血液透析装置って何?患者が正直に調べてみた
最終更新:2026年5月24日
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
透析をしていると、毎回お世話になっているあの大きな機械があります。でもわたし、ずっと正式名称を知らないまま「あの機械」と呼んでいました。
今回思い切って調べてみました。その名前は、血液透析装置です。
血液透析装置とは?
血液透析装置は、腎臓のかわりに血液をきれいにしてくれる医療機器です。
調べてみると、主に3つのパーツで構成されていることがわかりました。
①ダイアライザー(フィルター)
ダイアライザーは、血液をろ過するフィルターです。
調べてわかったことですが、0.001mmという極めて細かい穴が空いた膜が入っていて、老廃物や余分な水分だけを取り除き、タンパク質など必要な成分はそのまま体に戻してくれます。
わたしが唯一名前を知っていたパーツです。大きさが数種類あり、体格や状態によって使い分けられています。
②血液ポンプ(循環)
血液ポンプは、血液を体の外に引き出し、ダイアライザーを通してまた体に戻す役割を担っています。
心臓のかわりに血液を循環させてくれる部品です。
③モニター(管理)
モニターには、血圧・血流量(血液を送り出す量)・除水量(抜く水分の量)がリアルタイムで表示されています。
透析中にたまに目に入るのは、血圧の数字くらいです。
「血流量を変えましょう」「透析膜を変えましょう」という先生の判断は、この数値をもとにしています。全国の透析施設で当たり前のように行われていることです。
鳴るのは血圧のときだけじゃない
調べていて、この機械が何を見張っているのか分かりました。PMDA(医薬品医療機器総合機構)に登録されている、ある透析装置の添付文書です。
「気泡の体内流入を防ぐため、気泡検知器で監視する」。超音波で見ていて、最大血流量300mL/minのとき、1分あたり0.5mL以上の気泡が入ると検知するとありました。
血液リーク検知器というものもあります。透析液に血が混じっていないか見ています。
そして異常が出たときは、「可聴、可視による注意喚起と共に、透析液バイパス機能やポンプ停止等の安全装置が働いて患者の安全を確保する」。音と光で知らせるだけでなく、機械が自分で止まります。
私が経験したのは血圧が下がったときだけですが、機械は血圧のほかにも、気泡、血液漏れ、透析液の温度と濃度を見ています。
※これは1つの機種の添付文書に書かれていた内容です。機械によって仕様は違います。
私の場合、アラームが鳴ったとき
このモニターですが、私も鳴ったことがあります。血圧が下がったときでした。
透析中の血圧低下については、第90記事に詳しく書いています。
まとめ
毎回お世話になっているのに、名前も知らなかった血液透析装置。
ダイアライザーが血液をろ過し、血液ポンプが循環させ、モニターが管理する。この3つが連携して、腎臓のかわりをしてくれています。
機械に生かされている。調べてみて、改めてそう思いました。
Kindle Unlimited なら0円で読めます(30日間の無料体験あり)
📝 noteでも透析生活の情報を発信中
noteをフォローする →