透析のこと
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回はゴールデンウィーク中の透析についてお話しします。
「連休中、透析はどうなるの?」
透析患者なら一度は気になるはずの疑問です。
「ゴールデンウィーク中、透析施設って開いてるの?」
結論から言うと、私が通っている施設はゴールデンウィーク中も通常通り開いています。夜透析も変わらず対応してもらえています。
透析は休めない治療
透析は週3回必ず行う治療です。連休だからといって休めるものではありません。
健康な人がゴールデンウィークに旅行や帰省を楽しんでいる間も、透析患者は変わらず施設に通います。
慣れてくると透析がある生活が日常になるので、連休だからといって特別に気にすることもなくなってきます。
施設によって対応が異なる場合がある
私の施設はGW中も通常営業ですが、施設によっては祝日期間中に一部休診・スケジュール変更になる場合もあります。連休前に担当スタッフに確認しておくと安心です。
GW中の旅行透析は難しい
「連休を使って旅行したい」という気持ちもあると思います。ただしGW中の旅行透析は通常よりも予約が難しいのが現実です。
旅行先の施設もGW中は通常患者の対応で枠が埋まっていることが多く、受け入れに余裕がない場合があります。旅行透析を検討する場合はかなり早めに問い合わせることをおすすめします。旅行透析の基本については第10記事で詳しく書いています。
連休中も休まず働いてくださるスタッフの皆さんへ
透析患者が連休中も通常通り透析を受けられるのは、休まず働いてくださっている透析スタッフの皆さんのおかげです。
世の中がゴールデンウィークで休んでいる中、変わらず透析室に立ってくださっている医師・看護師・臨床工学技士の皆さんには、本当に感謝しかありません。透析患者にとって皆さんの存在がどれだけ大きいか、改めて伝えたいと思います。いつもありがとうございます。
まとめ
- 私の施設はGW中も透析・夜透析ともに通常通り
- 施設によって対応が異なるので、連休前に必ず確認を
- GW中の旅行透析は予約が難しいため、検討する場合は早めに問い合わせを
- 連休中も休まず対応してくださるスタッフの皆さんに感謝
この記事を読んで頂きありがとうございます。これからも透析生活!のリアルをお届けします。
────────────────────────────────
第30記事:透析患者の災害時の備え〜調べてわかった「現実」〜
────────────────────────────────
透析生活!透析患者の災害時の備え〜調べてわかった「現実」〜
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。今回は透析患者の災害時の備えについてお話しします。
なぜこの記事を書こうと思ったか
私自身、透析を始めてからまだ大きな災害にあったことはありません。だからこそ「もし今地震や台風が来たら、自分は本当に大丈夫だろうか?」と不安に思いました。
調べてみると透析は災害にとても弱い治療で、備えがあるかどうかで命に関わる差が出ることがわかりました。同時に、「災害対策の情報サイトで勧められている備え方が透析患者の現実に合っていない」と感じる部分もありました。
今回は私自身の勉強も兼ねて、透析患者の実情をふまえた災害の備えをまとめます。
まず知っておきたい:透析は災害に弱い治療
血液透析は1回で水道水100リットル以上を使い、機械を動かすには電気も必要です。
地震・台風・大雨で「断水」「停電」のどちらかでも起きれば、透析施設は通常運転できなくなる可能性が高くなります。これが透析患者にとって災害が特別こわい理由です。
「薬を1週間分備蓄」は現実的に難しい
災害対策の情報サイトでよく紹介される「薬を1週間分、緊急用に別で備えておきましょう」という助言。
実はこれ、透析患者には現実的ではありません。
多くの透析患者は通院に合わせて1週間分の薬を受け取るのが一般的です。手元には常に1週間分しかない、というのが普通です。そこから「3日分を持ち歩き用」「1週間分を緊急用」と分けることは物理的にできません。
ではどうするか。主治医に相談して、災害用の予備処方を出してもらえないか聞いてみるのが現実的な解だと思います。施設や医師の判断によりますが、相談する価値はあります。
透析患者にとって本当にやれること
調べてわかった範囲で、現実的にやれることをまとめます。
1. お薬手帳・透析手帳のコピーを別に保管
