糖尿病の合併症って本当に怖い〜健康診断を放置した私の話〜
最終更新:2026年5月4日
※この記事は私個人の体験談です。気になる症状がある方は必ず主治医・専門医にご相談ください。
はじめに
糖尿病は、甘いものを控えるだけの病気じゃない。じわじわと体を壊していく病気です。
日本で透析を始める原因の1位は糖尿病性腎症。私もその一人です。
健康診断の異常を放置したら、透析になった
糖尿病が見つかったのは30代中盤。会社の健康診断で血糖値や尿の異常を何度か指摘されていました。
でも仕事が忙しいし、痛みもない。「あとでいいや」と先延ばしに。
気がついたのは3年前。腎臓は回復不能なところまで壊れていて、糖尿病性腎症で透析が始まりました。
糖尿病は、痛くないうちに腎臓を壊す。
会社の健診に、腎臓の数字は入っていない
ここ、知らない人が多いと思うので書いておきます。
会社で毎年受ける健康診断。決まっている項目は11個です。身長・体重・腹囲・視力・聴力、血圧、胸のレントゲン、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、尿、心電図。
腎臓の働きを見る血液検査は、この中に入っていません。
腎臓の数字というのは、血清クレアチニンです。そこからeGFRという値が出て、腎臓がどのくらい残っているかが分かります。
会社の健診で出てくる腎臓の情報は、尿に蛋白が出ているかどうか。それだけです。
40歳から受ける特定健診のほうにはクレアチニンがあります。ただ、こちらも必須ではありません。医師が必要と判断した人に追加される「詳細な健診」の側です。
毎年きちんと健診を受けていても、腎臓の数字を一度も見たことがない。そういうことが起こります。
私は尿の異常を指摘されていました。それを放置しました。
健診の紙に腎臓の欄が無いなと思ったら、そこは聞いてみてください。
私が経験している合併症
網膜症
私は一度、目がほとんど見えなくなりました。眼底検査で網膜症が進行していて、手術を受けたことで視力が戻った経緯があります。視力に影響が出てからでは遅い病気だと、身をもって知りました。
神経障害
足先が少ししびれる程度。進行すると傷に気づかず壊疽→切断のリスクがあります。
経験していないけど怖い合併症
・心筋梗塞・脳梗塞:糖尿病で血管全体が傷むため
・足の壊疽:神経障害+血流悪化で起こる
ここから先に進めないよう、できる範囲のことをやっています。
やっていること
・血糖値管理:マンジャロでHbA1c 7以下に戻した
・眼科の定期受診
・足のケア:お風呂上がりにたまに見る程度
まとめ
糖尿病の合併症は、じわじわ進む・自覚症状が出にくい・戻らない。
私は健康診断の異常を放置して透析になりました。同じ後悔をする人を一人でも減らしたい。
健康診断で引っかかっている方、忙しくても一度病院へ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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