透析患者と生命保険〜入っていてよかったと思った話〜
※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。
はじめに
※この記事は民間の生命保険の話です。国の健康保険制度については別記事でまとめています。
透析患者にとって、民間の生命保険はどう関わってくるのか。
透析になると国の制度でかなりの部分がカバーされます。でも私の場合、民間の生命保険にも入っていて、それが何度か助けになりました。
今回は私のリアルな体験をそのまま書きます。保険の宣伝でも勧誘でもありません。「こういうことがあった」という話です。
糖尿病で最初に入院したとき
透析になる前、糖尿病が悪化して入院しました。
当時、貯金があまりありませんでした。
入院費用がどれくらいかかるか不安でしたが、入っていた生命保険から入院給付金がおりました。
正直、ほっとしました。
お金の不安がある中での入院は、体の辛さに加えて精神的にもきつい。
給付金がおりたことで、少し気持ちが楽になりました。
透析が始まったとき、一時金がおりた
透析が始まったとき、一時金がおりました。
私が入っていた保険には「重度生活習慣病治療特約」という特約があり、糖尿病など生活習慣病が重篤な状態——透析開始もその対象——になったときに給付金が受け取れる仕組みがありました。
「糖尿病をカバーする保険」と思って入っていたものが、透析になったときにも動いたということです。
金額は契約内容によって異なります。詳しくはご自身の保険証券や契約のしおりで確認してみてください。
さらに、保険料の支払いも免除になった
透析が始まってから、加入していた保険の「払込免除」も適用されました。
払込免除とは、一定の状態になると保険料の支払いが免除される仕組みです。
私の場合、透析状態がその条件に該当したため、契約期間中の保険料を払わなくてよくなりました。
一時金がおりた上に、保険料まで免除になる。
これは正直、知らなかった制度でした。
シャントの手術は給付金が降りなかった
シャントを作るための手術をしたとき、保険の給付金を申請しました。
結果は、降りませんでした。
理由は、シャント作成手術が保険の「手術給付金」の対象となる手術リストに入っていなかったからです。保険によって手術給付金の対象となる手術が決まっており、そのリストに載っていない手術は支払い対象外になります。
「手術したのに降りないのか」と思いましたが、そういう仕組みでした。
申請してみることは大切ですが、必ず降りるわけではないということも知っておいてほしいです。
入院するたびに給付金がおりた
透析が始まってからも、合併症や体調不良で入院することが何度かありました。
そのたびに、入院給付金がおりました。
透析そのものは外来通院なので給付金の対象にはなりませんが、入院が必要な状態になると対象になります。
入院のたびに給付金があることで、「お金の心配をしなくていい」という安心感がありました。
国の制度と民間保険の関係
透析患者は国の制度がしっかりしているため、透析の医療費そのものは特定疾病療養受給者証などで大きく抑えられます。
基本的には国の制度で賄えます。
ただ、入院が必要になったとき、急な出費が重なったとき、そういう場面で民間保険が助けになると感じました。
「国の制度があるから保険はいらない」とも言えるし、「あって損はなかった」とも言える。どちらも正直な気持ちです。
まとめ
・糖尿病で入院した際、入院給付金がおりてほっとした
・透析開始時に「重度生活習慣病治療特約」により一時金がおりた
・払込免除特約が適用されて保険料の支払いが免除になった
・シャント作成手術は手術給付金の対象外で降りなかった
・入院するたびに入院給付金がおりて助かった
・国の制度が基本だが、民間保険があって助かった場面もあった
保険の内容は契約や保険会社によって大きく異なります。払込免除の条件や給付金の対象も契約次第です。詳しくは加入している保険会社に確認してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事は透析患者の当事者が書いています。保険の内容は契約によって異なります。詳細はご加入の保険会社に直接ご確認ください。
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