〜1時間で着く道のりです。体力が落ちているのか、透析で体調が万全でなかったのか、足が全然進まなかった。そのうえ真夏の日差しで、汗が止まらなかった。

その日の透析で体重を測ったら、いつもより結構減っていました。
看護師さんに「どうされましたか?」と聞かれるくらい、普段とは違う数値だったようです。

歩いて汗をかいた分、体の水分が外に出たということです。
「しんどかったけど、これはこれで……」と複雑な気持ちになった記憶があります。

透析患者にとって「汗」は悪くない?

健康な人にとって汗は「暑い」という不快なもの。
でも透析患者にとって、汗は体の水分が外に出るという意味があります。

腎臓が働いていないため、水分は尿として出ていきません。
汗として出るのは、体が水分を調整できる数少ない方法のひとつです。

だからといって無理に汗をかけばいいわけではありませんが、汗をかいた日は透析の除水量が少し楽になることがあります。

修行みたいな散歩をしていた話

そのことに気づいてから、しばらく昼間に散歩するようにしていました。
できるだけ歩いて、汗をかいて、水分を少し出しておこうという作戦です。

ある日、看護師さんにそのことを話したら、

「なんで修行みたいなことしてるんですか(笑)」

と言われました。笑

気持ちはわかるけど、無理して汗をかきすぎるのも体に良くないとのこと。
特に夏の炎天下での激しい運動は熱中症のリスクがあるため、程々にするようにアドバイスをもらいました。

夏の熱中症には要注意

透析患者は熱中症のリスクが高い、と言われています。

水分をこまめに補給できないこと、体温調節が難しくなっていることが理由のひとつです。

夏場の外出はできるだけ涼しい時間帯に。
無理な外出や炎天下での長時間の歩行は避けるのが賢明です。

私の眼科帰りの2時間歩きは、今思えばかなりギリギリでした。

水分補給のタイミングをうまく使う

水分制限がある中でも、飲まなければならないタイミングがあります。

私の場合、透析後に薬を飲みます。
その薬を飲む水を、のどが渇いたときの水分補給と兼ねるようにしています。

「どうせ飲む水なら、一番飲みたいタイミングで使う」という小さな工夫です。

水分制限の中で「飲める瞬間」を大切にする。
地味ですが、これが日々の積み重ねになっています。

まとめ

・夏は汗をかくため水分管理がより難しくなる
・汗で水分が出る分、透析の除水量が変わることがある
・無理に汗をかこうとするのは熱中症のリスクがあるため注意
・薬を飲む水分と喉が渇いたタイミングをうまく合わせるのが小さな工夫

夏の水分制限は、透析患者にとってただでさえしんどい生活をさらにしんどくします。
でも工夫しながら乗り越えている人が、たくさんいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第33記事:透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

はじめに

※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。

透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。

透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。

今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。

糖尿病で最初に入院したとき

透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。

当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。

正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。

透析が始まったとき、一時金がおりた

透析が始まったとき、一時金がおりました。

私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。

「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。

金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。

さらに、保険料の支払いも免除になった

透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。

払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。

一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。

シャントの手術は給付金が降りなかった

シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。

結果は、降りませんでした。

理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。

「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。

入院するたびに給付金がおりた

透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。

そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。

入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。

国の制度と民間保険の関係

透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。

基本的には国の制度で賄えます。

ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。

「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。

まとめ

・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった

保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────

透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第35記事 糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜NEW

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)

🏮 このブログについて

このブログは透析患者・アグーが、自らの体験をもとに情報を発信しています。
医療的なアドバイスではありませんので、治療方針は必ず担当医にご相談ください。

🌸 日常生活

第1記事 透析患者が人生を楽しむ方法・全部まとめた

透析になった最初の気持ち

お医者さんから1、2年の内に透析が始まると聞いたとき、不安な気持ちが大きかったのを覚えています。これまで当たり前だった生活が変わることや、時間の制限ができることに対して、戸惑いや不安を感じていました。「これから普通の生活はできるのか」「楽しみは減ってしまうのか」など、いろいろなことを考えていた時期でした。しかし「どうしようもないならしかたない!」頑張って透析人生を生きていこう!と思う様になりました。

透析中の過ごし方

1回の透析時間は4時間で週3日透析のため病院に通います。私は、透析中YouTubeやNetflixを見て過ごします。他にも、透析中に病院で出されるご飯を食べる方や備え付けのテレビを見てる方もいますし、寝ている方もいます。4時間の透析は少しキツイですが、YouTube、Netflix、寝るを繰り返し耐えています。笑

まとめ:透析でも人生は楽しめる!

透析生活は簡単なものではありませんが、その中でも自分なりの楽しみ方を見つけることはできると、私は感じています。日々の生活の中で、小さな楽しみを大切にしながら、これからも自分らしく過ごしていきたいと思っています。これから透析を始める方や、今透析生活を送っている方にとって、少しでも前向きになれるきっかけになれば嬉しいです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第7記事 透析患者の食事・水分制限リアルな体験談

透析患者の食事制限、実はこんなにある!

透析になると食べ物にいろいろ制限がつきます。代表的なのはこの3つです。

🍌 カリウム制限

野菜・果物に多い。バナナ・トマト・アボガドなどは注意。高カリウム症になると心臓が止まる場合も。

🥛 リン制限

乳製品・加工食品に多い。骨や血管に影響する。

🧂 塩分制限

塩分は水分をため込みやすくする。むくみや血圧上昇の原因に。

PR / 広告

私も実際に活用している宅配サービスの一つ。添加物不使用で、忙しい透析患者さんにも嬉しい時短ごはんです🍱

📄 専用ページで読む(SEO最適化)

とはいえ、絶対食べてはいけないというより、気を付けるという感覚に近いです。薬もあるので注意程度で大丈夫です。月の数値を見ながらある程度で我慢して下さい。

水分制限が1番キツい!

正直、食事制限よりこっちの方がキツいです。透析患者は、腎臓の機能が落ちているので、体に水分が溜まりやすいんです。なので1日に飲んでいい水分量が決まっています。私は、水分をよく摂る方だったのでかなりキツいです。夏場は特にキツく喉が渇いてもあんまり飲めない。飲んだら透析のときキツくなる。しんどくなります。

じゃあ何を楽しみにしてるの?

制限ばかりとネガティブに聞こえますが、工夫次第で結構楽しめます。薄味に慣れれば素材の味がわかるようになる。塩分を控えるようになってから、食材そのものの旨みがわかるようになりました。また、最近は宅食という便利なものも出てきており、そちらを利用する場合もあります。

💡 「透析食」「腎臓病食」で検索すると、カリウム・リン・塩分を計算した宅配食サービスが見つかります。食事管理のストレスが大きく減るのでおすすめです。

第10記事 透析患者が旅行した話・施設予約のコツも解説

「透析患者は旅行が出来ない」は本当?

透析を始めたとき「もう旅行は無理かなぁ」と思っていました。週3回の通院が必要な透析生活でどうやって旅行するんだろうと。でも、実際はちゃんと工夫や下調べをすれば旅行は出来ます。

旅行するには透析施設の予約が必須!

