第135記事

透析の翌日がだるい。それには名前がありました

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は、透析のあとのだるさの話です。

透析が終わって、家に帰る。それから体が動かない。何もする気になれない。

私はずっと、これを「疲れているだけ」だと思っていました。

でも調べたら、ちゃんと名前が付いていました。

透析後疲労(とうせきごひろう)

日本透析医学会の学会誌に、そのままの名前で載っていました。

透析後疲労。英語ではpost-dialysis fatigue、略してPDFです。

そこにはこう書かれていました。透析を受けている人に特有で、数時間続く、全身の衰弱をともなう深刻な症状

「深刻な症状」です。疲れ、ではありません。

3人に2人

どのくらいの人に起きているのか。

メタ解析では、約60%。研究によって幅があり、40〜80%と推定されています。アメリカの調査では57%でした。

3人に2人です。

私はずっと、自分の体力の問題だと思っていました。そうではありませんでした。

私の場合、来る時間が変わりました

ここは私の話です。

前は、夜に透析を受けていました。仕事が終わってから透析に行き、帰るのは23時半ごろ。そのころは翌朝がしんどかった。起きても体が動かない。午前中ずっと重い。血圧の話は第31記事に書きました。

いまは午前の透析に変わりました。

そうしたら、翌日ではなく、その日の夕方に来るようになりました。

同じ体で、同じ透析なのに、来る時間が動いた。透析を受けた時間から数えているのだと思います。

だから「翌日がだるい」で検索して、自分に当てはまらない人もいると思います。翌日ではなく、当日かもしれません。

何が関係しているのか

学会誌に挙げられていたのは、こういうものでした。

そして除水の速さが関係していると書かれていました。ゆっくり抜くか、速く抜くか。そこが効いてくるようです。

体重が増えすぎると、その分だけ速く抜くことになります。前回の食事と水分が、あとから体に返ってくる形です。

短くできた、という報告もあります

透析の回数を増やした研究では、こうなっていました。

回復までにかかる時間が476分から63分に短くなった。疲労がある人の割合も、81%から35%まで減りました。

ただしこれは、回数を増やせる環境があってのことです。誰にでもできる話ではありません。

運動療法も挙げられていました。透析中に行う軽い運動です。これも施設によります。

私がしていること

正直に書くと、ひとつだけです。

帰ったら、横になる。そして寝る。

無理に動かない。予定を入れない。それだけです。

3人に2人に起きていて、学会が「深刻な症状」と呼んでいるものです。

まとめ

だるさが強いとき、長く続くときは、施設に伝えてください。除水の量や速さ、ドライウエイトを見直せることがあります。

我慢するものではなくて、相談していいものでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

※この記事は透析患者の私が調べてまとめたものです。医療の助言ではありません。だるさの原因は一人ひとり違い、貧血や心臓の問題が隠れていることもあります。気になるときは必ず主治医・透析施設のスタッフにご相談ください。

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