第10記事

透析と旅行・お出かけのリアルな話

最終更新:2026年9月1日

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は私が経験した透析患者のリアルな旅行事情を書きます。

「透析患者は旅行が出来ない」
は本当?

透析を始めたとき「もう旅行は無理かなぁ」と思っていました。週3回の通院が必要な透析生活で
どうやって旅行するんだろうと。でも、実際は
ちゃんと工夫や下調べをすれば旅行は出来ます。

この記事の内容

  1. 旅行するには透析施設の予約が必須!
  2. 紹介状だけでは足りない
  3. 旅行のスケジュールは透析日を中心に考える
  4. 日帰りのお出かけは比較的自由
  5. さいごに

旅行するには透析施設の予約が必須!

透析患者が旅行で一番大事なのが、行き先近くの透析施設を予約することです。
旅行先でも週3回の透析は必要なので、あらかじめ現地の病院やクリニックに旅行透析として受け入れをお願いします。これを旅行透析または出張透析と言います。予約は病院やクリニックにもよりますが、約1ヶ月前に連絡するのが理想です。かかりつけの病院に紹介状を書いてもらうとスムーズに受け入れてもらえますよ。(※旅行透析を行っていない病院もあるので、ネットなどで事前に調べておいて下さい。)

紹介状だけでは足りない

上で紹介状と書きましたが、実はもう一つ要ります。

診療情報。透析の治療条件と、検査データです。

何時間やっているか、どのくらい引いているか。それを主治医に書いてもらって、紹介状と一緒に旅行先の施設へ送ります。当日持っていくのではなく、先に送る。

それと、探し方。全腎協(全国腎臓病協議会)が挙げているのは3つです。ネットで「旅行透析」「臨時透析」「観光透析」と入れて探す。いま通っている透析施設に相談する。旅先にある腎友会に連絡する。

お金のほうは、国内なら公的医療保険が使えます。特定疾病療養受療証も。保険証は必ず持っていきます。

海外に行くなら、2か月前。国内の倍です。

旅行のスケジュールは透析日を中心に考える

基本透析患者の旅行スケジュールは、透析がない日を中心に組むと楽です。例えば、月・水・金が透析日なら、土日で結構楽しめますし、旅行透析をうまく利用すれば、月曜日に現地で透析、土日はフルで楽しめます。旅行透析をうまく活用しましょう。

日帰りのお出かけは比較的自由

旅行ほど大がかりでなくていい、近場のお出かけなら比較的自由に出来ます。
透析がない日は、ほぼ普通に動けるので、ドライブや買い物、友人との食事なども楽しめます。私も透析のない日は積極的に外出する様にしています。ただし、水分と食事の制限は旅行中も同じで外食が続くと塩分・カリウムオーバーになりやすいので、そこだけ意識しておくといいです。

さいごに

透析していても旅行を諦める必要はありません!事前の施設予約とスケジュール調整さえしっかりやれば、旅行は十分楽しめます。私も今月1週間旅行透析を利用し東京へ行きます。(去年は5月と9月に行っています。)
透析があるから無理じゃなく透析に合わせてどう楽しむかを考える。それが透析生活を豊かに楽しい人生にするコツだと思っています。
皆さんも旅行透析を利用し、人生を楽しんでいきましょう。

この記事を読んで頂きありがとうございます。
次回も透析生活!のリアルをお届けします。

※旅行透析の受け入れ条件・必要な書類・費用は、施設によって違います。実際に行くときは、通っている透析施設と、旅行先の施設に必ずご確認ください。

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書いた人:アグー

40代・血液透析の患者です。糖尿病性腎症から透析生活に入り、いまは週3回・1回4時間の透析を続けています。お金と制度のこと、体のこと、日々の本音を、当事者の目線で書いています。医療従事者ではありません。

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