透析患者が旅行で一番大事なのが、行き先近くの透析施設を予約することです。旅行先でも週3回の透析は必要なので、あらかじめ現地の病院やクリニックに旅行透析として受け入れをお願いします。これを旅行透析または出張透析と言います。予約は約1ヶ月前に連絡するのが理想です。かかりつけの病院に紹介状を書いてもらうとスムーズに受け入れてもらえますよ。

旅行のスケジュールは透析日を中心に考える

基本透析患者の旅行スケジュールは、透析がない日を中心に組むと楽です。例えば、月・水・金が透析日なら、土日で結構楽しめますし、旅行透析をうまく利用すれば、月曜日に現地で透析、土日はフルで楽しめます。

日帰りのお出かけは比較的自由

旅行ほど大がかりでなくていい、近場のお出かけなら比較的自由に出来ます。透析がない日は、ほぼ普通に動けるので、ドライブや買い物、友人との食事なども楽しめます。私も透析のない日は積極的に外出する様にしています。ただし、水分と食事の制限は旅行中も同じで外食が続くと塩分・カリウムオーバーになりやすいので、そこだけ意識しておくといいです。

💡 旅行透析を初めて利用するときは、かかりつけのクリニックに相談を。「透析サマリー」を用意してもらうことで、旅行先でもスムーズに透析を受けられます。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第3記事 透析になるまでの話・アグーの自己紹介

はじめまして透析生活!のアグーと申します。今回は、改めて自己紹介と透析になるまでをご紹介させて頂きます。43歳で男性です。趣味は1人ドライブとそこでの1人カラオケです。笑 運送会社の事務をしていましたが、やりたい事が見つかり退職しました。会社で健康診断が悪かった方、悪くはないけど心配な方はぜひ参考にして頂けたら幸いです。

透析になる前

39歳のとき会社の転勤先で仕事中両目からうっすら血が出ており、眼科へ行き検査したところ糖尿病の網膜があり糖尿病の病院を紹介され通院しました。腎臓の数値が悪く腎臓の検査の結果1、2年後に透析しなければいけないと伝えられました。家に帰って今後の生活や仕事、お金の件など悩んだのを覚えています。会社に結果を報告し入院の為会社と打ち合わせして入院しました。透析の事について勉強があり、不安になりながらも透析とはどんな事をするのかを学びました。

退院後実家のある県へ転勤

退院後会社より転勤を言われ実家で静養しながら働くことになりました。通院しながら腎臓の数値を確認する日々が続きました。途中シャントを作る手術をし、透析が出来る準備をしていました。ある時お医者様から数値の悪化に伴い「もう限界です。透析を始めましょう」言われ入院する事になり、会社に報告し入院。2週間の入院になり、始めてのコンソールを(透析をする機械の名前)見た時は不安でいっぱいになったのを今でも覚えています。透析しながら2週間入院しそこで透析の費用などを教わりました。退院後透析に慣れる為しばらくは会社を休み透析通院をしました。

合併症!目が見えなくなる!?

2ヶ月の透析通院をし、会社に復帰後すぐ目が見えづらくなり眼科へ。網膜症が悪化し外部からは見えないのですが、両目から血が出ており、硝子体が濁って見えなくなっていました。そこで糖尿病は血管の病気と知りました。(高血糖により血管をボロボロにする)会社復帰後すぐに眼科に入院。透析しながら、目の手術をし、また2週間入院しました。結果6ヶ月後会社に再復帰しました。

仕事と病気の両立

復帰後仕事をしながら透析治療を続ける生活が始まりした。会社も透析通院が出来る様にシフトを調整してくれたのでキツかったですが、なんとか仕事をこなす事が出来ました。そこから2年ぐらい働きました。

やりたい事が見つかる!希望をもって前に!

仕事と透析通院をしながら、金、土、日曜の3連休が取れた時は東京へ遊びに行っていましたが、次第に東京に住みたいと思う様になりました。そして、透析という病気になり人生を見つめ直す機会が出来、やりたい事をやる!そんな人生にしたいと思い会社を退職。現在は、東京の病院と住むところを探しています。今年前半での東京への移住を計画実行しています。

最後にこれだけは注意!

糖尿病は怖い病気です。それは痛みも不調をきたす事が一切無く気付いたときには手遅れになる事です。私も健康診断で糖尿病と診断が出ましたが恥ずかしいという感情と仕事に追われており尚且つ痛みも無かったので病院に行く事をしませんでした。今更ですが、あの時病院に行っていればと後悔しています。皆さんも健康診断で悪いところが有れば必ず病院に行って下さい。会社は社員を守ってくれません。自分の健康を守るのは自分自身です!自分の健康は自分で守り、病気のない人生を送って下さい。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第12記事 透析患者のメンタル変化を正直に話す

今回は、メンタル・気持ちの変化について書きたいと思います。

透析と聞いたとき、最初気持ちは?

「あと、1、2年後に透析治療が必要です」と言われたとき、頭が真っ白になりました。週3回、一生続く治療。仕事はどうなる、お金はどうなる、これから普通に生きていけるのか…不安と焦りが一気に押し寄せてきました。透析という言葉は知っていても、自分がそうなるとは思っていなかったので、現実を受け入れるまでに時間がかかりました。

透析が始まってすぐのころ

透析が始まった最初のころは、とにかく気持ちが落ち着きませんでした。始めて透析室に入ると、ベッドがなんでおり、見慣れない透析装置が置かれ、驚きと不安でいっぱいになったのを覚えています。また、毎回針を刺されること、4時間ベッドから動けないこと、食事や水分制限…。「なんでこんな生活をしないといけないんだ」と思う日もありました。透析室で隣のベッドのおじさんが楽しそうに看護師さんと話しているのを見て「あの人はよく慣れてるなぁ」と不思議に思ってたくらいです。当時の私には、透析に慣れるなんて想像も出来ませんでした。

少しずつかわっていった気持ち

機転になったのは、透析を続けていくうちに「透析があるから今日も生きていられる」という感覚が生まれてきたことです。体がしんどいとき、透析が終わったあとに体が楽になる感覚を味わって「この機械が自分を支えてくれてるんだ」と実感する様になりました。それからは、透析への見方が少しずつ変わっていきました。「やらされている治療」から「自分を生かしてくれる時間」へ。気持ち一つで同じ4時間がまったく違うものに感じられる様になりました。

今の気持ち

今は「透析があるから仕方ない」ではなく「透析があっても楽しくやっていける」と思っています。もちろん、しんどい日もあります。水を飲みたいときも、外食をしたいときも、正直キツいです。でも、透析生活に慣れてきた今は、その中でどう楽しむかを考えることが自然に出来る様になりました。透析の方に伝えたいのは「最初の気持ちがずっと続くわけじゃない」ということです。慣れるし、楽しみ方も見つかります。焦らず、自分のペースで透析生活と向き合っていって下さい。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第13記事 透析施設なしで仙台旅行した体験談

今回は、私が透析施設を使わずに仙台に住む友達のところへ旅行したときの話を書きます。

旅行って出来るの?

