第22記事

睡眠問題〜夜中に目が覚める、疲れが取れない〜

今回のテーマは「睡眠」です。

透析患者あるあるとして食事制限やかゆみ・つりの話はよく出てきますが、実は地味にしんどいのが「睡眠」です。夜中に何度も目が覚める、朝起きても疲れが取れていない……そんな経験はありませんか?今回はそのリアルを書いていきます。

まず最初にお伝えしておきます。私は医療従事者でも専門家でもありません。この記事は実際に透析を受けている一般人の私が、体験と担当スタッフから教えてもらったことをもとに書いたものです。詳しいことは必ず担当の医師やスタッフに確認してください。

透析患者が眠れない理由

透析患者に睡眠トラブルが多い理由はいくつかあります。

ひとつは「むずむず脚症候群」です。寝ようとすると脚がむずむず・ぞわぞわして、じっとしていられなくなる症状です。透析患者に多いと言われていて、私も経験があります。あの感覚、うまく説明できないんですが、とにかく気持ち悪くて眠れないんです。

もうひとつは「透析後の体の変化」です。透析で体から水分や老廃物を一気に抜くので、終わった後は体がぐったりしています。疲れているのに、なぜか眠りが浅い。そういう夜が結構あります。

あとは「夜中の血圧変動」も関係しているようです。透析患者は血圧が不安定になりやすく、それが睡眠の質に影響することもあると教わりました。

私が経験した睡眠のしんどさ

仕事をしていたころは特にひどかったです。

夜に透析を終えて帰宅するのが23時半ごろ。そこから寝ようとしても、むずむず脚でなかなか眠れない。ようやく寝つけたと思ったら夜中に目が覚める。翌朝は体が重くてだるい。そのまま仕事へ……という悪循環でした。

「透析があるから疲れるのは仕方ない」と思いながらも、睡眠不足が続くとメンタルにもじわじわ影響が出てきます。些細なことでイライラしたり、気持ちが落ち込みやすくなったりしました。

夜透析ならではの睡眠の難しさ

私は夜透析なので、透析が終わって帰宅するのがだいたい23時半ごろです。

体はクタクタなのに、帰ってすぐ寝られるかというとそうでもない。透析で体の状態がガラッと変わっているので、なかなか寝つけない夜もあります。ようやく眠れたと思ったら夜中に目が覚める。翌朝は血圧が低くて午前中ずっとしんどい……というのが正直なところです。

退職してからは翌日の予定を気にしなくていい分、少し気持ちが楽になりました。「眠れなくても焦らなくていい」と思えるようになったのは大きかったです。

対処できることもある

むずむず脚症候群は、薬で改善できる場合があります。私も一時期、担当医に相談して薬を処方してもらいました。「そんなことで相談していいの?」と思わずに、気になったら遠慮なく言ってみてください。

また、寝る前の水分を控えること、体を冷やしすぎないことも多少効果がありました。あくまで私個人の感覚ですが、試してみる価値はあると思います。

まとめ

透析患者の睡眠問題は、むずむず脚・透析後の疲れ・血圧変動などが重なって起きやすいです。「眠れないのは透析だから仕方ない」と一人で抱え込まずに、しんどいと感じたら担当のスタッフや医師に相談してみてください。対処できることは意外とあります。

これからも「透析生活!」のリアルをお届けします。読んでくれてありがとう!

※この記事は透析患者である私個人の体験と、医師・スタッフから教えてもらったことをもとに書いたものです。医療的な正確性を保証するものではありません。睡眠や体調については、必ず担当の医師やスタッフに相談してください。

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