障害者手帳、同じ1級なのに使えるものが違った
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今日は障害者手帳の話をします。何級になるのか、実際に何が使えたのか。私の場合の話です。
「3級になります」と言われた
障害者手帳のことを知ったのは、透析を始めるための入院のときでした。
病院の事務の方から「障害者手帳、3級になります」と言われました。
そのときは「あー、そうなのか」くらいでした。自分がそういうものを持つ立場になったんだな、と。ただ、取れるなら取ろう、とも思いました。
でも、事務の方の話はちょっと違いました
続けて、こんなことを言われました。
私が住んでいた市は、3級では手帳の恩恵があまり無い。今後1級になるときには、また診断書が必要になる。つまり診断書代が余分にかかる。隣の県なら、もう少し恩恵がある。
診断書は、前の病院では1枚5千円くらいでした。もう一度書いてもらえば、また同じだけかかります。
すすめられている感じでは、正直ありませんでした。
それでも迷わなかった理由
でも私は迷いませんでした。
自分で調べたら、3級でも高速道路の料金が半額になると分かったからです。
これを知った時点で「すぐ申請しないと」でした。それだけです。
実際、ETCと連携させて使っていました。美術館も無料で入れたので、前の街にいたころは使っていました。3級では恩恵が無いと言われましたが、探せばちゃんとありました。
等級は、透析を始める前の血液検査で決まります
ここ、分かりにくいところなので書いておきます。
腎臓の障害の等級は、血液検査で出るクレアチニンの値で決まります。厚生労働省の基準では、8.0mg/dl以上で1級、5.0〜8.0で3級、3.0〜5.0で4級。2級はありません。
そして基準にはこう書かれています。透析をしている人の判定は、透析を始める前の状態で行う。
だから「透析をしているから1級」ではないんです。透析を始める前の数値がどこにあったかで決まる。私は3級から始まりました。
3年後、1級になりました
透析を始めて3年後。ドライウェイトが変わって、マンジャロを打つタイミングで、病院の事務の方に聞いてみました。
最初は「調べてみますね」でした。そしてその週に、「1級相当です」と言われました。
そこで病院に診断書をお願いしました。お願いした月に出たので、それを持って市役所へ行きました。
1級になって変わったのは、マル障の対象になったことです。透析代が戻ってくるようになりました。
タクシー券は、断られました
同じときに、タクシー券も申請しました。
これ、AIで調べてから行ったんです。対象になるはずだと思って窓口に行きました。
結果は、対象外。足が悪い人しか使えない、とのことでした。
正直「えー」って思いました。
そして地味に困ったのが、そのあとです。タクシー券がもらえなかったので、車を売る時期を遅らせることにしました。通院の足がなくなると困るので。1級を持っていても、使えないものは使えない。
東京では、同じ1級で使えました
東京に引っ越したあと、区役所で手帳を見せて、使える行政サービスを一つずつ確認しました。
前の街で断られたタクシー券が、使えました。ほかにも、受けられるサービスがいくつもありました。
これは正直、嬉しかったです。
何があるか分からないので、透析に行くときにタクシーが使えるというのは、それだけでホッとします。
手当も違いました。前の市は、非課税の人が対象で、年に1回、3月にまとめて。金額は年額2,000円から14,000円でした。今住んでいるところは、月に15,500円です。
年に1回と、毎月。同じ手帳を持っていて、これだけ違います。
年収の条件も、年収300万円までと言われました。働いていた頃の私の年収でも、この条件に引っかからなかったと思います。正直びっくりしました。
手帳も等級も、まったく同じものです。変わったのは、住んでいる場所だけでした。
正直、お金のある市区町村とそうでないところでは、雲泥の差だと思います。
だから、もし引っ越すことがあったら、窓口で「自分は何が使えますか」と聞いてみてください。私は、それで前の街では断られたものが使えるようになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
(等級の基準の出典:厚生労働省「身体障害者障害程度等級表の解説(身体障害認定基準)について」)
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