透析を始めた当初「透析を始めたら旅行はもう出来ないなぁ」と思っていました。しかし、入院中看護師さんから透析患者でも旅行が出来ることを教えてもらい、旅行を計画2泊3日で透析施設を使わずに行きました。

旅のきっかけ

退院後、透析に体と気持ちを慣れさせるために2ヶ月間の有給をもらっていました。最初は、透析のリズムを覚えるだけで精一杯。食事制限、体の変化、毎日がバタバタでした。でも少し落ち着いてきたころ、ふと気付いたんです。そういえば、仙台に友達がいる!会いに行きたい!2泊3日なら透析と透析の間に収まるんじゃないか?そう考えたのが始まりでした。

スケジュールの組み方:透析と透析の間をフル活用

私が選んだのは、現地の透析施設を使わない方法。金曜日:いつもの病院で透析。金曜日午後:地元の空港から伊丹空港を経由し仙台空港→電車で仙台駅・友達と合流。土曜日:仙台市内を観光。日曜日:同じルートで帰宅。月曜日:いつもの病院で透析。金曜午前に透析して、次は月曜午前。この間隔をうまく使えば、現地施設の予約なしで2泊3日が成立します。施設の手配が不要なだけで、計画がぐっとシンプルになりました。(※旅行計画する前にお医者様に旅行してもいいか確認は必ずして下さい!)

仙台で楽しんだこと

友達と仙台市内をぶらぶら歩いて、青葉城跡地にも足を伸ばしました。久しぶりに観光気分を味わえて、それだけで十分すぎるくらいでした。そして、もちろん牛タンも食べました。美味しかったです。後悔はしてません。…しかし、このあとに代償が待っていたのも事実です。

帰って来て気付いた「ヤバいこと」

旅行は最高でした!でも、帰宅後、月曜の透析で看護師さんから言われました。「ドライウエイト、かなり増えてますよ!」旅行中に食べたもの・飲んだものが積み重なって、体にしっかり水分が溜まっていたんです。ドライウエイトを引くのにその後しばらく苦労しました。

透析仲間へ:私の失敗から学んでほしいこと

旅行施設なしの旅行は、スケジュールさえ合えば本当に可能です。行ってよかったと心から思っています。でも、食事・水分管理だけは旅行中も絶対に手を抜かないで下さい。旅行中は気が緩みます。友達といると楽しくて、「少しくらいならいいか」が積み重なります。私がそうでした。帰ってからしんどい思いをしないために、塩辛いものを食べたら他の食事で調整する・水分はいつも通り意識する・非日常だからを言い訳にしない。楽しい旅の余韻を透析室で帳消しにしない様に。私のようにならないでください!!

透析があっても、旅は出来ます。友達にも会える。好きな場所に行ける。おいしいものも(気をつけながら)食べられる。退院後2ヶ月、まだ「透析と生きていく」実感が薄かったころのあの旅は、私にとって大きな一歩でした。この後、3回旅行透析しています。みなさんもお医者様の許可が出れば、旅行しましょう!

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第14記事 透析しながら仕事復帰した話・患者のリアル

今回は、透析しながら仕事復帰した話を書きたいと思います。

会社への告知

透析が始まる前から、職場の上司には「入院するかもしれない」と事前に伝えていました。そして、腎臓の数値も限界がきて、お医者様より「入院になります」と伝えられた2日後入院しました。急な入院だったので慌てて次の日上司に報告。事前に伝えていたため「わかった」とスムーズに受け入れてもらえました。事前に話を通しておいたのが良かったと思います。

休職期間…思ったより長くなった

透析開始の入院・慣らし期間で約3ヶ月休みました。でも、それだけでは終わりませんでした。職場復帰の直後、今度は合併症の網膜症が悪化。目がほとんど見えなくなり、手術のための入院と通院でさらに2ヶ月の休職が必要になりました。透析だけでも大変なのに…合併症が重なり、思い描いていた復帰とは全然違う現実でした。それでも、なんとか職場に戻ることが出来ました。

復帰後の働き方ーー会社と相談して作ったスケジュール

復帰後は、会社と相談して透析に合わせた出勤スタイルにしてもらいました。私は夜透析だったので、こんなスケジュールで働いていました。月・水・金(透析日):9時出勤・17時半退社、退院後そのまま透析へ。火・木(透析翌日):体がキツいため10時出勤・20時半退社。日曜:出勤日数を補うため日曜日出勤もあり。透析の翌日は、午前中いっぱいまで体のダルさが残ります。それを考慮してもらっての10時出勤は本当に助かりました。会社が柔軟に対応してくれたことに、今でも感謝しています。

しんどかったこと

正直、透析翌日の午前中は、体がかなりキツいです。透析で体から水分や老廃物を一気に抜くので、終わったあとはぐったりすることも多く、その状態で翌朝仕事に向かうのは、慣れるまで本当にしんどかったです。もう一つ、仕事が忙しいタイミングでも透析の時間は変えられない。他の社員に業務を引き継いでもらうことが何度もあって申し訳ない気持ちになることもありました。

よかったこと

それでも透析しながら仕事が出来ている、という事実が一番の支えでした。「透析になったら働けなるかも」と思っていたあの不安が、実際には杞憂だったと気づいたとき、少し肩の荷が下りた気がしました。会社に理解してもらい、スケジュールを調整してもらいながら、会社とつながり続けられること。それが、透析生活のメンタルを保つ上でも大きかったと思っています。

透析になっても、工夫と周囲の理解があれば仕事は続けられます。大事なのは、早めに会社に状況を伝えること。そして、無理せず相談しながら自分に合った働き方を作っていくこと。透析と仕事の両立に不安を感じている方の少しでも参考になれば嬉しいです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第20記事 透析患者が東京移住を計画してみた話

今回は、東京移住、計画してみた!を書きたいと思います。今回の記事は現在進行中で、計画段階でのお話になります。

病気になってきづいたこと

透析を始めてから、色々考える様になりました。「これから先、どう生きたらいいのか…」仕事と透析を両立しながら、ずっと頭の片隅にあった気持ちがありました。「東京に住んでみたい!」透析という病気になったことで、逆に「やりたい事をやれる人生にしよう!」と思える様になりました。くよくよしていても仕方ない!それなら動いてみよう!と。

まだ計画段階です

「もう決まった?」と言われそうなので先に言っておきます。今はまだ計画段階です。(笑)東京の透析施設を調べたり、どのエリアに住めるか考えたり、情報収集をしているところです。移住って、健康な人でも大変じゃないですか。透析患者だとさらに調べることが多い。

透析患者が移住するには「施設確保」が最初の関門

調べてわかったことがあります。透析患者が引っ越すには、まず移住先の透析施設を確保することが最優先になります。住みたい場所より先に「通える透析施設があるかどうか」が条件になります。健康な人とは逆の順番で、住む場所を探すことになります。週3回必ず通う場所なので、遠すぎると体への負担が大きくなります。「施設から近い場所に住む」というのが透析患者の移住のリアルです。

