透析患者はコーヒーを飲んでいい?カリウム・水分で気をつける3つのこと
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
「透析してても、コーヒーって飲んでいいの?」——コーヒーが好きな人にとっては、けっこう切実な疑問ですよね。私もインスタントをたまに飲むので、気になって調べてみました。結論から言うと、飲んでも大丈夫。ただし「量・種類・飲み方」に注意が必要でした。今日はそのポイントを、当事者目線で正直にまとめます。
① まず大前提:コーヒーは「水分」にカウントする
透析患者にとって、いちばん忘れてはいけないのがこれです。コーヒーも立派な水分。お茶や水と同じく、1日の水分摂取量に含めて数える必要があります。
「コーヒーには利尿作用があるから水分は出ていくのでは?」と思うかもしれません。たしかにカフェインには利尿作用がありますが、尿がほとんど出なくなっている透析患者では、その分が体の外に出ていってくれるわけではありません。飲んだぶんは、しっかり水分として体に残ると考えておくのが安全です。水やお茶の「代わり」に飲むのではなく、1日の水分の中に組み込んで考えましょう。
② カリウムが、意外と多い
コーヒーは、思っているよりカリウムを含みます。透析患者のカリウム摂取の目安は1日2,000mg以下とされることが多いので、積み重ねに注意です。1杯あたりの目安はこんな感じでした。
| 種類 | カリウム(1杯) | カフェイン(1杯) |
|---|---|---|
| インスタント(150ml) | 約72mg | 約80mg |
| ドリップ(150ml) | 約97.5mg | 約60mg |
| 缶コーヒー(185g) | 約111〜222mg | 商品による |
カリウムの量は、ざっくり インスタント<ドリップ<缶コーヒー の順で多くなります。少しでもカリウムを抑えたいなら、薄めのインスタント(アメリカン)が選びやすい、ということになります。
③ こわいのは「ミルク・砂糖・缶コーヒー」
実は、コーヒーそのものより「何を足すか」「何で飲むか」のほうが落とし穴になりがちです。
- ミルク(牛乳):入れるとカリウムが増えます。さらに乳製品はリンも多いので、カフェオレやミルクたっぷりは要注意。
- 砂糖:黒砂糖は3gあたり約36mgのカリウムを含みます。甘くしたいなら、カリウムの少ない上白糖やグラニュー糖のほうが無難です。
- 缶コーヒー:カリウムが多めなうえ、ミルク入りはリンも上がります。飲み物に使われるリン(添加物のリン)は体に吸収されやすいとも言われます。できれば避けて、自分で淹れた薄めのコーヒーを水筒で持ち歩くほうが安心です。
カフェインそのものの作用も知っておく
カフェインには、健康な人では250〜300mg(コーヒー約4杯)で尿量が増えるといった作用があります。透析患者の場合、尿として出せない分、多量に飲むと脱水や電解質バランスの乱れにつながりやすいとされています。また、カフェインは目を覚ます作用があるので、寝る前のコーヒーは睡眠の妨げになることも。夜は控えめにするのが無難です。
まとめ
- コーヒーは飲んでOK。ただし「量・種類・飲み方」に注意
- コーヒーも水分。1日の水分量に必ず数える(利尿作用はあてにしない)
- カリウムは意外と多い(ドリップ150mlで約97mg)。インスタント<ドリップ<缶
- ミルク・黒砂糖・缶コーヒーはカリウム・リンが上がりやすい
- 目安は1日1〜2杯。寝る前は控えめに。週末などカリウムが溜まりやすい時期はとくに注意
- 適量は人それぞれ。心配なときは主治医・管理栄養士に相談
私はインスタントにミルクを入れて、砂糖は入れずに飲んでいます。今回調べてみて、ミルクでカリウムやリンが増えると知って、正直ちょっとドキッとしました。我慢しすぎず、でも数えながら付き合っていきたいです。みなさんはコーヒー、どんなふうに付き合っていますか?よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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