第53記事

東京移住で不動産屋に危うく騙されかけた話〜気づいた4つのこと〜

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は、東京の家探し中に不動産屋に騙されかけた話を正直に書きます。

52記事目で「9日間しんどかった」と書きましたが、その中でも特に「やばかった」と思ったのがこの話です。9日間で物件を決めないといけない状況で、焦り過ぎていました。それをうまく使われました。同じ目に遭う人が一人でも減ってほしいので、正直に書きます。

「仲介手数料75%カット」で地元から予約を入れた

東京の物件をネットで探していたら、「来店予約で仲介手数料75%カット」という不動産屋が出てきました。

東京の家賃で仲介手数料1ヶ月分というのは、地方から見るとかなりの金額です。それが75%引きになるなら、数万円浮く。透析患者にとって初期費用の数万円は軽くない。希望エリアの物件もあったので、地元から来店予約を入れました。

今思えば、この「安さ」がフックでした。

来店すると、最初から様子がおかしかった

店内は活気がありました。次々と客が来て、担当者が動いている。「人気の店なんだな」と思いました。

席に座って、予約した物件を見たいと伝えると、担当者は一度奥に引っ込みました。戻ってきて、こう言われました。

「その部屋、事故物件なんですよ。しかも上の階も事故物件で、換気扇を通して臭いが出てくるんです」

絶句しました。

「事故物件」の一言で、選択肢を奪われた

内見もしていない。写真を見せられただけ。そのうえで「事故物件」と口頭で言われた。

透析患者にとって住環境は健康に直結します。「においが来る部屋には住めない」という感情が、冷静さより先に動きました。「では他の物件を」と話が進みました。

でもよく考えると、事故物件には本来告知義務があります。内見もさせずに口頭だけで伝えて、こちらの判断材料を全部奪う。あとから気づいたことですが、これが最初の罠でした。

紹介される物件、毎回「問題」が出てくる

代わりに紹介された物件を見ようとするたびに、担当者は奥に引っ込む。戻ってくるたびに何かしら問題が出てくる。「隣人が問題のある人で…」「オーナーが…」。

最終的に案内されたのは、最初の予算より高い物件でした。初期費用の内訳も引っかかりました。

仲介手数料75%引きでお客を呼び込み、理由をつけて別の高い物件を売り込む。今思えばそういう構造でした。

その場で審査をお願いしてしまった

その不動産屋だけで2時間以上いました。次々と物件を出されて、断って、また出されて。気づいたら疲れ果てていました。それでも絶対に決めないといけない、という焦りに負けて、審査までお願いしてしまいました。

家に帰って、冷静になって気づいた

一人になって考えたら、おかしいことだらけでした。「予約した部屋を内見させずに、別の高い部屋に誘導された」

おそらく紹介された物件は、不動産屋自身が管理している自社物件だったと思います。だから最初の物件を「事故物件」にした。証拠はありませんが、動きがそんなふうに感じました。

メールで「お断りします」と伝えました。「今後のやり取りはメールで」とも添えました。証拠を残すためです。

同じ目に遭わないために

経験から思ったことを書きます。

まとめ

東京の不動産屋が全部悪いわけじゃないと思います。その後は別の不動産屋で物件を決めることができました。

ただ、9日間という限られた期間で動いていた分、焦りが判断を鈍らせました。そのリアルを知ってほしくて書きます。

東京移住シリーズは今回で終わりです。51・52・53と読んでくれた方、ありがとうございました。

この記事は当事者の個人的な体験をもとに書いています。不動産取引に関する判断は、ご自身の状況に応じて慎重に行ってください。問題があると感じた場合は、消費生活センター等の関係機関にご相談ください。

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