東京の施設事情、調べてみると意外と複雑

東京は透析施設の数は多い。でも「空きがあるか」「夜透析できるか」「自分のスケジュールに合うか」は別の話です。条件を絞ると、思ったより選択肢が限られてくる。今はまだリサーチ中で、実際に問い合わせながら動いている段階です。うまくいけばブログでまた報告します。

なぜ東京なのか

特別な理由があるわけじゃないんですけど、仕事をしながら透析をしていたころから、金・土・日の連休が取れると東京へ遊びに行っていました。次第に「住んでみたい!」という気持ちが強くなっていきました。透析があっても、やりたいことをやれる人生にしたい。その気持ちの延長線上に東京移住があります。

まだ計画段階ですが、東京への移住を考えています。透析患者が移住するには、住む場所より先に透析施設を探すことが大事だとわかりました。これから施設探し・部屋探しと進めていく予定です。進捗はブログで書いていきます。お楽しみに。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第23記事 透析患者の外食・コンビニ活用術を全部まとめた

今日は透析患者の外食・コンビニ活用術についてお話しします。透析をやっていると「外食なんて無理なんじゃないか」と思いがちですが、私なりに工夫しながらうまくやっています。その実体験をお伝えします!

正直に言います。外食してます(笑)

「透析患者って外食できないんでしょ?」とよく言われます。でも正直に言うと、私はわりと外食しています(笑)。週に1〜2回は外でご飯を食べることがあります。完璧に制限を守ることが大事なのはわかっています。でも一生続く透析生活で、ガチガチに縛りすぎるとメンタルが続きません。「食べない」よりも「どう食べるか」を考えるようになりました。

コンビニは透析患者の強い味方

コンビニ飯をよく活用しています。私がよく買うのはおにぎり(具材はシンプルなものを選ぶ)、かけうどん・素うどん(汁は残す!)、ゆで卵、野菜スティック(少量ずつ)です。ポイントは「汁を残す」ことです。うどんやラーメンのスープには塩分がたっぷり入っています。透析をはじめてから「汁は飲まない」が完全に習慣になりました(笑)。水分制限もあるので、汁を全部飲むと一気に水分オーバーになってしまいます。夜透析で23時半ごろ帰宅するので、帰り道にコンビニに寄ることもあります。そういうときはおにぎり1個にとどめるようにしています。

外食するなら「透析後の翌日」を狙う

私は夜透析なので、透析直後は体がきれいな状態です。外食するなら「透析が終わった翌日」に食べることを意識しています。透析前日(次の透析が近い日)はなるべく制限を守って、透析が終わった翌日は少しだけゆるめる。このサイクルで精神的なバランスを保っています。もちろん翌日でも塩分・カリウム・リンを無視していいわけじゃないですが、体に余裕がある日に少し楽しむ。これが長く続けるコツだと思っています。

私の外食マイルール

今の私が決めているマイルールはこちらです。汁物は残す(スープは飲まない)・揚げ物は週1〜2回まで・ご飯は少なめで注文する・生野菜(サラダ)を大量に食べない(カリウム対策)・水分を多くとるメニューは避ける。このルールを頭に入れておくだけで、外食でもある程度コントロールできています。

大事なのは「続けられること」

透析は一生続きます。食事制限も一生です。最初は「完璧にやろう」と思っていましたが、それだと精神的につらくなってきます。私のスタンスは「8割守って2割楽しむ」です。外食もコンビニも上手に使いながら、ストレスをためずに生活していくことが大事だと思っています。くよくよしてもしかたない(笑)。楽しみながらやっていきます!

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第30記事 透析患者の災害時の備え〜調べてわかった「現実」〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は透析患者の災害時の備えについてお話しします。

なぜこの記事を書こうと思ったか

私自身、透析を始めてからまだ大きな災害にあったことはありません。だからこそ「もし今地震や台風が来たら、自分は本当に大丈夫だろうか?」と不安に思いました。

調べてみると透析は災害にとても弱い治療で、備えがあるかどうかで命に関わる差が出ることがわかりました。同時に、「災害対策の情報サイトで勧められている備え方が透析患者の現実に合っていない」と感じる部分もありました。

今回は私自身の勉強も兼ねて、透析患者の実情をふまえた災害の備えをまとめます。

まず知っておきたい:透析は災害に弱い治療

血液透析は1回で水道水100リットル以上を使い、機械を動かすには電気も必要です。

地震・台風・大雨で「断水」「停電」のどちらかでも起きれば、透析施設は通常運転できなくなる可能性が高くなります。これが透析患者にとって災害が特別こわい理由です。

「薬を1週間分備蓄」は現実的に難しい

災害対策の情報サイトでよく紹介される「薬を1週間分、緊急用に別で備えておきましょう」という助言。

実はこれ、透析患者には現実的ではありません。

多くの透析患者は通院に合わせて1週間分の薬を受け取るのが一般的です。手元には常に1週間分しかない、というのが普通です。そこから「3日分を持ち歩き用」「1週間分を緊急用」と分けることは物理的にできません。

ではどうするか。主治医に相談して、災害用の予備処方を出してもらえないか聞いてみるのが現実的な解だと思います。施設や医師の判断によりますが、相談する価値はあります。

透析患者にとって本当にやれること

調べてわかった範囲で、現実的にやれることをまとめます。

1. お薬手帳・透析手帳のコピーを別に保管

透析患者は普段から手帳を持ち歩いている方が多いと思います。それとは別にコピーを家族に渡しておく・自宅の別の場所に保管するだけでも違います。災害時に手帳が手元になくても、家族や別場所のコピーで情報が残ります。

2. 自分の透析条件を把握しておく

避難先の別施設で透析を受けるとき、自分の条件を伝える必要があります。

- 透析時間
- ドライウェイト
- 使っている薬の名前・量
- アレルギーの有無
- 尿量(重要)

これらを紙に書いて持ち歩く、またはスマホに保存しておくと、いざというときに慌てません。

3. 通院先施設の災害時対応を確認する

多くの透析施設は災害時マニュアルを持っています。

- 災害時に施設に連絡する電話番号
- 連絡がつかない場合の集合場所・代替施設
- 災害時伝言サービスの利用方針

これらを担当スタッフに直接聞いておくのが一番確実です。

4. 家族との連絡手段を決めておく

災害用伝言ダイヤル「171」やLINEなど、複数の連絡手段を家族と共有しておく。電話が繋がらなくても伝言は残せます。

5. シャント側にケガをしない環境を作る

シャント側の腕にケガをすると透析できなくなります。寝床の近くや日常的に過ごす場所に、倒れやすい家具・尖ったもの・割れやすい物を置かないようにする。地震で物が落下したり倒れたりしたときに、シャント側の腕を傷つけないことを意識した部屋の配置にしておくことが大事です。

透析が遅れたとき、食事と水分はどうする?

