第102記事

「痛くない」から怖い〜糖尿病の合併症は自覚症状のないまま進む。失明の危機まで行った私の話〜

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

糖尿病の合併症について、私がいちばん伝えたいことは一つです。それは「痛くないから怖い」ということ。痛みや分かりやすいサインが出ないまま静かに進んで、気づいたときにはもう手遅れ——それが糖尿病の合併症のいちばん恐ろしいところでした。今日は、実際に失明の危機まで行った私の体験と、調べてわかったことを、健康なあなたへの注意喚起として正直に書きます。

① 出勤途中の「なんだか見えづらい」から始まった

あの日、私は出勤の途中で「なんだか見えづらいな」と感じていました。でも、そのときは大したことだと思わず、そのまま仕事に向かったんです。

ところが仕事をしているうちに、だんだん見えづらさがひどくなっていきました。これはおかしいと、途中で退勤させてもらい、病院に連れて行ってもらうことに。診てもらうと、目の奥の網膜で毛細血管が破れて、出血していたとのことでした。

その後は実家の近くの眼科で診てもらったのですが、血が止まらないうちは治療ができないと言われ、止まるのを待つしかありませんでした。最終的には医科大学の病院に転院して手術を受けることに。目の中の水晶体を抜き、不必要になった毛細血管をレーザーで焼き、さらに網膜剥離と白内障の症状も出ていたのでそれも治療約2時間半におよぶ手術でした。

この手術のとき、本来は目の手術なので眼球に直接、麻酔の注射をすると言われました。想像しただけでどうしても怖くて、お願いして全身麻酔に切り替えてもらって受けたのを、今でもよく覚えています。

ここまで来て、私はようやく「糖尿病って、目まで奪うんだ」と思い知りました。それまで、痛くもかゆくもなかったからです。

② 糖尿病の合併症は「痛くないまま」進む

あとから調べてわかったのですが、糖尿病には三大合併症と呼ばれるものがあります。

これらに共通するのが、初期は自覚症状がほとんどないということでした。痛みで教えてくれるなら、まだ気づけます。でも糖尿病の合併症は、痛くないまま、静かに進む。だから多くの人が「まだ大丈夫」と思っているうちに、気づいたときには目や腎臓がかなり傷んでいる、ということが起きてしまうんですね。

私自身、腎臓のほうも最終的に透析が必要になりました。振り返ると、体はきっとサインを出していたのに、痛くないからと見過ごしていたのだと思います。

③ 健康なあなたに伝えたいこと

だからこそ、いま健康だと思っている人にお願いしたいことがあります。

もし私があの「見えづらいな」の時点で、あるいはもっと前の健康診断の時点でちゃんと向き合っていたら、2時間半の手術も、透析も、避けられたかもしれません。痛くないうちに動けるかどうか——それが、糖尿病と付き合ううえでいちばん大事なことだと、身をもって感じています。

※この記事は当事者の体験と、一般的に知られている情報を調べてまとめたものです。症状の出方や進み方、必要な検査・治療には大きな個人差があります。診断や治療の判断は必ず医師によるものが必要です。気になる症状がある場合や、健康診断で指摘を受けた場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

まとめ

糖尿病は「痛くないから」こそ、あなどってはいけない病気だと思います。私のように失明の危機や透析まで行ってからでは、取り戻せないものがあります。この記事が、どこかの誰かの「ちょっと病院に行ってみようかな」につながれば、これ以上うれしいことはありません。みなさんは、健康診断や体の小さな異変と、どう向き合っていますか?よかったらコメントで教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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