もったいないと思ってた。透析患者が人工腎臓ダイアライザーを正直に調べた話
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回はダイアライザーについてお話しします。
透析をしている方なら、あの円筒形の器具を一度は目にしたことがあると思います。透析が終わるたびに交換される「あれ」です。私は透析を始めたころから「もったいないな、経費かかるんだろうな」とずっと思っていました。改めてちゃんと調べてみたので、今回は正直に話します。
ダイアライザーって何?
ダイアライザーは「人工腎臓」とも呼ばれる、血液透析に欠かせない消耗品です。
調べてわかったのですが、あの円筒の中には「中空糸(ちゅうくうし)」と呼ばれる、髪の毛よりも細い管が数万本入っています。血液はその細い管の中を通り、管の壁にある無数の小さな穴から老廃物や余分な水分だけが外側にしみ出します。きれいになった血液が体に戻る、という仕組みです。
腎臓が本来やっていることを、この小さな円筒が代わりにやっているわけです。
技師さんに教わった話
私が「あれがダイアライザーというんだ」とはっきり知ったのは、技師さんに教えてもらってからです。名前を知る前から、なんとなく「あれが腎臓の代わりをしているんだろうな」と思いながら見ていました。あの筒の中を自分の血液が通っているんだと思うと、不思議な気持ちになったのを覚えています。これで老廃物が除去できるんだ、と。
ベッドの上からぼんやり見るくらいで、毎回じっくり観察するわけではないですが、何度かふと目に入るときがあります。
毎回使い捨てることへの正直な気持ち
透析が終わるたびに1本交換されるダイアライザー。ずっと「もったいないな」と思っていました。あの量が毎回捨てられているんだと思うと、コストも相当だろうなと感じます。
ただ、調べてみたら再利用ができない理由がちゃんとありました。
一度使ったダイアライザーには血液が触れています。感染リスクがあるため、日本では基本的に使い捨てが義務化されています。どれだけ洗浄しても、感染を完全に防ぐことができないためです。
「しょうがない」と思っています。ただ、使い捨てずに感染リスクもゼロにできるような技術がいつか出てきたらいいな、とも正直思います。
ダイアライザーの素材と石油の話
ダイアライザーの中空糸は、ポリスルホンやポリエーテルスルホンといった素材でできています。調べてわかったのですが、これらは石油由来のプラスチックです。つまりナフサが原料になっています。
ナフサが石油由来であることはニュースで知っていました。ただ、ダイアライザーの材料がそこにつながっているとは、今回調べるまで意識していませんでした。
ナフサ不足のニュースは聞いていましたが、日本の医療関係は大丈夫だろうという感覚があります。この記事も不安を煽りたいわけではなく、「知らない」を「知る」ために調べたものです。
まとめ
- ダイアライザーは「人工腎臓」とも呼ばれる透析の消耗品
- 中に中空糸が数万本入っており、老廃物・余分な水分をろ過する仕組み
- 毎回使い捨てなのは感染リスクのため。日本では再利用は基本禁止
- 素材はポリスルホンなど石油由来のプラスチック。ナフサが原料
- もったいないとは思うが、今の技術では使い捨てしかない
透析をしていると、こういった道具を毎回何気なく見ているようで、意外と知らないことがたくさんあります。調べてみると「そういうことだったのか」と思うことが多く、自分の治療への理解が少し深まった気がしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
ダイアライザーのこと、気にしたことありますか?コメントで教えてください。
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