透析患者は普段から手帳を持ち歩いている方が多いと思います。それとは別にコピーを家族に渡しておく・自宅の別の場所に保管するだけでも違います。災害時に手帳が手元になくても、家族や別場所のコピーで情報が残ります。
2. 自分の透析条件を把握しておく
避難先の別施設で透析を受けるとき、自分の条件を伝える必要があります。
- 透析時間
- ドライウェイト
- 使っている薬の名前・量
- アレルギーの有無
- 尿量(重要)
これらを紙に書いて持ち歩く、またはスマホに保存しておくと、いざというときに慌てません。
3. 通院先施設の災害時対応を確認する
多くの透析施設は災害時マニュアルを持っています。
- 災害時に施設に連絡する電話番号
- 連絡がつかない場合の集合場所・代替施設
- 災害時伝言サービスの利用方針
これらを担当スタッフに直接聞いておくのが一番確実です。
4. 家族との連絡手段を決めておく
災害用伝言ダイヤル「171」やLINEなど、複数の連絡手段を家族と共有しておく。電話が繋がらなくても伝言は残せます。
5. シャント側にケガをしない環境を作る
シャント側の腕にケガをすると透析できなくなります。寝床の近くや日常的に過ごす場所に、倒れやすい家具・尖ったもの・割れやすい物を置かないようにする。地震で物が落下したり倒れたりしたときに、シャント側の腕を傷つけないことを意識した部屋の配置にしておくことが大事です。
透析が遅れたとき、食事と水分はどうする?
調べたところ、災害時に透析が予定通り受けられない場合の自己管理の一般的な目安があります。
- 水分:1日300〜400ml + 尿量
- 塩分:1日3〜4g以下
- カリウム:1日500〜1000mg以下
ただし、水分・尿量・体に許容される量は個人差が大きいです。尿が出る人・無尿の人、心臓の状態、体格、透析の条件…これらすべてによって本当に守るべき数字は変わります。
上の数字はあくまで一般的な目安。自分にとっての具体的な制限量は、平時のうちに主治医・看護師・栄養士に直接確認しておくのが確実です。「うちの場合はどうですか?」と聞くことが、いざというときの一番の備えになります。
透析患者向けの非常食を備える
普通の非常食はカリウム・塩分が多いものがあります。透析患者向けに調整された非常食やレトルト食品も販売されています。
普段の食事制限と同じ感覚で、災害時用に少しずつ備蓄しておくのが現実的です。
災害が起きたらどう動くか
調べた範囲で基本の流れは以下です。
1. まず自分の安全確保
2. 通院している透析施設に連絡(透析できるか・できない場合の集合場所を確認)
3. 施設と連絡がつかない場合は最寄りの保健所へ
4. 指示に従い、別施設または避難先へ移動
「自己判断で動かない」が基本です。
まとめ
- 透析は水と電気が必須なので災害に弱い治療
- 「1週間分備蓄」の助言は透析患者には現実的でない。主治医に相談を
- お薬手帳・透析条件のコピーを別に保管
- 通院先施設の災害時対応は直接確認するのが確実
- 透析が遅れる場合の水分・塩分・カリウムの制限は個人差が大きい。自分の具体的な数字は主治医に確認
- 自己判断せず、施設・保健所の指示に従う
私もまだ完璧に備えられているわけではありません。今回調べたことを少しずつ自分の生活に取り入れていきたいと思っています。
これからも透析生活のリアルをお届けします。
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。災害時の対応は施設や状況によって異なります。具体的な避難先・連絡方法・予備の薬の処方などは必ず通院先の施設・主治医にご確認ください。
================================================================
第31記事:透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜
────────────────────────────────
透析生活!透析後の朝がしんどい理由〜血圧の話を正直にします〜
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。
はじめに
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は透析患者にとって血圧がなぜそんなに大事なのか、そして「透析の翌朝、なぜあんなにしんどいのか」について、私の体験をもとに正直に書いていきます。
透析中、なんで何度も血圧を測るの?