調べたところ、災害時に透析が予定通り受けられない場合の自己管理の一般的な目安があります。

- 水分:1日300〜400ml + 尿量
- 塩分:1日3〜4g以下
- カリウム:1日500〜1000mg以下

ただし、水分・尿量・体に許容される量は個人差が大きいです。尿が出る人・無尿の人、心臓の状態、体格、透析の条件…これらすべてによって本当に守るべき数字は変わります。

上の数字はあくまで一般的な目安。自分にとっての具体的な制限量は、平時のうちに主治医・看護師・栄養士に直接確認しておくのが確実です。「うちの場合はどうですか?」と聞くことが、いざというときの一番の備えになります。

透析患者向けの非常食を備える

普通の非常食はカリウム・塩分が多いものがあります。透析患者向けに調整された非常食やレトルト食品も販売されています。

普段の食事制限と同じ感覚で、災害時用に少しずつ備蓄しておくのが現実的です。

災害が起きたらどう動くか

調べた範囲で基本の流れは以下です。

1. まず自分の安全確保
2. 通院している透析施設に連絡(透析できるか・できない場合の集合場所を確認)
3. 施設と連絡がつかない場合は最寄りの保健所へ
4. 指示に従い、別施設または避難先へ移動

「自己判断で動かない」が基本です。

まとめ

- 透析は水と電気が必須なので災害に弱い治療
- 「1週間分備蓄」の助言は透析患者には現実的でない。主治医に相談を
- お薬手帳・透析条件のコピーを別に保管
- 通院先施設の災害時対応は直接確認するのが確実
- 透析が遅れる場合の水分・塩分・カリウムの制限は個人差が大きい。自分の具体的な数字は主治医に確認
- 自己判断せず、施設・保健所の指示に従う

私もまだ完璧に備えられているわけではありません。今回調べたことを少しずつ自分の生活に取り入れていきたいと思っています。

これからも透析生活のリアルをお届けします。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。

================================================================
第31記事:透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜
────────────────────────────────

透析生活!透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は透析患者にとって血圧がなぜそんなに大事なのか、そして「透析の翌朝、なぜあんなにしんどいのか」について、私の体験をもとに正直に書いていきます。

透析中、なんで何度も血圧を測るの?

透析中、看護師さんが定期的に血圧を測りに来ます。
私の場合は1時間に1回測っています。

なぜそんなに頻繁に測るのかというと、透析中は血圧が急に変わりやすいからです。

透析では、体の中にたまった余分な水分を機械で抜いていきます。
これを「除水」と言います。

この除水によって血液の量が変わり、血圧が下がることがあります。
特に除水量が多いときは、急に血圧が下がることもあります。
血圧が下がり過ぎると気分が悪くなったり、意識が遠くなったりすることもあるので、透析中はこまめに確認しているのです。

透析中に血圧が下がり過ぎると何が起きる?

透析中に血圧が落ちてきたとき、看護師さんが対処してくれます。

よくある対処はこんな感じ

・除水を一時的に止める
・生理食塩水を少し補充する
・ベッドの足の方を上げる

そして一つ、看護師さんから教えてもらって「なるほど」と思ったことがあります。

血圧が下がってくると、あくびが増えたり眠くなったりするそうです。除水で血液の量が減り、脳への酸素の巡りが少し落ちることで、眠気やあくびとして体が反応するとのこと。

先日も透析開始時は180あった血圧が、途中で眠くなって寝たら130くらいまで下がっていました。たまに下がりすぎて看護師さんに起こされることもあります。(笑)

「眠いな」と感じたら、もしかすると血圧が落ちてきているサインかもしれません。

透析後の翌朝がしんどい話

透析が終わった後、体がかなりだるく感じます。

私の場合、仕事が終わってからそのまま透析に行き、帰宅するのは23時半ごろです。
そこから寝て、翌朝起きると……血圧が低くて体が重い。

「なんか体が起きてくれない」という感覚です。

特に午前中ずっと、血圧が上がりきらないような状態が続くことがありました。
疲れているだけじゃなく、血圧の問題が体に残っているんです。

なぜ翌朝まで影響が出るのか

透析で4時間かけて水分を抜いた後、体の中の水分バランスは大きく変わります。
寝ている間も体は回復しようとしていますが、朝になってもまだ血圧が低いままなことがある。

このことは、透析していない人にはなかなかわかってもらえません。

「昨日透析だったから、今朝ちょっとしんどいんだよね」と言っても、ピンとこない顔をされることがほとんどです。

でも透析している仲間には「あー、わかるわかる」ってなる話です。

透析のない日は逆に血圧が上がりやすい

血圧の変動は、透析の翌朝だけの話ではありません。

透析のない日は、体に水分がたまっていく一方です。
水分が増えると血液の量も増え、血圧が上がりやすくなります。

透析直後は血圧が低め。透析がない日は血圧が高め。
このジェットコースターのような変化が、透析生活の日常です。

だからこそ、血圧の管理は透析患者にとって毎日のことなのです。

まとめ

・透析中は除水によって血圧が下がりやすいため、こまめに測っている
・あくびや眠気は血圧が下がってきているサインのことがある
・血圧が急低下したときは看護師さんがすぐに対処してくれる
・透析後は体の水分バランスが変わるため、翌朝まで血圧が低い状態が続くことがある
・透析のない日は逆に血圧が上がりやすく、透析患者は毎日この変動と向き合っている

「透析後の朝がしんどい」のは、ただの疲れではありません。
同じように感じている透析患者の方に、「あなただけじゃないよ」と伝えたくて書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第32記事:透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

はじめに

透析患者にとって、夏は特別にしんどい季節です。

水分制限がある中で、暑くて汗をかく。
「飲みたい」という気持ちと「飲めない」という現実がぶつかる季節です。

この記事では、私が実際に経験した夏のリアルな話を書いていきます。

真夏に眼科へ行った日の話

透析の合併症で目が見えづらくなり、眼科に行った日のことです。

真夏でした。

帰り道が上り坂で、歩いて約2時間かかりました。
普通の人なら30分〜1時間で着く道のりです。体力が落ちているのか、透析で体調が万全でなかったのか、足が全然進まなかった。そのうえ真夏の日差しで、汗が止まらなかった。

その日の透析で体重を測ったら、いつもより結構減っていました。
看護師さんに「どうされましたか?」と聞かれるくらい、普段とは違う数値だったようです。

歩いて汗をかいた分、体の水分が外に出たということです。
「しんどかったけど、これはこれで……」と複雑な気持ちになった記憶があります。

透析患者にとって「汗」は悪くない?

