第7記事

食事・水分制限のリアルな話

最終更新:2026年9月1日

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回は、透析患者あるあるを書きたいと思います。
正直これが1番しんどいかもしれない「食事と水分制限」について書いていきます。

この記事の内容

  1. 透析患者の食事制限、実はこんなにある!
  2. 水分制限が1番キツい!
  3. じゃあ何を楽しみにしてるの?
  4. 制限には、数字が決まっています
  5. まとめ

透析患者の食事制限、実はこんなにある!

透析になると食べ物にいろいろ制限がつきます。
代表的なのはこの3つです。
・カリウム(野菜・果物に多い)
・リン(乳製品・加工食品に多い)
・塩分(言わずもがな)
「野菜もフルーツもダメなの⁉︎」って最初は衝撃的でした。お医者さんにタンパク質系もダメ、野菜もダメ、フルーツもダメなら食べるもの無いですって言ったくらいですからね。笑 健康のために食べてたものが、透析患者にはNGだったりするんですよね。バナナ、トマト、アボガド等カリウムが多い食べ物はちょっと注意が必要です。
(カリウムが体内に溜まり過ぎると高カリウム症になり心臓が止まる場合があるそうです。)
とはいえ、絶対食べてはいけないというより、気を付けるという感覚に近いです。薬もあるので注意程度で大丈夫です。月の数値を見ながらある程度で我慢して下さい。

水分制限が1番キツい!

正直、食事制限よりこっちの方がキツいです。
透析患者は、腎臓の機能が落ちているので、体に水分が溜まりやすいんです。なので1日に飲んでいい水分量が決まっています。私は、水分をよく摂る方だったのでかなりキツいです。
夏場は特にキツく喉が渇いてもあんまり飲めない。飲んだら透析のときキツくなる。しんどくなります。

この「1日に飲んでいい量」を守るのに、私は目盛り(メモリ)付きのボトルが便利だと感じています。今日これまでに飲んだ量がひと目でわかるので、水分制限と相性がいいです。

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透析患者に役立つグッズは、「あると助かるもの」まとめ記事でも紹介しています。

じゃあ何を楽しみにしてるの?

制限ばかりとネガティブに聞こえますが、工夫次第で結構楽しめます。
例えば、薄味に慣れれば素材の味がわかるようになる。
塩分を控えるようになってから、食材そのものの旨みがわかるようになりました。また、最近は、宅食という便利なものも出てきており、そちらを利用する場合もあります。

制限には、数字が決まっています

日本透析医学会の「慢性透析患者の食事療法基準」を開いてみました。週3回の血液透析だと、1日の目安はこうなっています。

リンだけ書き方が違います。「何mgまで」ではなく、その日に食べるたんぱく質の量で上限が変わるという決め方です。たんぱく質を60g食べる人なら900mg、80g食べる人なら1,200mgまで、ということになります。

水分にいたっては「できるだけ少なく」。数字すらありません。いちばんキツいと感じているものが、いちばん曖昧に書いてある。ここは正直、笑ってしまいました。

リンの中身の違いについては、リンの記事に書いています。

まとめ

透析の食事・水分制限はたしかに大変です。でも、慣れてしまえば生活の一部になります。
最初は「こんな生活嫌だ!」「水が飲みたい!」と思っていましたが、(水が飲みたい!だけは今でも思っています。笑)今はこれが自分のスタイルって感覚になってきています。制限があるからこそ、食べられるものへの感謝が増えた気がします。
これからも苦しくない程度に食事・水分制限を頑張っていきます。

この記事を読んで頂きありがとうございます。
これからも、透析患者のリアルを書いていこうと思っています。また、誰かの参考になれば嬉しいです。

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書いた人:アグー

40代・血液透析の患者です。糖尿病性腎症から透析生活に入り、いまは週3回・1回4時間の透析を続けています。お金と制度のこと、体のこと、日々の本音を、当事者の目線で書いています。医療従事者ではありません。

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