透析患者の「むくみ」はなぜ起きる?放っておくと危ない、3つの原因と対策
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
足やまぶたが「むくむ」——透析をしていると、けっこう身近な悩みではないでしょうか。なぜ透析患者はむくみやすいのか、そして放っておくとどうなるのか。原因と対策を、当事者目線で正直に調べてまとめます。
そもそも、なぜ透析患者はむくむのか
健康な人は、余分な水分をおしっことして毎日出せます。ところが腎臓のはたらきが低下した透析患者は、自分の力で余分な水分を出すことができません(とくに尿がほとんど出ない人)。
その結果、体に水分が溜まり、それがむくみ(浮腫)として現れます。足のすね・甲、朝起きたときのまぶた、顔などに出やすく、「押すと跡が残る」のがサインのひとつです。透析患者のむくみは、ほとんどが「水分の溜まりすぎ」が原因です。
私自身は、顔——とくに目がむくみます。透析が終わったあとは、くっきりした二重なんです。でも次の透析の前になると、目が寝起きみたいにぼてっと浮腫んでいる。透析で余分な水分が抜けるとむくみが取れて、また溜まると戻る。自分の顔で、それがよく分かります。
① 水分・塩分のとりすぎ
いちばんの原因が、水分と塩分のとりすぎです。とくに見落としがちなのが塩分。塩分をとりすぎると、のどが渇いて水をたくさん飲んでしまい、その水が体に溜まってむくみや高血圧を招く——という悪循環になります。
塩分の目安は1日6g以下とされることが多いです。「水を減らす」だけでなく、「塩分を減らして、そもそも喉が渇かないようにする」のがコツです。
② 体重=水分。ドライウェイトで管理する
透析患者にとって、体重管理=水分管理です。体に溜まった水分は、そのまま体重の増加として表れるからです。
目安として、透析と透析の間の体重増加は、中1日(次の透析まで1日空く)ならドライウェイトの3%以内、中2日なら5%以内に抑えるのがよいとされています。「ドライウェイト」とは、体に余分な水分がない状態の目標体重のこと。透析では、この体重を目指して余分な水分を抜きます(除水)。
むくみやだるさが続くときは、ドライウェイトが体に合っていない可能性もあります。月に一度は見直し、気になるときは医療スタッフに相談しましょう。
③ 放っておくと、心臓や肺に負担がかかる
むくみは「見た目の問題」だけではありません。体に水分が溜まりすぎると、心臓や肺に大きな負担がかかります。
水分が肺に溜まれば肺水腫(息切れ・横になると苦しい)、心臓に負担が続けば心不全につながることもあります。「むくみがひどい」「体重が急に増えた」「息苦しい・横になると苦しい」——こうしたサインがあるときは、軽く考えず、早めに透析施設や主治医に相談してください。
まとめ
- 透析患者は腎臓で水分を出せないため、余分な水分が溜まって「むくみ」になる
- ①水分・塩分のとりすぎ(塩分は1日6g以下が目安。塩分→喉が渇く→水→むくみの悪循環)
- ②体重=水分。中1日はDWの3%・中2日は5%以内。ドライウェイトは月1で見直し
- ③放っておくと心臓・肺に負担(肺水腫・心不全)。息苦しさ・急な体重増加は早めに相談
むくみは、体からの「水分が溜まっていますよ」というサインでもあります。我慢や見た目の問題と片づけず、水分・塩分・体重と上手に付き合っていきたいですね。みなさんは、むくみ対策で気をつけていることはありますか?よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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