透析患者はウイスキーを飲んでいい?ハイボールにした瞬間、話が変わります
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
今回はウイスキーの話です。
カリウムもリンも、ほとんど入っていない
日本食品標準成分表(八訂 増補2023年)で、ウイスキー100gあたりの数字を見ました。
- カリウム 1mg
- リン 微量
- たんぱく質 0g
第95記事に書いたとおり、ビールは100mlあたりカリウムが約34mg、赤ワインは約110mgです。桁が違います。
カリウムとリンだけを見るなら、ウイスキーは透析患者にとって、かなり優しいお酒でした。
水分は、飲んだ量がそのまま
カリウムとリンは気にしなくていい。でも水分は別です。
ストレートのシングルなら30ml。飲んだのは、それだけです。
ハイボールは、それを炭酸水で割ったもの。コップ1杯を150mlとすれば、120mlは炭酸水です。
炭酸水は、水です。
- ストレート(シングル)……30ml
- ハイボール(コップ1杯)……150ml
同じ「1杯」でも、5倍違います。
水割りも同じ。ロックも、氷は溶けます。溶けた分は水です。
「ウイスキーだから大丈夫」と思って選んだ飲み方が、いちばん水分の多い飲み方だった、ということが起こります。
数えるのは「杯」ではなく「ml」
調べて分かったのは、こういうことでした。
- ウイスキーそのものは、カリウムもリンもほとんど気にしなくていい
- 気にするのは、割ったもののほう
- だから「何杯飲んだか」ではなく「何ml飲んだか」で数える
- 飲んだ分は、その日の水分に足しておく
- つまみの塩分にも気をつける(第95記事)
そして、これがいちばん大事です。飲んでいいかどうかは人によって違います。心臓や肝臓の状態、検査値によっては止められます。必ず主治医に確認してください。
※この記事は透析患者の私が調べてまとめたものです。医療の助言ではありません。飲酒の可否や量は、体の状態によって一人ひとり違います。ここに書いた水分量は、成分表の数値をもとにした計算です。実際のグラスの量や割合によって変わります。飲む前に必ず主治医・透析施設のスタッフにご確認ください。
まとめ
- ウイスキーはカリウム1mg(100gあたり)、リンは微量、たんぱく質0g。ビールや赤ワインとは桁が違う
- カリウムとリンだけを見れば、透析患者に優しいお酒
- 水分は別。飲んだ液体の量が、そのまま水分になる
- ストレートのシングルは30ml。ハイボールはコップ1杯150mlなら150ml。同じ「1杯」で5倍違う
- 水割りもロックも同じ。溶けた氷は水
- 数えるのは「杯」ではなく「ml」。飲んだ分をその日の水分に足す
- 飲んでいいかは人による。必ず主治医に確認
みなさんは、どんな飲み方をしていますか。よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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