透析中、看護師さんが定期的に血圧を測りに来ます。
私の場合は1時間に1回測っています。
なぜそんなに頻繁に測るのかというと、透析中は血圧が急に変わりやすいからです。
透析では、体の中にたまった余分な水分を機械で抜いていきます。
これを「除水」と言います。
この除水によって血液の量が変わり、血圧が下がることがあります。
特に除水量が多いときは、急に血圧が下がることもあります。
血圧が下がり過ぎると気分が悪くなったり、意識が遠くなったりすることもあるので、透析中はこまめに確認しているのです。
透析中に血圧が下がり過ぎると何が起きる?
透析中に血圧が落ちてきたとき、看護師さんが対処してくれます。
よくある対処はこんな感じ
・除水を一時的に止める
・生理食塩水を少し補充する
・ベッドの足の方を上げる
そして一つ、看護師さんから教えてもらって「なるほど」と思ったことがあります。
血圧が下がってくると、あくびが増えたり眠くなったりするそうです。除水で血液の量が減り、脳への酸素の巡りが少し落ちることで、眠気やあくびとして体が反応するとのこと。
先日も透析開始時は180あった血圧が、途中で眠くなって寝たら130くらいまで下がっていました。たまに下がりすぎて看護師さんに起こされることもあります。(笑)
「眠いな」と感じたら、もしかすると血圧が落ちてきているサインかもしれません。
透析後の翌朝がしんどい話
透析が終わった後、体がかなりだるく感じます。
私の場合、仕事が終わってからそのまま透析に行き、帰宅するのは23時半ごろです。
そこから寝て、翌朝起きると……血圧が低くて体が重い。
「なんか体が起きてくれない」という感覚です。
特に午前中ずっと、血圧が上がりきらないような状態が続くことがありました。
疲れているだけじゃなく、血圧の問題が体に残っているんです。
なぜ翌朝まで影響が出るのか
透析で4時間かけて水分を抜いた後、体の中の水分バランスは大きく変わります。
寝ている間も体は回復しようとしていますが、朝になってもまだ血圧が低いままなことがある。
このことは、透析していない人にはなかなかわかってもらえません。
「昨日透析だったから、今朝ちょっとしんどいんだよね」と言っても、ピンとこない顔をされることがほとんどです。
でも透析している仲間には「あー、わかるわかる」ってなる話です。
透析のない日は逆に血圧が上がりやすい
血圧の変動は、透析の翌朝だけの話ではありません。
透析のない日は、体に水分がたまっていく一方です。
水分が増えると血液の量も増え、血圧が上がりやすくなります。
透析直後は血圧が低め。透析がない日は血圧が高め。
このジェットコースターのような変化が、透析生活の日常です。
だからこそ、血圧の管理は透析患者にとって毎日のことなのです。
まとめ
・透析中は除水によって血圧が下がりやすいため、こまめに測っている
・あくびや眠気は血圧が下がってきているサインのことがある
・血圧が急低下したときは看護師さんがすぐに対処してくれる
・透析後は体の水分バランスが変わるため、翌朝まで血圧が低い状態が続くことがある
・透析のない日は逆に血圧が上がりやすく、透析患者は毎日この変動と向き合っている
「透析後の朝がしんどい」のは、ただの疲れではありません。
同じように感じている透析患者の方に、「あなただけじゃないよ」と伝えたくて書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。
================================================================
第32記事:透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜
────────────────────────────────
透析生活!透析患者の夏がしんどい理由〜汗と水分制限と修行みたいな散歩の話〜
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。
はじめに
透析患者にとって、夏は特別にしんどい季節です。
水分制限がある中で、暑くて汗をかく。
「飲みたい」という気持ちと「飲めない」という現実がぶつかる季節です。
この記事では、私が実際に経験した夏のリアルな話を書いていきます。
真夏に眼科へ行った日の話
透析の合併症で目が見えづらくなり、眼科に行った日のことです。
真夏でした。
帰り道が上り坂で、歩いて約2時間かかりました。
普通の人なら30分〜1時間で着く道のりです。体力が落ちているのか、透析で体調が万全でなかったのか、足が全然進まなかった。そのうえ真夏の日差しで、汗が止まらなかった。
その日の透析で体重を測ったら、いつもより結構減っていました。
看護師さんに「どうされましたか?」と聞かれるくらい、普段とは違う数値だったようです。
歩いて汗をかいた分、体の水分が外に出たということです。
「しんどかったけど、これはこれで……」と複雑な気持ちになった記憶があります。
透析患者にとって「汗」は悪くない?
