第34記事

高額療養費制度の話〜2026年・2027年に変わること〜

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

はじめに

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は高額療養費制度の変更についてお話しします。

「月の負担は上がるのに、年間で見ると下がる」という少しわかりにくい変更です。透析患者への影響も含めてまとめました。

2026年8月から何が変わる?

月の自己負担の上限が上がります。たとえば年収370万〜510万円の方なら、月の上限が約8万円から約8万6,000円になります。

「え、負担が増えるの?」と思うかもしれません。でも同時に、今までなかった年間の上限(53万円)が新しくできます。

これが大事なポイントです。

今まで年間の上限がなかったので、毎月8万円払い続けると年間で約96万円になっていました。

新制度では年間53万円を超えたら、それ以上の支払いはありません。

月8万6,000円で計算すると、6〜7ヶ月で53万円に到達します。残りの5〜6ヶ月は自己負担ゼロです。

月の負担は上がるけど、年間で見ると約96万円→53万円に下がります。

透析患者は毎月必ず通院するので、この年間上限に早く達します。健康な方より恩恵を受けやすい変更です。

透析患者の「特定疾病」はどうなる?

透析患者が使える月1〜2万円の特例(特定疾病)は、現時点では維持される見通しです。

ただし、この特例に新しい年間上限が適用されるかどうかは現時点では不明です。通っている施設や健康保険の窓口で確認してみてください。

2027年8月にも変わる

所得区分がさらに細かく分かれます。年収によって負担額が変わるので、自分がどの区分になるか確認が必要です。

まとめ

・月の上限は上がる
・年間上限(53万円)が新設され、年間で見ると負担は下がる
・透析患者の特定疾病(月1〜2万円)は維持見通し
・2027年8月にも所得区分の変更がある
・詳細は施設・健康保険の窓口へ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※この記事の制度内容は調査時点の情報です。今後変更になる可能性があります。詳細は加入している健康保険・担当の医師・施設スタッフにご確認ください。

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