血液検査の結果、毎回ドキドキする。透析患者が毎月見ている5つの数字
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
透析患者は毎月、血液検査を受けます。結果が出るたびに、正直ドキドキします。私が一番気になるのは血糖値です。HbA1cが下がっているとほっとするし、上がっていると「食事を見直さないと」となる。
この記事では、透析患者が毎月チェックしている血液検査の数値について、当事者の視点で説明します。
透析患者はなぜ毎月血液検査を受けるのか
透析患者の体の状態は、食事・透析の効果・薬の効き具合によって毎月変わります。血液検査はその「体の通知表」です。
数値を見て、主治医が透析条件を変えたり、薬を調整したり、食事指導をしたりします。透析条件の変更とは、たとえば透析時間を延ばす・血流量を上げる・透析膜を変えるといったことです。私自身が経験したのは、針が太いものに変わったことです。針が太くなると血液の流れる量が増え、透析の効率が上がります。「条件を変える」といっても、こういう地味な変化が積み重なっています。
①カリウム(K)
透析患者が一番気にする数値のひとつです。カリウムは腎臓が機能していると尿から排出されますが、透析患者はそれができません。カリウムが高くなりすぎると、心臓の電気信号が乱れて危険な状態になることがあります。野菜・果物・芋類に多く含まれるため、食事制限の中でも特に意識が必要な数値です。私はずっと基準値内をキープできています。食事に気をつけてきた結果だと思っています。
②リン(P)
リンが高い状態が続くと、骨がもろくなったり、血管が石灰化したりします。加工食品・乳製品・魚卵などに多く含まれます。食品の裏面を見る習慣がついたのは、リンを気にし始めてからです。私はずっと基準値内で来ていましたが、最近になって高くなってきました。気を抜くと上がるんだと実感しているところです。
③ヘモグロビン(Hb)
貧血の指標です。透析患者は腎臓からの造血ホルモンが出にくくなるため、貧血になりやすいです。ヘモグロビンが低いと、だるさ・息切れ・疲れやすさが出てきます。私は数値が低くなると次の透析で鉄剤が入ります。
④アルブミン(Alb)
栄養状態を見る数値です。透析患者は食事制限が多い分、栄養が偏りやすいです。アルブミンが低いと体力や免疫力にも影響が出てきます。
⑤β2ミクログロブリン(β2-MG)
透析で除去しきれなかった老廃物の一種です。長期間高い状態が続くと関節や骨に沈着して痛みが出ることがあります。透析膜の種類や透析時間によって変わってくる数値で、主治医が透析条件を考えるときに参考にします。
+糖尿病がある方:血糖値・HbA1c
透析患者の中には糖尿病が原因で透析になった方も多いです。私もそのひとりで、血液検査で一番ドキドキするのは正直血糖値です。HbA1cが下がっているとほっとします。
数値が悪いとどうなるのか
数値が基準を超えたとき、主に3つのことが起きます。
- 食事指導が入る:カリウムやリンが高いと「何を食べましたか?」という話になります。正直に言うと「それが原因ですね」となることも多い。
- 薬が変わる:ヘモグロビンが低ければ鉄剤が追加になったり、リンを下げる薬(リン吸着薬)が追加されたりします。
- 透析条件が変わる:数値によっては透析時間を延ばす・透析膜を変えるといった調整が行われることもあります。
まとめ
血液検査は透析患者の体の状態を毎月確認する大切な検査です。
数値に一喜一憂しすぎるのも疲れますが、自分の体を知る手がかりになります。「この数値が何を意味するのか」を知っておくと、主治医との会話も少し変わります。
同じように毎月の検査結果を気にしている方、ぜひコメントで教えてください。
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