健康な人にとって汗は「暑い」という不快なもの。
でも透析患者にとって、汗は体の水分が外に出るという意味があります。
腎臓が働いていないため、水分は尿として出ていきません。
汗として出るのは、体が水分を調整できる数少ない方法のひとつです。
だからといって無理に汗をかけばいいわけではありませんが、汗をかいた日は透析の除水量が少し楽になることがあります。
修行みたいな散歩をしていた話
そのことに気づいてから、しばらく昼間に散歩するようにしていました。
できるだけ歩いて、汗をかいて、水分を少し出しておこうという作戦です。
ある日、看護師さんにそのことを話したら、
「なんで修行みたいなことしてるんですか(笑)」
と言われました。笑
気持ちはわかるけど、無理して汗をかきすぎるのも体に良くないとのこと。
特に夏の炎天下での激しい運動は熱中症のリスクがあるため、程々にするようにアドバイスをもらいました。
夏の熱中症には要注意
透析患者は熱中症のリスクが高い、と言われています。
水分をこまめに補給できないこと、体温調節が難しくなっていることが理由のひとつです。
夏場の外出はできるだけ涼しい時間帯に。
無理な外出や炎天下での長時間の歩行は避けるのが賢明です。
私の眼科帰りの2時間歩きは、今思えばかなりギリギリでした。
水分補給のタイミングをうまく使う
水分制限がある中でも、飲まなければならないタイミングがあります。
私の場合、透析後に薬を飲みます。
その薬を飲む水を、のどが渇いたときの水分補給と兼ねるようにしています。
「どうせ飲む水なら、一番飲みたいタイミングで使う」という小さな工夫です。
水分制限の中で「飲める瞬間」を大切にする。
地味ですが、これが日々の積み重ねになっています。
まとめ
・夏は汗をかくため水分管理がより難しくなる
・汗で水分が出る分、透析の除水量が変わることがある
・無理に汗をかこうとするのは熱中症のリスクがあるため注意
・薬を飲む水分と喉が渇いたタイミングをうまく合わせるのが小さな工夫
夏の水分制限は、透析患者にとってただでさえしんどい生活をさらにしんどくします。
でも工夫しながら乗り越えている人が、たくさんいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は透析患者の当事者が書いています。医療従事者ではありません。個人の体験・施設の指導をもとにした内容です。医療上の判断は必ず担当医・看護師にご確認ください。
================================================================
第33記事:透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
────────────────────────────────
透析生活!透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。
はじめに
※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。
透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。
透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。
今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。
糖尿病で最初に入院したとき
透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。
当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。
正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。
透析が始まったとき、一時金がおりた
透析が始まったとき、一時金がおりました。
私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。
「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。
金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。
さらに、保険料の支払いも免除になった
透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。
払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。
一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。
シャントの手術は給付金が降りなかった
シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。
結果は、降りませんでした。
理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。
「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。
入院するたびに給付金がおりた
透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。
そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。
入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。
国の制度と民間保険の関係
透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。
基本的には国の制度で賄えます。
ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。
「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。
まとめ
・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった
保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。
================================================================
第34記事:高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
────────────────────────────────
透析生活!高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜
※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。
はじめに
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。
「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。
2026年8月から何が変わる?
月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。
「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。
これが大事なポイントです。
今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。
新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。
月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。
月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。
透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。
透析患者の「特定疾病」はどうなる?
透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。
ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。
2027年8月にも変わる
所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。
まとめ
・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。
================================================================
第35記事:糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
────────────────────────────────
透析生活!糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。
はじめに
糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。
日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。
健康診断の異常を放置したら、透析になった
糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。
でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。
気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。
糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。
私が経験している合併症
網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。
神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。
経験していないけど怖い合併症
・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる
ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。
やっていること
・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度
まとめ
糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。
私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。
健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
📄 専用ページで読む(SEO最適化)