健康な人にとって汗は「暑い」という不快なもの。
でも透析患者にとって、汗は体の水分が外に出るという意味があります。

腎臓が働いていないため、水分は尿として出ていきません。
汗として出るのは、体が水分を調整できる数少ない方法のひとつです。

だからといって無理に汗をかけばいいわけではありませんが、汗をかいた日は透析の除水量が少し楽になることがあります。

修行みたいな散歩をしていた話

そのことに気づいてから、しばらく昼間に散歩するようにしていました。
できるだけ歩いて、汗をかいて、水分を少し出しておこうという作戦です。

ある日、看護師さんにそのことを話したら、

「なんで修行みたいなことしてるんですか(笑)」

と言われました。笑

気持ちはわかるけど、無理して汗をかきすぎるのも体に良くないとのこと。
特に夏の炎天下での激しい運動は熱中症のリスクがあるため、程々にするようにアドバイスをもらいました。

夏の熱中症には要注意

透析患者は熱中症のリスクが高い、と言われています。

水分をこまめに補給できないこと、体温調節が難しくなっていることが理由のひとつです。

夏場の外出はできるだけ涼しい時間帯に。
無理な外出や炎天下での長時間の歩行は避けるのが賢明です。

私の眼科帰りの2時間歩きは、今思えばかなりギリギリでした。

水分補給のタイミングをうまく使う

水分制限がある中でも、飲まなければならないタイミングがあります。

私の場合、透析後に薬を飲みます。
その薬を飲む水を、のどが渇いたときの水分補給と兼ねるようにしています。

「どうせ飲む水なら、一番飲みたいタイミングで使う」という小さな工夫です。

水分制限の中で「飲める瞬間」を大切にする。
地味ですが、これが日々の積み重ねになっています。

まとめ

・夏は汗をかくため水分管理がより難しくなる
・汗で水分が出る分、透析の除水量が変わることがある
・無理に汗をかこうとするのは熱中症のリスクがあるため注意
・薬を飲む水分と喉が渇いたタイミングをうまく合わせるのが小さな工夫

夏の水分制限は、透析患者にとってただでさえしんどい生活をさらにしんどくします。
でも工夫しながら乗り越えている人が、たくさんいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。

================================================================
第33記事:透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
────────────────────────────────

透析生活!透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

はじめに

※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。

透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。

透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。

今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。

糖尿病で最初に入院したとき

透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。

当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。

正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。

透析が始まったとき、一時金がおりた

透析が始まったとき、一時金がおりました。

私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。

「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。

金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。

さらに、保険料の支払いも免除になった

透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。

払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。

一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。

シャントの手術は給付金が降りなかった

シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。

結果は、降りませんでした。

理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。

「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。

入院するたびに給付金がおりた

透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。

そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。

入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。

国の制度と民間保険の関係

透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。

基本的には国の制度で賄えます。

ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。

「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。

まとめ

・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった

保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────

透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)

🏮 このブログについて

このブログは透析患者・アグーが、自らの体験をもとに情報を発信しています。
医療的なアドバイスではありませんので、治療方針は必ず担当医にご相談ください。

📋 お金・制度のこと

第2記事 透析治療費は実際いくら?患者が正直に話す

実際の透析治療費はどのくらいかかっているか⁉︎

透析と聞くと、「医療費がかなり高いのでは?」と思う人は多いと思います。結論から言いますが、透析治療費にかかる自己負担額は大体月1万〜2万円程度です。(その人の収入によりますが大半の方は、月1万円程度だと思って下さい。)あくまでも、透析治療費のみの金額になります。

注意点!特定疾病療養受給者証を申請しなければ毎月の透析治療費は40万以上かかります。透析治療の入院中に事務の方から説明があると思うので説明通りに記入していけば問題ありません。

💊 特定疾病療養受給者証

透析治療の自己負担を月1万円(高所得者2万円)に制限。健康保険組合に申請。入院中に申請可能。

💴 高額療養費制度

月の医療費上限を超えた分を払い戻し。所得に応じて適用。

🏥 マル障(障害者医療費助成)

身体障害者手帳取得で自己負担無料または低額。薬代や福祉機器も対象。市区町村で確認を。

📑 障害年金(2級)

透析患者は原則2級認定。透析開始日から3ヶ月後に申請可能。誰も教えてくれないので退院後すぐ年金事務所へ!

📄 専用ページで読む(SEO最適化)

障害年金とは?いくらもらえる⁉︎

透析患者にとって、生活を支える大きな制度のひとつが「障害年金」です。透析治療を受けている場合、一定の条件を満たせば障害年金の対象となります。透析患者は、障害年金2級相当の年金が支給されます。私自身も透析生活が始まってから申請を行い、現在は障害年金を受給しています。ただし、誰も教えてくれないので、退院したら年金事務所に相談に行って下さい。

障害年金の金額ですが、保険料の納付と保険料支払い日数によって変わります。また、子供の人数により増額もあります。私も仕事しながら障害年金を受給していたのでお金に関しての不安は無くなりました。

⚠️ これらの制度は申請しないと受けられません。透析が始まったタイミングで、担当医やソーシャルワーカー、年金事務所などに相談して、使える制度をしっかり活用しましょう。知っているかどうかで、経済的な負担が大きく変わります。

第17記事 透析患者向け傷病手当・失業保険をわかりやすく解説

透析が始まり仕事をどうするか悩む人は多いと思います。「休職したら給付金はもらえる?」「退職したら失業保険は?」などわからないことも多いと思います。制度を詳しく説明しますが、個別の状況によって異なる部分もあるので、詳細は各窓口で確認してください。

傷病手当金とは?

病気や怪我で働けなくなったとき、会社員が受け取れる給付金です。もらえる条件は、健康保険に加入していること・病気で仕事を休んでいること・3日連続で休んだ後、4日目以降も休職・休業中に給与が出ていないこと。もらえる金額は給料の3分の2が支給されます。月給30万なら、1日あたり約6,667円が目安です。もらえる期間は通算1年6ヶ月です。

透析患者の注意点:透析は週3回の通院が必要ですが、働きながら通院している場合は原則対象外です。仕事を休んでいる状態であることが条件です。

失業保険とは?

退職後に次の仕事を探している人が受け取れる給付金です。もらえる条件は、雇用保険に加入していたこと・離職前2年間に12ヶ月以上加入していたこと・働く意思と能力があること・積極的に就職活動をしていること。もらえる金額は給与の50〜80%が目安です。

加入期間が10年未満で自己都合の場合は90日、会社都合退職は120日が基本です。障害者手帳を持っている場合は給付日数が優遇されます(45歳未満:150日〜300日、45歳以上:150日〜360日)。該当する場合はハローワークで確認して下さい。

透析患者の注意点:失業保険は「働ける状態」が前提です。体調によっては就労不能と判断される場合があります。その場合は受給期間の延長手続きをすることで、最長4年まで受給開始を延長出来ます。

傷病手当金と失業保険は同時に貰えない!

