第93記事

透析患者はコーヒーを飲んでいい?カリウム・水分で気をつける3つのこと

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

「透析してても、コーヒーって飲んでいいの?」——コーヒーが好きな人にとっては、けっこう切実な疑問ですよね。私もインスタントをたまに飲むので、気になって調べてみました。結論から言うと、飲んでも大丈夫。ただし「量・種類・飲み方」に注意が必要でした。今日はそのポイントを、当事者目線で正直にまとめます。

① まず大前提:コーヒーは「水分」にカウントする

透析患者にとって、いちばん忘れてはいけないのがこれです。コーヒーも立派な水分。お茶や水と同じく、1日の水分摂取量に含めて数える必要があります。

「コーヒーには利尿作用があるから水分は出ていくのでは?」と思うかもしれません。たしかにカフェインには利尿作用がありますが、尿がほとんど出なくなっている透析患者では、その分が体の外に出ていってくれるわけではありません。飲んだぶんは、しっかり水分として体に残ると考えておくのが安全です。水やお茶の「代わり」に飲むのではなく、1日の水分の中に組み込んで考えましょう。

② カリウムが、意外と多い

コーヒーは、思っているよりカリウムを含みます。透析患者のカリウム摂取の目安は1日2,000mg以下とされることが多いので、積み重ねに注意です。1杯あたりの目安はこんな感じでした。

種類カリウム(1杯)カフェイン(1杯)
インスタント(150ml)約72mg約80mg
ドリップ(150ml)約97.5mg約60mg
缶コーヒー(185g)約111〜222mg商品による

カリウムの量は、ざっくり インスタント<ドリップ<缶コーヒー の順で多くなります。少しでもカリウムを抑えたいなら、薄めのインスタント(アメリカン)が選びやすい、ということになります。

③ こわいのは「ミルク・砂糖・缶コーヒー」

実は、コーヒーそのものより「何を足すか」「何で飲むか」のほうが落とし穴になりがちです。

カフェインそのものの作用も知っておく

カフェインには、健康な人では250〜300mg(コーヒー約4杯)で尿量が増えるといった作用があります。透析患者の場合、尿として出せない分、多量に飲むと脱水や電解質バランスの乱れにつながりやすいとされています。また、カフェインは目を覚ます作用があるので、寝る前のコーヒーは睡眠の妨げになることも。夜は控えめにするのが無難です。

※この記事は当事者の視点で、一般的に知られている情報を調べてまとめたものです。カリウム・リン・水分の制限の程度は、残っている腎機能や検査値によって一人ひとり異なります。コーヒーの適量も人によって違うので、自己判断で増やさず、不安なときは必ず主治医や管理栄養士に相談してください。数値は目安であり、商品や淹れ方によって変わります。

まとめ

私はインスタントにミルクを入れて、砂糖は入れずに飲んでいます。今回調べてみて、ミルクでカリウムやリンが増えると知って、正直ちょっとドキッとしました。我慢しすぎず、でも数えながら付き合っていきたいです。みなさんはコーヒー、どんなふうに付き合っていますか?よかったらコメントで教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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