透析患者が「足」を大事にする理由〜小さな傷が命取りになる前に〜
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
透析施設で「足を見せてください」と言われたり、「フットケア」という言葉を聞いたことはありませんか。最初は「なんで足?」と思うかもしれません。でも調べてみると、透析患者にとって足を守ることは、本当に大事なことでした。今日は、なぜ透析患者が足を大切にするのか、正直に調べてまとめます。
透析患者の足は、トラブルが起きやすい
透析患者、とくに糖尿病がある人は、動脈硬化が進んで足の血のめぐりが悪くなりやすいと言われています。これを「末梢動脈疾患(PAD)」と呼びます。血流が悪いと、足が冷える・しびれる・痛む、といった症状が出やすくなります。
さらに糖尿病があると、神経の障害で痛みを感じにくくなることがあります。これがとても怖いところです。
なぜ「小さな傷」が怖いのか
血流が悪く、痛みも感じにくいと、どうなるか。
たとえば、靴ずれ・深爪・やけど・水虫などで、足に小さな傷ができたとします。健康な人なら痛くてすぐ気づき、自然に治ります。ところが透析患者の足では、痛みに気づかないまま傷が悪化し、血流が悪いので治りにくい。その結果、潰瘍(深いただれ)になり、さらに進むと壊死(組織が死ぬこと)、最悪の場合は足を切断しなければならないこともあります。
「たかが足の傷」が、命や生活を大きく左右する。だからこそ、透析の現場では足を大切にするのです。「足を守ることは、命を守ること」とも言われます。
毎日できる、足のセルフチェック
大事なのは、予防と早期発見。むずかしいことではなく、毎日の習慣で守れます。
- 毎日、足をよく見る:傷・赤み・色の変化・腫れ・水ぶくれ・水虫がないか。足の裏や指の間も忘れずに(見えにくければ鏡を使う・家族に見てもらう)
- 清潔に保ち、保湿する:洗ってよく乾かし、乾燥するならクリームで保湿。ただし指の間は乾かす
- 深爪をしない:爪は四角めに、切りすぎない。自分で難しければ施設や皮膚科に相談
- 自分に合った靴・靴下を:きつい靴・サイズの合わない靴は靴ずれのもと。靴の中に小石などが入っていないかも確認
- やけどに注意:感覚が鈍いと、こたつ・湯たんぽ・カイロ・熱いお風呂で低温やけどをしても気づきにくい
- はだしで歩かない:思わぬものを踏んで傷をつくらないように
「あれ?」と思ったら、早めに相談
足に傷・赤み・腫れ・色の変化・冷たさ・しびれを見つけたら、軽く見えても早めに透析施設のスタッフや主治医に相談してください。最近は「フットケア外来」を設けている施設も増えていて、専門のスタッフが足を診てくれます。
早く見つけて、早く手を打つ。これが、足を——そして生活を守る一番の近道です。
まとめ
- 透析患者(とくに糖尿病)は、足の血流が悪くなりやすい(末梢動脈疾患)
- 神経障害で痛みに気づきにくく、傷が悪化・治りにくい→潰瘍・壊死・切断のリスク
- だから「足を守ることは命を守ること」
- 毎日、足を見る/清潔・保湿/深爪しない/合う靴/やけど注意/はだしで歩かない
- 傷・赤み・しびれを見つけたら、軽く見えても早めに相談(フットケア外来も)
みなさんは、足のチェック、習慣にしていますか?気をつけていることがあれば、よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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