第130記事

献血ができない理由は、病名じゃなかった

最終更新:2026年8月2日

こんにちは、透析生活!のアグーと申します。

今回は、献血の話です。

働いていた会社には、毎年、献血バスが来ていました。

私は毎年、献血をしていました。誘われて行ったわけではありません。自分で行っていました。

透析を始めてからは、一度もしていません。

この記事の内容

  1. 「腎臓病はだめ」とは、書かれていなかった
  2. 1つ目は、薬
  3. 2つ目は、貧血
  4. 3つ目は、輸血を受けたことがあるかどうか
  5. 骨髄バンクも、同じでした
  6. 断るのは、その日の医師
  7. まとめ

「腎臓病はだめ」とは、書かれていなかった

日本赤十字社のサイトに、「特定の病気にかかったことのある方」という一覧があります。献血をご遠慮いただく病気が並んでいるページです。

心臓病。がん。けいれん性疾患。血液疾患。ぜんそく。脳卒中。梅毒。ネフローゼ症候群。

腎臓病も、腎不全も、透析も、この一覧には入っていません。

献血ができないとしても、それは「腎臓病だから」ではありませんでした。

では何で引っかかるのか。調べていくと、3つありました。

1つ目は、薬

赤十字は、薬を飲んでいる人の献血について、こう分けています。

飲んでいても支障がないのは、ビタミン剤や、ごく一般的な胃腸薬の類。

一方で、もとの病気を治療する薬は献血ができません。糖尿病の薬、狭心症の薬、抗不整脈薬、血を固まりにくくする薬などが名前を挙げられています。

透析でどんな薬を飲むのかは、前に書きました。ここで止まる人が多いと思います。

2つ目は、貧血

献血には、血色素量(ヘモグロビン)の基準があります。

男性は12.5グラム/デシリットル以上、女性は12.0グラム/デシリットル以上。これを下回ると献血はできません。

透析をしていると、腎性貧血が起きます。貧血の話は前に書きました。この基準は、そこで壁になります。

3つ目は、輸血を受けたことがあるかどうか

これは、健康な人にも知っておいてほしい話です。

輸血を受けたことがある人は、その先ずっと献血ができません。

赤十字は理由をこう説明しています。いまの検査法では見つけられない、未知のウイルスに感染している可能性が考えられるから。

そのうえで、こうも書いてあります。輸血を受けた人が何かに感染しているとか、病気であるということではありません、と。輸血の安全性をできるだけ高めるためのお願いです、と。

私は輸血を受けたことがありません。それでも、透析をしていると輸血の話は身近にあります。

骨髄バンクも、同じでした

献血がだめなら骨髄バンクはどうか。そう思って調べました。

日本骨髄バンクがドナー登録をお断りしている条件に、治療中の方、処方薬を使用中の方、輸血の経験がある方、貧血の方が入っています。

こちらも同じでした。

断るのは、その日の医師

最後にひとつ。

献血ができるかどうかは、病名だけで決まりません。赤十字は、病気や手術の状況、薬の内容などを合わせて、当日の献血会場の医師が総合的に判定すると書いています。

だから、気になる人は献血ルームで相談してください。この記事だけで決めないでください。

まとめ

毎年、自分から献血バスに乗り込んでいた人間が、いまは行けません。ただ、その理由は「腎臓病だから」ではありませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

※この記事は透析患者の私が調べてまとめたものです。医療の助言ではありません。献血ができるかどうかは、体の状態や薬によって違い、最終的には当日の献血会場の医師が判断します。気になることは、献血ルームや主治医にご確認ください。

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書いた人:アグー

40代・血液透析の患者です。糖尿病性腎症から透析生活に入り、いまは週3回・1回4時間の透析を続けています。お金と制度のこと、体のこと、日々の本音を、当事者の目線で書いています。医療従事者ではありません。

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