第70記事

塩分って何?透析患者が「のどの渇きの正体」と知って正直に調べた話

最終更新:2026年5月31日

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

透析を始めてから、いちばん多く言われた言葉が「塩分を減らしてね」でした。最初は「血圧の話かな」くらいに思っていたのですが、調べてみると、塩分は水分制限のつらさそのものに直結する、透析患者にとって地味に手ごわい相手でした。

この記事の内容

  1. 塩分(ナトリウム)って何?
  2. なぜ透析患者は塩分制限が必要なのか
  3. 塩分をとりすぎるとどうなる?
  4. 1日の塩分の目安は?
  5. 塩分が多い食べ物(隠れ塩分に注意)
  6. 塩分を減らす工夫
  7. 私の場合——最初にやめたのはラーメン
  8. カリウム・リンとの違い
  9. まとめ

塩分(ナトリウム)って何?

塩分の正体は「ナトリウム」というミネラルです。体の水分量や血圧を調整する大事な役割があります。健康な人は、とりすぎたぶんを腎臓から尿で出して調整できますが、透析患者はそれができません。だから体にたまっていきます。

なぜ透析患者は塩分制限が必要なのか

ナトリウムには「水を引き寄せる」性質があります。塩分をとりすぎると、体は濃くなった血液を薄めようとして水分をためこみます。その結果、のどが渇いて水を飲みたくなる――これが「のどの渇きの正体」でした。

つまり、水分をがまんできない本当の原因は、意志の弱さではなく塩分だったんだ、と知って正直ほっとしました。

塩分をとりすぎるとどうなる?

塩分→のどが渇く→水を飲む、という流れがそのまま体重に出ます。

「水分を減らせ」とよく言われますが、その手前にある塩分を減らすほうが、結果的に水分もコントロールしやすいと納得しました。

1日の塩分の目安は?

調べたところ、透析患者の塩分の目安は1日6g未満とされていることが多いです。これは健康な人の目標とほぼ同じくらいですが、外食や加工食品が多い今の食生活だと、意識しないとあっという間にオーバーしてしまう量でした。

塩分が多い食べ物(隠れ塩分に注意)

しょっぱいものだけが塩分ではない、というのが大きな落とし穴でした。

塩分を減らす工夫

がまんだけだと続かないので、「減らしても満足できる工夫」が大事だと感じました。

もうひとつ、私がラクだと感じたのが「いつもの調味料を減塩タイプに替える」こと。味を大きく変えずに塩分を減らせるので、がまんが続かない人にも向いています。

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私の場合——最初にやめたのはラーメン

塩分を減らそうとして私が最初にやめたのは、ラーメンでした。

逆に「これも塩分が多いのか」と意外だったのが、加工肉です。しょっぱいものだとは思っていませんでした。

そして、塩分を減らしてどうだったか。のどの渇きは、実際に減りました。

カリウム・リンとの違い

同じ「ためこむと困るもの」でも、塩分は「水分・体重」、カリウムは「短期の命」、リンは「将来の体」と、出てくる場所が違うのがおもしろいところでした。

まとめ

「水分をがまんしなきゃ」と思うとつらいですが、「塩分を減らせば自然とのどが渇かない」と考え方を変えると、少し気がラクになりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事は透析患者本人が調べた内容です。医療アドバイスではありません。食事・水分・塩分に関することは必ず担当医・透析施設・管理栄養士にご確認ください。

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書いた人:アグー

40代・血液透析の患者です。糖尿病性腎症から透析生活に入り、いまは週3回・1回4時間の透析を続けています。お金と制度のこと、体のこと、日々の本音を、当事者の目線で書いています。医療従事者ではありません。

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