原則として併用は出来ません。ただし、退職後も傷病手当金を受け取れる場合があります。退職後も傷病手当金をもらう条件は、退職日まで1年以上健康保険に継続加入していたこと・退職日に傷病手当金を受給中か受給出来る状態だったこと・退職後も働けない状態が続いていること。傷病手当金が終わってから、失業保険の手続きをするのが一般的な流れです。

手続きの流れ

休職する場合:①会社に休職を申請、②健康保険組合または協会けんぽに傷病手当金を申請、③医師の意見書が必要。退職する場合:①退職後に傷病手当金の継続受給を検討、②受給終了後にハローワークで失業保険の手続き、③就労可能な状態になってから求職活動を開始。私の場合は通院しながら仕事をしていた為、退職後には傷病手当金は発生しませんでした。そのまま離職票を持ってハローワークで手続きしました。

透析しながら仕事や生活をどう維持するか、制度を知っておくだけで選択肢が広がります。傷病手当金も失業保険も生活のセーフティーネットです。具体的な手続きや金額は、会社の労務担当・健康保険組合・ハローワークに直接確認してください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第24記事 透析患者の障害年金・申請のポイントを徹底解説

透析が始まったとき、お金のことが頭をよぎった方は多いと思います。私もそうでした。でも実は、透析患者には「障害年金」という大きな支えがあります。ただ、これが本当に誰も教えてくれない。今回は透析患者に特化して、制度の仕組みをわかりやすくまとめます。

透析患者は障害年金2級が対象

透析治療(人工透析)を受けている状態は、原則として障害年金2級に該当すると定められています。これは透析患者全員に共通する話です。「自分は軽症だから対象外かも」と思わなくて大丈夫です。透析をしているだけで2級の対象になります。

障害年金には「障害基礎年金」(国民年金加入者向け)と「障害厚生年金」(厚生年金加入者向け)があり、会社員として厚生年金に加入していた方は、基礎年金に上乗せして厚生年金分も受け取れます。私は会社員だったので、両方受給できました。

初診日が超重要

障害年金の申請で最初に必ずぶつかるのが「初診日」の確認です。初診日とは、障害の原因となった病気で初めて医師の診察を受けた日のことです。たとえば糖尿病が原因で腎臓が悪くなって透析になったケースでは、「腎臓で初めて受診した日」ではなく、「糖尿病と診断された日(糖尿病で初めて病院を受診した日)」が初診日になります。糖尿病と腎不全には「相当因果関係がある」と判断されるためです。

注意が必要なのは、糖尿病と診断されてから透析になるまで10年・20年かかることも珍しくなく、昔の病院のカルテが残っていない場合があるということです。カルテの法定保存期間は5年なので、古い記録が廃棄されているケースがあります。初診日の証明ができなかった場合の対処方法もあるので、諦めずに年金事務所や社会保険労務士(社労士)に相談することをおすすめします。

透析患者は申請時期に特例がある

障害年金は通常、初診日から1年6ヶ月後でないと申請できません。でも、透析患者には特例があります。透析開始日から3ヶ月後に申請できるのです。透析は一度始まったら一生続く治療であることが認められているため、通常より大幅に早く申請できる仕組みになっています。透析を始めてから3ヶ月が経ったら、すぐに動くことをおすすめします。

障害者手帳と障害年金は別の制度

障害者手帳と障害年金は、まったく別の制度です。管轄している省庁も違います。手帳は都道府県・市区町村が窓口、障害年金は年金事務所が窓口になります。手帳の等級と年金の等級も連動していません。私は障害者手帳が3級ですが、障害年金は2級です。手帳が3級だからといって「年金も3級かな、対象外かな」と諦めないでください。年金はあくまでも年金事務所に別途申請が必要です。

仕事をしていても受給できる

障害年金には所得制限がありません(20歳前傷病の障害基礎年金を除く)。実際に私は、会社に復帰して仕事をしながら障害年金を受給していました。透析をしながら働いている方も、ぜひ申請を検討してください。

受給額はいくら?

障害年金の金額は、加入期間や納付状況によって変わります。また、子どもがいる場合は加算があります。一般的な目安として、障害基礎年金2級は年間約80万円前後(月約6万〜7万円)です。厚生年金加入者はこれに上乗せがあるため、さらに多くなります。正確な金額は年金事務所で試算してもらうことができます。

申請から認定まで遡って支給される

障害年金は申請してすぐ振り込まれるわけではありません。申請後、審査・認定までに数ヶ月かかります。ただし、認定されれば申請した月の翌月分から遡って支給されます。たとえば申請から認定まで4ヶ月かかった場合、その4ヶ月分がまとめて振り込まれます。

注意してほしいのが、傷病手当金との重複です。遡及支給の期間が傷病手当金の受給期間と重なっている場合、傷病手当金の一部返還を求める通知が来ることがあります。これは「二重取りはできない」というルールがあるためです。傷病手当金を受給していた方は年金事務所や担当の社会保険労務士に確認しておくことをおすすめします。

誰も教えてくれないから、自分で動くしかない

正直に言います。障害年金のことは、誰も教えてくれませんでした。病院のスタッフも、会社も、自分からは言ってくれません。私は入院中にふと思い立って自分で調べて、退院後に年金事務所に相談しに行って初めて詳しい話を聞けました。透析が始まって3ヶ月が経ったら、まず年金事務所に相談しに行ってください。「透析患者ですが、障害年金の申請について相談したい」それだけ言えば丁寧に教えてもらえます。知っているかどうかで、毎月の生活が大きく変わります。

※この記事は実際に障害年金を受給している私個人の体験と調べた情報をもとに書いたものです。制度の詳細や申請手続きについては、必ず年金事務所や専門の窓口にご確認ください。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第6記事 はじめての方へ・透析生活!記事まとめ

こんにちは、透析生活のアグーと申します。このブログでは、透析患者としての実体験をもとに、透析生活のリアルやお金のこと、日常のことを書いています。初めての方は、ぜひ下記の記事から読んでみてください。

まず読むならこの3記事!

透析とは?透析患者からみた透析の話(第5記事):透析とはどんな治療なのかを患者の立場からわかりやすく書きました。透析をはじめて知る方にもおすすめの記事です。

透析日の1日(第4記事):夜間透析を受けている私の実際の1日の流れを書いています。透析の日がどんな1日になるのかをイメージしやすい内容です。

透析患者お金事情(第2記事):透析患者が使える制度や支援、医療費についてまとめました。お金の不安を持っている方に特に読んでほしい記事です。

透析生活!シリーズ一覧

第1記事「透析生活!人生を楽しむ方法」、第2記事「透析患者お金事情」、第3記事「透析患者自己紹介」、第4記事「透析患者の1日(仕事をしていたときの話)」、第5記事「透析とは?透析患者からみた透析の話」

これから書く予定

今後は、透析での入院とその費用・透析患者の食事について・透析後の体調や血圧のこと・透析生活で困ったことなど書いていく予定です。同じように透析生活をしている方や、ご家族の方の参考になれば嬉しいです。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第11記事 透析生活!記事まとめ(6〜10作目)

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は、記事まとめをお届けします。まだ、読んでない記事があればぜひチェックしてみてください。

第7記事「透析生活!食事・水分制限のリアルな話」:透析患者が一番しんどい「食事・水分制限」について書きました。リン・カリウム・塩分制限、そして水分制限のキツさをお伝えしています。「制限がある中でどう楽しむか」という視点もあわせてどうぞ。

第8記事「透析生活!透析での入院とその費用」:糖尿病の治療の入院と透析を始めるときの入院、合併症(目の手術)での入院、3回の入院体験をもとに書きました。入院費用は特定疾病療養受給者証や高額療養費制度でかなり抑えられます。これから入院を控えている方にぜひ読んでほしい記事です。

