第114記事

夜さんぽ、目印はスカイツリー〜透析のない日の夜、6,000歩〜

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

車を手放してから、歩くことがすっかり生活の一部になりました(第88記事に書きました)。今日はその続きで、最近の日課になっている夜ウォーキングの話です。

透析のない日の夜、21時をすぎた頃に家を出て、スカイツリーを目印に歩く。時間にして40分から1時間、歩数にして5,000歩から6,000歩。これが今の私の定番です。

前の街では、歩くのを諦めた

そもそも歩き始めたきっかけは、透析です。透析をしているとどうしても体力が落ちるので、体力をつけようと思ってウォーキングを始めました。

実は、前に住んでいた街でも歩こうとしたことがあります。でも、続きませんでした。理由ははっきりしています。

前の街は、どこへ行くにも坂道だったから。

前に住んでいたのは温泉の街。山の斜面に広がっているので、家を出れば上り坂か下り坂。散歩というより山登りの練習みたいで、辛すぎて辞めました。

東京に引っ越してきて驚いたのは、道がずっと平坦なこと。どこまで歩いても平ら。前の街に比べたら、格段に歩きやすいです。

ただ、正直に言うと、楽ではありません。帰り道の途中あたりから、だいたいキツくなってきます。それでも、前の街のように「辛すぎて辞める」とはなっていない。歩く習慣が続くかどうかは、意志の強さより、住んでいる場所の地形で決まるのかもしれません。

昼ではなく、夜に歩く理由

この夏、昼間に歩くのは正直きついです。先日の秋葉原では、汗で黒いTシャツの色が変わりました(第113記事)。昼の散歩は、もはや修行です。

だから、夜。21時から24時の間に歩きます。夜のいいところは2つ。

涼しいとはいえ夏の夜なので、無理はしません。歩くのは体調に問題のない、透析のない日だけです。

空に、デカい目印がある

そして夜の散歩には、もうひとつの楽しみがあります。ライトアップされたスカイツリーです。

第113記事で書いたとおり、私は駅の中では迷子になります。出口がガラスの向こうに見えているのに、たどり着けない男です。

でも、夜の散歩では迷いません。空を見上げれば、光る目印が立っているから。どこを歩いていても見える。目印がデカいって、本当に助かります。

近づいたら、意外と綺麗じゃなかった

ある夜、そのスカイツリーに向かってどんどん歩いてみました。すると、意外な発見がありました。

近づくほど、綺麗じゃなくなるんです。

遠くから見るライトアップは、夜空に浮かぶ光の塔で、本当に綺麗です。ところが近づいていくと、見上げる角度がきつくなって、全体が見えなくなって……あれ、こんなもんか、と。

夜景は、少し離れて見るくらいがちょうど綺麗。なんだか人生の教訓みたいですが、深い意味はありません。

もうひとつ、夜歩きならではの発見を。スカイツリーのライトアップは、0時になると消えるんです。ある夜、帰り道の途中で見ました。さっきまで夜空に光っていた目印が、日付が変わると消える。夜通し光っているように見えて、意外と規則正しい生活をしているんです。

夜の散歩は、こういうどうでもいい発見があるから楽しいのです。

持ち物は、小銭と携帯だけ

夜とはいえ、夏です。念のため、自動販売機で飲み物が買えるように小銭と携帯を持って歩きます。荷物はそれだけ。

透析患者なので、水分はがぶがぶ飲めません。でも夏の脱水は怖い。だから「持ち歩かないけど、いつでも買える」状態にしておく。私なりのバランスです。

まとめ

最近は、スカイツリーよりもっと遠くまで足を延ばすこともあります。テレビで見たことのある街や、大きな川の方まで。——その話は、また今度。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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