透析患者に鍋はどう?塩分3.9g⁉︎
公開:2026年9月29日
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
冬は、よく鍋を食べていました。調理が簡単で栄養が取れる!白菜が安く、入れればボリュームがありお腹いっぱいになるからです。しかし、透析になり鍋を食べなくなりました。塩分が気になるからです。
一人暮らしになり冬が来ます。スーパーでは鍋用の食材が売り場前面に来ています。透析患者でも食べれるか調べました。
気をつけるのは、具より「つゆ」
鍋のつゆには、3つが集まります。
- スープの塩分
- 具から出たカリウム
- 水
透析で気をつけている3つが、全部つゆの中です。
ひとつずつ見ていきます。
塩分:鍋スープ1個で3.9g
私が使っていた鍋スープは某メーカーの一人前からプチっと使える寄せ鍋味で1個23g・食塩相当量3.9g。
透析をしている人の塩分の目安は、1日6g未満。
(週3回の血液透析の場合。日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」)
1個で、1日の目安の3分の2くらいになります。
メーカーの公式レシピにも、栄養の数字が載っています。
寄せ鍋の1人分で、食塩相当量3.0g。
その下に、「つゆを75%摂取として算出」とあります。
鍋のつゆは、4分の3飲むものとして計算されているんです。
普通は、それくらい飲むということですよね。
カリウム:白菜から、つゆに出ていく
白菜は、生だと100gあたりカリウム220mg。ゆでると160mgになります。
(文部科学省「日本食品標準成分表」)
減った分は、どこに行ったのか。
カリウムは水に溶けやすいので、ゆでた汁の方に出ていきます。
透析の食事で「ゆでこぼし」をすすめられるのは、このためです。ゆでた汁は捨てる。
でも、鍋はゆでた汁を捨てません。
具を煮た汁を、そのままつゆとして食べる料理です。
白菜から出たカリウムは、つゆの中に残っています。
透析をしている人のカリウムの目安は、1日2,000mg以下です。
(同じく日本腎臓学会の基準)
水:1人前で150ml
鍋スープの作り方は、2個に水300ml。
1人前なら、1個に水150mlです。
つゆを全部飲めば、そのまま水分です。
私は、つゆを飲まない
辛い鍋は食べません。辛いのが苦手というのもありますが、辛いと水分を多くとってしまうからです。同じ理由で、スープもできるだけ飲まないようにしています。
「スープを飲まない」は、鍋だと、塩分とカリウムと水をまとめて避けることになります。
ただ、具にしみた分は入ります。つゆを飲まなくても、ゼロにはなりません。
今年の鍋は、つゆはできるだけ飲まない。
メーカーの計算では4分の3飲むことになっていますが、私は具が中心です。
鍋が好きな透析の人は、つゆ、どうしていますか。
食事の制限は、体の状態や透析の条件で人によって違います。塩分・カリウム・水分の量は、主治医や施設の管理栄養士の指示に従ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
← 記事一覧に戻る