夏、簡単な麺類で済ませていませんか?透析患者が「夏の低栄養」を正直に調べた話
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
暑い日が続くと、食事を作るのも食べるのも、正直おっくうになります。私は、ついうどんやそばを「これでいいや」と済ませてしまう日が増えます。皆さんも、そうめんやうどんを食べがちではないですか?冷たくてのど越しがよくて、手間が掛からない。夏の麺は本当にありがたい存在です。でも、これを続けていると、透析患者にとって見過ごせない落とし穴があると知りました。今回は「夏の低栄養」について、調べてわかったことを正直にまとめます。
「麺だけ」は、実は栄養が足りていない
調べて「なるほど」と思ったのがこれです。そうめんやうどんのような麺類を単品でつるっと食べるだけだと、カロリーもたんぱく質も足りなくなりやすいそうです。麺は炭水化物が中心で、体をつくるたんぱく質はほとんど入っていません。つゆにつけて食べるだけだと、おかずが無いぶん、気づかないうちに栄養が偏ってしまうわけです。
「夏は食が細くなるから、軽いものでいい」と思いがちですが、軽く済ませた食事が続くと、体に必要なものが入ってこない。暑さで食欲が落ちる時期こそ、むしろ注意が必要なんだと知りました。
透析患者にとって、低栄養が怖い理由
これは以前の記事ともつながります。透析患者はもともと低栄養になりやすいと言われています。透析でたんぱく質やアミノ酸などの栄養素が抜けていくこと、食事に制限があること、体がだるくて食が進みにくいこと。そこへ夏の食欲低下が重なると、栄養不足に拍車がかかります。
そして低栄養が続くと、前に書いたサルコペニア(筋肉が減る状態)やフレイル(心身が弱る状態)につながっていきます。実は先日、買い忘れたテレビを隣駅から抱えて歩いたら、腕がプルプルになりました。「歩く体力はついたのに、運ぶ筋力は落ちていた」と実感した出来事です。筋肉は、食べるものと動くことの両方で保たれる。夏の食事を軽く見てはいけないな、と自分ごととして思いました。
麺類を食べるなら、ここに一工夫
「じゃあ麺はダメなのか」というと、そうではありません。工夫すればいいだけです。調べてわかった、そうめん・そば・うどんを食べるときのコツはこんな感じでした。
- たんぱく質を必ず一緒に:ゆで卵、蒸し鶏、豚しゃぶ、ツナ、冷ややっこなどをのせる。麺だけにしない
- 火を使わない「ちょい足し」でいい:市販のお惣菜、レンジで温めるだけのおかず、コンビニのサラダチキンなど。無理して作らなくていい
- エネルギーも足す:ごま油やマヨネーズを少し加えると、食欲が落ちる時期でもカロリーを補いやすい
- 何より「欠食しない」:食べられないときでも、少しでも口に入れる。抜くのが一番よくない
ただし、透析患者は「つゆ」に要注意
ここは透析患者ならではの注意点です。麺つゆは塩分が多く、水分もそれなりにあります。夏は汗をかくぶん塩分がほしくなりますが、工夫はシンプルです。
- つゆは薄めにして、つけすぎない
- 減塩タイプのつゆを使う
- かけうどんなら、汁は飲まずに残す
たんぱく質は足しつつ、塩分と水分はいつもどおり控える。この両立が夏の麺のポイントだと思いました。カリウムの多い薬味(大葉やねぎなど)を大量にのせすぎないのも、念のため頭の片隅に置いています。
まとめ
- 麺類を単品で食べるだけだと、たんぱく質もカロリーも不足しやすい
- 透析患者はもともと低栄養になりやすく、夏の食欲低下が重なると要注意
- 低栄養は、筋肉が減るサルコペニア・フレイルにつながっていく
- 麺には卵・肉・豆腐などたんぱく質を足す。火を使わないちょい足しでOK。欠食しない
- 透析患者はつゆの塩分・水分に注意。薄める・つけすぎない・減塩つゆを使う。かけうどんの汁は残す
暑いと「食べられればなんでもいい」と思ってしまいますが、その一食一食が体をつくっている。無理をして手の込んだ料理をする必要はなくて、麺に卵ひとつのせるだけでも違うそうです。私も今年の夏は、そばやうどんの日でも「たんぱく質、なにか一品」を合言葉にしようと思います。みなさんは、夏の食事、どんな工夫をしていますか?最後まで読んでいただきありがとうございました。
📝 noteでも透析生活の情報を発信中
noteをフォローする →