第109記事

夏、簡単な麺類で済ませていませんか?透析患者が「夏の低栄養」を正直に調べた話

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

暑い日が続くと、食事を作るのも食べるのも、正直おっくうになります。私は、ついうどんやそばを「これでいいや」と済ませてしまう日が増えます。皆さんも、そうめんやうどんを食べがちではないですか?冷たくてのど越しがよくて、手間が掛からない。夏の麺は本当にありがたい存在です。でも、これを続けていると、透析患者にとって見過ごせない落とし穴があると知りました。今回は「夏の低栄養」について、調べてわかったことを正直にまとめます。

「麺だけ」は、実は栄養が足りていない

調べて「なるほど」と思ったのがこれです。そうめんやうどんのような麺類を単品でつるっと食べるだけだと、カロリーもたんぱく質も足りなくなりやすいそうです。麺は炭水化物が中心で、体をつくるたんぱく質はほとんど入っていません。つゆにつけて食べるだけだと、おかずが無いぶん、気づかないうちに栄養が偏ってしまうわけです。

「夏は食が細くなるから、軽いものでいい」と思いがちですが、軽く済ませた食事が続くと、体に必要なものが入ってこない。暑さで食欲が落ちる時期こそ、むしろ注意が必要なんだと知りました。

透析患者にとって、低栄養が怖い理由

これは以前の記事ともつながります。透析患者はもともと低栄養になりやすいと言われています。透析でたんぱく質やアミノ酸などの栄養素が抜けていくこと、食事に制限があること、体がだるくて食が進みにくいこと。そこへ夏の食欲低下が重なると、栄養不足に拍車がかかります。

そして低栄養が続くと、前に書いたサルコペニア(筋肉が減る状態)やフレイル(心身が弱る状態)につながっていきます。実は先日、買い忘れたテレビを隣駅から抱えて歩いたら、腕がプルプルになりました。「歩く体力はついたのに、運ぶ筋力は落ちていた」と実感した出来事です。筋肉は、食べるものと動くことの両方で保たれる。夏の食事を軽く見てはいけないな、と自分ごととして思いました。

麺類を食べるなら、ここに一工夫

「じゃあ麺はダメなのか」というと、そうではありません。工夫すればいいだけです。調べてわかった、そうめん・そば・うどんを食べるときのコツはこんな感じでした。

ただし、透析患者は「つゆ」に要注意

ここは透析患者ならではの注意点です。麺つゆは塩分が多く、水分もそれなりにあります。夏は汗をかくぶん塩分がほしくなりますが、工夫はシンプルです。

たんぱく質は足しつつ、塩分と水分はいつもどおり控える。この両立が夏の麺のポイントだと思いました。カリウムの多い薬味(大葉やねぎなど)を大量にのせすぎないのも、念のため頭の片隅に置いています。

まとめ

暑いと「食べられればなんでもいい」と思ってしまいますが、その一食一食が体をつくっている。無理をして手の込んだ料理をする必要はなくて、麺に卵ひとつのせるだけでも違うそうです。私も今年の夏は、そばやうどんの日でも「たんぱく質、なにか一品」を合言葉にしようと思います。みなさんは、夏の食事、どんな工夫をしていますか?最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事は透析患者本人が調べた内容です。医療・栄養アドバイスではありません。食事・塩分・水分・カリウム・たんぱく質の量は人によって指示が異なります。具体的な食事療法は必ず担当医・管理栄養士・透析施設にご確認ください。

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