第9記事「透析生活!透析中の暇つぶし・私の4時間の過ごし方」:週3回×4時間の透析時間をどう過ごすか。YouTube・Netflix・読書・睡眠…「拘束時間」じゃなく「自分だけの時間」として楽しむコツをまとめました。

第10記事「透析生活!透析と旅行・お出かけのリアルな話」:「透析患者は旅行ができない」は思い込みです!旅行透析の予約方法やスケジュールの組み方など、実際に動ける情報をまとめています。透析があっても楽しみたい方は必見です。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第19記事 透析生活!記事まとめ(12〜15作目)

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は、12作目〜15作目までのまとめ記事となってます。ぜひチェックしてみてください。

第12記事「透析患者のメンタル・気持ちの変化」:透析が始まったときの不安と続けていくうちに気持ちが変わっていった話を正直に書きました。透析を始めたばかりの方にぜひ読んで欲しいです。

第13記事「透析施設なしで旅した話〜仙台編〜」:透析の合間を使って仙台へ2泊3日。行ってよかった、でも食事管理は手を抜いたらダメでした(笑)。

第14記事「仕事・職場復帰のリアルな話」:透析をしながら仕事に戻るまでの経緯と会社と作った透析に合わせたスケジュールについてまとめています。

第15記事「透析患者の体の変化・リアルな話」:かゆみ・つり・血圧…透析を始めてから出てきた地味にしんどい体の変化を正直にお伝えしています。

これからも透析生活のリアルを発信していきます。フォローやコメントをもらえると励みになります。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第28記事 透析生活!記事まとめ4(16作目〜21作目)

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は、16作目〜21作目までのまとめ記事になっています。ぜひチェックしてみてください。

第16記事「マンジャロ打ったら体重・DWが落ちた話」:血糖値500超えをきっかけにマンジャロを始めて、体重・HbA1c・ドライウェイトがどう変わったかをまとめました。透析しながら糖尿病を抱えている方の参考になれば嬉しいです。

第17記事「傷病手当・失業保険の基本の話」:透析を始めて仕事をどうするか悩む方は多いと思います。休職・退職時に使える給付金制度を整理した記事です。知っておくだけで選択肢が広がります。

第18記事「ドライウエイトって何?わかりやすく説明してみる」:医師や看護師がさらっと使う「ドライウェイト」という言葉。最初はよくわからなかった私が、自分なりに理解してきた内容をできるだけわかりやすく書きました。

第20記事「東京移住、計画してみた話」:透析患者が東京移住を計画するとどんな課題があるのか。透析施設の確保、生活環境の変化など、リアルな計画段階の話を書いています。

第21記事「シャントのケアと日常注意点」:透析患者にとって命綱とも言えるシャント。日常生活で気をつけていることを具体的にまとめました。シャントを守ることは、透析を続けることと同じくらい大切です。

12作目〜15作目のまとめ(19作目)に続く、今回のまとめ記事でした。これからも透析生活のリアルを発信していきます。フォローやコメントをもらえると励みになります。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第33記事 透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜NEW

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

はじめに

※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。

透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。

透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。

今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。

糖尿病で最初に入院したとき

透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。

当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。

正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。

透析が始まったとき、一時金がおりた

透析が始まったとき、一時金がおりました。

私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。

「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。

金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。

さらに、保険料の支払いも免除になった

透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。

払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。

一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。

シャントの手術は給付金が降りなかった

シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。

結果は、降りませんでした。

理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。

「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。

入院するたびに給付金がおりた

透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。

そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。

入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。

国の制度と民間保険の関係

透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。

基本的には国の制度で賄えます。

ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。

「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。

まとめ

・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった

保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。

================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────

透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)
第34記事 高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜NEW

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────

透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜

※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。

はじめに

糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。

日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。

健康診断の異常を放置したら、透析になった

糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。

でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。

気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。

糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。

私が経験している合併症

網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。

神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。

経験していないけど怖い合併症

・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる

ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。

やっていること

・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度

まとめ

糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。

私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。

健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

📄 専用ページで読む(SEO最適化)

🏮 このブログについて

このブログは透析患者・アグーが、自らの体験をもとに情報を発信しています。
制度の詳細や適用条件は自治体・保険者によって異なります。必ず担当窓口にご確認ください。

👤 プロフィール

アグー

はじめまして、アグーです

43歳・男性 / 透析患者として情報発信中

🚗 1人ドライブ好き 🎤 1人カラオケ好き 🏥 透析患者・発信中 🗼 東京移住計画中

自己紹介

はじめまして透析生活!のアグーと申します。43歳で男性です。趣味は1人ドライブとそこでの1人カラオケです。笑 運送会社の事務をしていましたが、やりたい事が見つかり退職しました。

趣味

🚗
1人ドライブ
ひとりで好きな道を走るのが好き。気分転換に最高。
🎤
1人カラオケ
ひとりカラオケで思いっきり歌う。透析日じゃない日の楽しみ。

透析になるまでの経緯

🍬
39歳のころ
仕事中両目からうっすら血が出ており眼科へ。糖尿病の網膜症があると言われ糖尿病の病院を紹介され通院開始。腎臓の数値が悪く、1、2年後に透析しなければいけないと伝えられる。
🫘
退院後・転勤
実家のある県へ転勤。通院しながら腎臓の数値を確認する日々。途中シャントを作る手術をし、透析が出来る準備をする。
🩺
透析開始
お医者様から「もう限界です。透析を始めましょう」と言われ入院。2週間の入院になり、はじめてのコンソール(透析機械)を見た時は不安でいっぱいになったのを今でも覚えています。
👁️
目の合併症
会社復帰後すぐ目が見えづらくなり眼科へ。網膜症が悪化し硝子体が濁って見えなくなっていた。透析しながら目の手術をし、また2週間入院。結果6ヶ月後に会社に再復帰。
💼
仕事と病気の両立
復帰後仕事をしながら透析治療を続ける生活が始まる。会社も透析通院が出来る様にシフトを調整してくれた。そこから2年ぐらい働く。
🗼
現在・これから
透析という病気になり人生を見つめ直す機会が出来、やりたい事をやる!そんな人生にしたいと思い会社を退職。現在は東京の病院と住むところを探しています。今年前半での東京への移住を計画実行中。

⚠️ これだけは注意!

糖尿病は怖い病気です。それは痛みも不調をきたす事が一切無く気付いたときには手遅れになる事です。私も健康診断で糖尿病と診断が出ましたが恥ずかしいという感情と仕事に追われており病院に行く事をしませんでした。あの時病院に行っていればと後悔しています。皆さんも健康診断で悪いところが有れば必ず病院に行って下さい。自分の健康を守るのは自分自身です!

🏮 このブログについて

このブログは透析患者・アグーが、自らの体験をもとに情報を発信しています。
医療的なアドバイスではありませんので、治療方針は必ず担当医にご相談ください。