不眠症!なかなか寝れない
公開:2026年9月14日
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今日は睡眠薬の話です。飲んでいる人の話じゃなくて、断った人の話。私のことです。
この記事の内容
前は、ちゃんと寝れていたんです
実家にいて夜透析だったころは、透析が終わって家に帰っても、ちゃんと寝れていました。次の日が仕事だった、というのもあると思います。
仕事を辞めてからは寝る時間が遅くなりましたが、それでも寝れました。透析中も寝て、家に帰ってからも寝れるのは凄いなぁ、と少し思っていました。笑
変わったのは、引っ越してからです。午前透析になって、眠れない日のほうが多くなりました。
透析の日と、そうじゃない日
なかなか寝れません。眠りが浅い日が、よく続きます。
透析の日は、やはり透析中に寝てしまいます。帰ってからも、疲れからか寝てしまう。だいたい4時間くらい。笑
そして夜、寝れない。ようやく寝れるのが朝の4時ごろです。
透析がない日の夜は、また別です。寝ても1時間か2時間で目が覚める。そこからがなかなか寝れない。30分くらい横になっていると、ようやく寝れます。たぶん4時くらい。6時ぐらいには目が覚めます。
「出しましょうか」と言われて、断った
そんな中で、睡眠薬を出しましょうか、と言われたことがあります。
断りました。
睡眠薬に頼るようになって、睡眠薬がないと寝れなくなるのが怖かったんです。
市販の睡眠改善薬も買ったことがありません。眠れない夜は、眠れないまま過ごしています。今もそうです。
同じことを心配していた人が、山ほどいた
睡眠薬には診療ガイドラインがあって、患者からよく出る質問が40個並んでいます。その34番目がこれです。
「睡眠薬を止められなくなるのではないか心配です。」
私が言ったことと、ほぼ同じでした。
答えはこうなっています。今使われている大部分の睡眠薬に強い依存性はない。飲み始めて短期間でやめられなくなることはない。不眠が治ったら、少しずつ量を減らす、飲まない日をつくる、そういうやめ方がある。むしろ自分の判断で急にやめたほうが、前より眠れなくなる。
日本人は睡眠薬を、世界の中でも群を抜いて怖がります。私はまさにその一人でした。
危ないのは、飲むことより増やすこと
じゃあ何が危ないのか。高い量を、長い期間、飲み続けること。依存につながるのはそこです。
もちろん、いいことばかりではありません。長く飲むと、記憶力や判断力が一時的に落ちることがあります。
でも、眠れないままでいるほうも体には悪い。不眠そのものが、認知機能を下げます。結局、どっちを取るかという話なんですよね。
薬局のやつには、箱に「飲むな」と書いてある
もうひとつ。これは知らない人が多いと思います。
ドラッグストアに「睡眠改善薬」が売っています。ドリエルとか、ああいうやつです。あの箱の裏に、こう印刷されています。
- 次の人は服用しないでください
- 日常的に不眠の人
- 不眠症の診断を受けた人
眠れなくて困っている人ほど、飲んではいけない薬なんです。効きめの欄も「一時的な不眠」だけ。旅行とか心配ごとで2、3日眠れない、そういう時のための薬です。
成分はジフェンヒドラミン。かぜ薬や鼻炎薬に入っている抗ヒスタミン薬と同じもので、そのおまけの眠気を借りています。ガイドラインでも、慢性の不眠に使うことは推奨されていません。
そして「医師の治療を受けている人は相談すること」の欄。透析を受けている時点で、私たちは全員これに当たります。
今は、後悔しています
断ったのは一瞬でした。それから眠れない夜は、ずっと続いています。
今は後悔しています。
もし同じことを言われて、同じ理由で断ろうとしている人がいたら。断る前に、怖い理由をそのまま言ってみてもいいのかもしれません。私はそれをしませんでした。
この記事は透析を受けている一般人の私が、自分の経験と公的なガイドラインをもとに書いたものです。薬が必要かどうか、どの薬が合うかは人によって違います。飲む・飲まない・やめるの判断は、必ず主治医や透析施設のスタッフに相談してください。
(出典:日本睡眠学会・厚生労働科学研究班「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」/PMDA 一般用医薬品 添付文書)
これからも「透析生活!」のリアルをお届けします。読んでくれてありがとう!
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