亡くなった透析患者の5人に1人は、心不全だった
こんにちは、透析生活!のアグーと申します。
第48記事で、毎月のレントゲンの話を書きました。
そのとき私の心胸比は51%。男性の目安は50%以下なので、少しオーバーです。肺にも少し水がたまっているかもしれない、と言われました。いまも51%のままです。
「少しオーバーか」で済ませていました。あの数字が何を見ていたのか、今回ちゃんと調べました。
亡くなった人の、5人に1人
日本透析医学会の統計(2024年末)です。亡くなった透析患者の死因は、
- 1位 感染症 24.2%
- 2位 心不全 19.0%
- 3位 がん 7.4%
心不全が19.0%。5人に1人です。がんの2倍以上あります。
心臓を弱らせているのは、水
腎臓が動いていれば、余った水は尿で出ていきます。私たちはそれができません。
飲んだ水は、次の透析まで体に残ります。残った水は血液を増やします。増えた血液を送り出すのは、心臓です。
つまり透析と透析の間ずっと、心臓は余分に働かされています。それが週3回、何年も続きます。
負担が続くと、心臓は大きくなります。大きくなった心臓は、うまく縮まなくなる。水を送り出せずに肺にたまる。これが心不全です。
「中2日で6%」という線
学会のガイドラインに、こう書かれています。
透析患者の体液管理は重要で、最大透析間隔日の体重増加を6%未満にすることが望ましい——。
中2日、週末明けのことです。解説には、4.8%以上で予後が悪いという報告も載っていました。
正直に書きます。昨日、中2日明けの私は5キロ増えていました。
体重の増えすぎは、我慢が足りないという話ではありませんでした。心臓の話でした。
レントゲンは、その通知表
心胸比は、心臓の幅を胸の幅で割った数字です。心臓が大きくなれば上がります。
毎月あの一枚で見られていたのは、「心臓がどれだけ働かされているか」でした。
私の場合、本来ならドライウェイトを下げて水を多く抜くところです。ただ私は透析後に血圧が落ちやすい。下げると除水が増えて、もっと落ちます。だから慎重にしています。
抜けばいい、という話でもないのです。
できるのは、地味なことだけ
ガイドラインが挙げているのは、塩分制限と水分制限でした。
塩分を減らす。喉が渇きにくくなる。飲む量が減る。体重の増えが減る。除水が減る。心臓が休める。
全部つながっていました。
まとめ
- 亡くなった透析患者の死因、2位は心不全19.0%。約5人に1人でがんの2倍以上(1位は感染症24.2%)
- 原因は水。出せない水が血液を増やし、心臓が余分に働き続ける
- ガイドラインは「中2日の体重増加は6%未満が望ましい」。4.8%以上で予後が悪いという報告も
- 心胸比は心臓がどれだけ働かされているかの数字。男性50%以下が目安。私は51%
- できるのは塩分と水分。そこにしかつながっていない
51%を「少しオーバーか」で終わらせていました。そして昨日、5キロ増えていました。
みなさんは、心胸比を言われたことがありますか。何%でしたか。よかったらコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
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