夜、足がむずむずして眠れない…透析患者の約5人に1人「むずむず脚症候群」を正直に調べた話
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
「夜、布団に入ると足の奥がむずむずして、じっとしていられない」——そんな話を聞いて、これは足がつるのとはまた別の悩みなんだな、と気になって調べてみました。正体はむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)。実は透析患者にとても多いことが分かりました。眠りに関わる大事な話なので、正直にまとめます。
① どんな症状? 「動かすと楽、じっとすると地獄」
むずむず脚症候群は、その名のとおり足の奥がむずむず・ぞわぞわする不快な感覚が出る病気です。かゆいような、虫が這うような、言葉にしづらい感覚と言われます。特徴は次のような点です。
- 夕方から夜にかけて強くなる
- 横になったり座ったり、じっとしていると悪化する
- 足を動かす・歩く・さするとラクになる
つまり、いちばん休みたい夜・いちばんじっとしていたい就寝時に症状が出るのです。だから寝つけない、途中で目が覚めるといった睡眠の悩みに直結します。「足がつる」のような激しい痛みとは違う、じわじわした不快感なのがやっかいなところです。
② 透析患者の約5人に1人。原因は「ドパミンと鉄」
むずむず脚症候群は、一般の人では1〜4%くらいと言われますが、透析患者では約20%——およそ5人に1人にみられるという報告があります。かなり身近な悩みなんですね。
はっきりした原因はまだ研究中ですが、脳の「ドパミン」という物質の働きの低下や、体の鉄不足が関わっていると考えられています。透析患者で多い理由としては、これに加えて、透析で取り切れない尿毒性物質や、高リン・副甲状腺機能の問題なども関係するのではないかと言われています。
放っておくと睡眠不足が続き、それが心臓や血管の負担にもつながるとされるので、「ただの足のむずむず」と軽く見ないことが大切です。
③ 対策は「鉄・生活・透析・薬」の組み合わせ
つらい症状ですが、対策はいろいろあります。
- 鉄を補う……鉄不足が関わるため、鉄剤などで補うと改善することがある
- 生活の工夫……カフェインやアルコールを控える、適度に歩く、足をマッサージ・ストレッチする
- 透析の工夫……透析時間を延ばす、血液濾過透析(HDF)を使うなど
- 薬……ドパミンを補う薬などが使われることもある
どれが合うかは原因や体の状態によって変わります。市販の睡眠改善薬でなんとかしようとする前に、「夜、足がむずむずして眠れない」と具体的に主治医へ伝えるのがいちばんの近道です。意外と「あ、それはむずむず脚症候群かもね」と話が早く進むかもしれません。
まとめ
- ①むずむず脚症候群は足の奥の不快感。夕方〜夜に強く、じっとすると悪化・動かすと楽。だから眠れない
- ②透析患者では約20%(約5人に1人)と多い。原因はドパミンの働きの低下や鉄不足など
- ③対策は鉄の補給・生活の工夫(カフェイン/アルコール控える)・透析の工夫・薬の組み合わせ
- 「足がつる」とは別物。眠れないつらさは我慢せず、具体的に主治医へ相談を
調べてみて、「眠れない」の裏にこういう病気が隠れていることがあるんだ、と知りました。しかも5人に1人。もし心当たりがあれば、「年のせい」でも「気のせい」でもないかもしれません。みなさんは夜、足のむずむずを感じたことはありますか?よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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