熱が出たら、別室で透析
公開:2026年9月16日
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今日は風邪の話です。
前の街の病院に通っていたころ、インフルエンザのB型とコロナにもかかりました。
透析は、午前中の別室でした
熱があっても、透析は行かないといけません。
病院に電話をすると、指示がありました。9時に来ること。駐車場に着いたら、もう一度電話すること。
数分後にスタッフが来て、別室に案内されました。誰とも会わないように、です。
そこで透析を受けました。当時の私は夜透析です。それが朝になって、いつもと違う部屋でした。
東京のクリニックに移ってからは、幸いまだ風邪は引いてないです。ただ、今のクリニックも別室になります。
別室は、ガイドラインで決まっています
透析施設の感染対策には、全国共通のガイドラインがあります。日本透析医会や日本透析医学会などが作ったものです。
熱、咳、下痢のある人は、他の患者と仕切られた区画で透析をする。そう書いてあります。
透析室は、何時間も同じ部屋に同じ顔ぶれがいて、ベッドは午前・午後・夜間で使い回します。
コロナのときは、いつまで別室かも決まっています。発症した日を0日として、7日目まで。症状が軽くなってから、さらに24時間。
ただ、私が通院していた病院は、7日目にもう一度検査をして、ウイルスがいなくなったことを確認してから、いつもの透析に戻りました。
別室のあとも、ベッドの柵やテーブル、血圧計、体温計まで消毒します。シーツや枕カバーは、その人が使ったら交換です。
薬の量が、普通の人と違います
薬は透析の病院で出してもらいました。
インフルエンザの薬には、腎臓から外に出ていくものがあります。透析だと、そこが働いていません。
だから量が違います。普通の人は1日2回を5日間。透析患者は1回飲んで終わりです。5日たっても症状が残っていたら、もう1回。
腎臓をあまり通らない薬なら、量を減らさずに使えます。
かかると、そのあとが違う
同じガイドラインに、2023年の集計が出ています。
コロナで亡くなった人の割合は、透析患者で4.3%。一般の人は0.22%です。
かかった人の割合のほうは、透析患者のほうが低いんです。それでも、亡くなる割合はこれだけ違います。
「打ちますか?」と聞かれました
インフルエンザの注射は自己負担です。
前の病院では、スタッフから「打ちますか?」と声がかかりました。当然、打ちました。
打ってもインフルエンザにかからないわけではありません。でも、かかりづらくなります。
自己負担にならない人もいます。65歳以上の人と、60歳から64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能障害が1級相当(身体障害者手帳)の人は、定期接種の対象です。市区町村の助成が使えます。金額も手続きも自治体で違うので、お住まいの区市町村にご確認ください。
これから寒くなります。体調管理に気をつけましょう。
この記事は透析を受けている一般人の私が、自分の体験と公的なガイドラインをもとに書いたものです。薬の使い方は人によって変わります。施設ごとに決まりも違います。実際の対応は、通っている施設の指示に従ってください。
(出典:日本透析医会・日本透析医学会・日本腎臓学会ほか「透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン(六訂版)」)
これからも「透析生活!」のリアルをお届けします。読んでくれてありがとう!
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